護衛任務から2日後、バルカンは訓練場で格闘訓練を朝から打ち込んでいた。
精神疾患であるPTSDとなり戦術人形でありながら銃の引き金を引けなくなり主な戦い方は【
バルカン「すりゃッ!ふんぬッ!せいぃッ!」
空手の演武の様に力強く素早い蹴り拳が空を切る。全方向から敵が襲撃してきたという想定でひたすら全力で演武を続ける。
そして徐々に5分後には身体中が大量の汗で噴き出て来ていたジャージもグチャグチャになりゆっくりとバルカンは腰を下ろし休憩を始めた。
バルカン「はぉ… はぁ… はぁ… まだまだだな…
…これぐらいじゃ【
【
バルカン「グリフィンCQCはもう覚えてるし… 取り敢えず "バ○道" あとるろう○剣心ととかも読んでなんか使えそうな技見つけるかな」
ほぼ格闘は前に滅茶苦茶に強いメイドにシゴかれた時以来、
バルカン「廻し受けいいなこれ… シャオリー… でも力みこそ解放のカタルシス、二重の極み?まぁ、片っ端から試してみようか」
色々と方向性は変な方向に行っている様な気がするがバルカンは気にも止めずに試してみようとする。
取り敢えずビショビショになった下着と服を脱ぎ、予め持っていったジャージに着替える。
バルカン「んっ… 胸がキツイ、もっと大きめの買おうかな。流石にシャツだけだとブラが透けるから嫌のんだよな〜」
因みに言うとバルカンは訓練場の壁や床、柱を何度か壊している。その度に何度も頑強に強化され、戦術人形のパワーにも耐えられる特注のサンドバックが用意されていた。
廻し受けは相手が居ないと出来ない、だからバルカンは取り敢えず全力でただ殴る。
構えと同時にゆっくりと息を吸い込む。そして右腕を弓矢の様に引き絞り力を溜める。そして大きな声と共に全身を使い握りしめた拳をサンドバックを殴り付けた。
バルカン「破ぁぁぁァァッ!!」
サンドバックはめり込んだ。そして衝撃が余りにも強すぎたのかサンドバックの裏側が衝撃で弾け飛び、辺りに中に入っていたモノが飛び散った。そしてバルカンは思わず叫んだ。
バルカン「うわぁぁぁ!また壊しちまったよ!また給料から差し引かれちまうじゃねぇか!!」
その後、サンドバックの修理代がバルカンの給料から差し引かれることとなった。
そして給料が少し減る事が確定した夜、バルカンは自室でアクション映画を見ていた。これは一応戦闘の参考に。と言う事でバルカンは見ていたがバルカンはアクション映画を見て夢中になりハマっていた。
バルカン「すげぇ、あんな動きもアリなのか?おぉ、派手な爆発的
ん?男よ人ってこう言う服好きなのか?ちゅっと恥ずかしいけどな…」
あと、スマホ弄りながら男の人が喜ぶ服とかを調べていた。
バルカン「ドウテイを殺すセーター?うわぁ… 見えそうじゃねぇか…
でも…着ればスミス喜んでるくれるのかな?…でもやっぱり恥ずかしいからやめよう」
その後、やっぱりデートにはスミスが買ってくれた服を着て行く事を決め、直ぐに寝巻きに着替えて布団に入りグッスリとスヤスヤ寝始めた。
訓練場、毎回壊して給料から修理代差し引かれてるバルカン