バルカン「うぉらぁ!チェストォォォ!」
雷を纏いながらバルカンはひたすら鉄血兵に殺菌し拳や蹴りで無力化していた。雷撃というより手加減でスタンガンの様にしているらしく攻撃が当たる瞬間にビチィッ!と電気の嫌な音が拳や蹴りを繰り出す度なの鳴り響いていた。
死神「雑魚ばかりデスね〜… このまま終わればいいのデスが…」
マーダー「そう?私はもっと混沌が欲しいわねぇ。このままじゃ味気な過ぎるからねぇ」
ペイロード「しゃべっている時間があるならサッサと戦ってください。幾らコーラップス技術で弾丸が大量生産できると言っても限度ってモノがありますから」
ペイロードは警戒を怠っていないが楽勝ムードだった。ジュピター砲が破壊され爆発で鉄血兵やその指揮がグダグダになっている状態では簡単に前に進む事が出来た。
バルカン「ふぅ… ここら辺は片付いたな。さっさと終わらしてスミスとクリスマスデート… スミスとクリスマスデート… はぁ!もう想像しただけでも胸がドキドキして来た!」
ペイロード「バルカンさんフラグになりそうな事言わないで下さいよ〜、意外と現実になり易いんですかから」
マーダー「この後、バルカンは一発の凶弾で… ってなると思うと笑えるわね。クリスマスにデートがクリスマスに葬式って感じになってりして?」
バルカン「死なねぇからな私!死んでたまるか!」
笑いながら話すマーダーに少しイラッとしつが抑えるバルカン。
ここら辺はもう制圧した…。
と思っていた時、大量の榴弾が空から降り注いで来た。突然の事だがバルカンは空に向かって貯めていた電気を放電し榴弾を誘爆させた。
そしてその放電をすり抜けた榴弾はペイロードとマーダーが撃ち抜き、近距離まで迫った榴弾は死神の能力で一等両断し信管を破壊し起爆をさせなくした。
「ドウモ グリフィン=サン コロスベシ慈悲ハナイ!!」
「エリちゃんを泣かす奴に明日を生きる資格は無え!!」
「リヤ銃死すべし慈悲は無いぃぃ!!」
ゾロゾロと湧き出るなんか色々な憎悪が感じらる謎の黒い巨大装甲兵、そのゾンビの群れの様にあっという間にEA小隊を取り囲んでいた。
バルカン「お前らぁ!私はさっさと終わらしてクリスマスを彼氏のスミスのデートしたいんだよ!ここに来んじゃねぇ!」
「コイツゥ!リヤ銃だ!絶対にぶっ殺す!」
「聖なる夜に性なる夜を過ごす機だぜ!殺す!」
その他、罵詈雑言が大量に放たれた。
「クリスマスを死んだスミスの血で染めてやる!」
バルカン「アァァ?今、なんて言いやがった?」
その一言でバルカンの中のナニカが切れた。
バルカン「私はのう罵倒されても、どう言われようと構わねぇけどなぁ、死んだスミスを血で染める?ァァ?
お前ら、一生トラウマになるくらいにぶっ飛ばすからな?どう泣き喚いても私はお前らが泣くまで殴るをやめないからな?」
ペイロード「バルカンさん落ち着いて下さい!ざっとみて1500とか2000は居ますよ!無闇に突っ込まないで下さい!」
バルカン「いや、敵である事には変わりねぇんだ。暴れ足りないんだろマーダー」
マーダー「面白そうだから乗って上げるわ。アイツらが許しを乞う姿を想像するとゾクゾクするわぁ♪キャハハハッ‼︎」
死神「仕方ないデスね!私も参戦デース!!」
ペイロード「あぁぁ!もう結局なんでそうなるんですかもう…
全く… 全員生きて帰りますよ絶対に!」
約2000の装甲兵VS4人の戦いが幕を開けた。