バルカン「……う〜〜ん… チョコレートを溶かして…」
マーダー「アホなの?湯煎にするのよ。ホントにバカね」
バルカン「うるせぇ、こういうの初めてなんだよ」
カフェの厨房、珍しい二人組がエプロンをしてチョコレート作りをしていた。
事の発端はチョコを作りたいけど失敗したくない。なら料理得意そうな奴に教えて貰いながら…。と言う事でマーダーにお願いしたのが発端。
作るのは生チョコレート。あと余ったチョコはハート型の形に固める予定だった。
バルカン「おぉ、解けて来たな… 」
マーダー「貴方、そういえばこの新鮮なミルクは何処から買って来たの?こんな量の牛乳は今時高いのよ?」
バルカン「それは言えない。ヒミツのルートを使ってるからさ♡
まぁ、そんな事より早く教えて!」
マーダー「…………なんとなく分かったわ。これ以上は言わないでおくわね…牛乳を少しずつ溶かしてね。余り入れ過ぎると固まらなくなるから…
…って入れ過ぎよ!大雑把にも程があるでしょ!?」
バルカン「ゴメンゴメン…… まだあるからもう一回やるか」
その後、順調にバルカンは生チョコレートを作る事が出来た。マーダーも分かりやすい様にペースを合わせて作った。
そして、余ったチョコとホワイトチョコでハート型のチョコを作ろうとした時、ちょっとした事件が起きた。
バルカン「このホワイトチョコ、一旦別の所置いとくな。」
マーダー「そうね。グチャグチャ過ぎる事故は起こり易いからね。あっちの所に湯煎と一緒に置いて起きなさい」
バルカン「分かっ……ギャァッ!?」
その時、バルカンはホワイトチョコが入っているボールを持ったまま盛大に転んだ。そしてホワイトチョコが入ったボールが顔に直撃し辺り一帯にホワイトチョコが飛び散った。
バルカン「アヅイ…… ん?……甘っ… 美味… 美味しい…」
ほぼ全身に掛かる白い液体(溶けてるホワイトチョコレート)、そして女の子座りをして指を舐めている仕草は公衆の面前ではとても見せられない姿をしていた。
マーダー「貴方ねぇ…… 絵面が18禁になってるからさっさと着替えて来なさいこの痴女」
バルカン「うるせぇな… 分かったよ。美味しいけどベトベトするから最悪だな…」
バルカンは服を着替えに向かった。
そんな事故が起きながらもバルカンのチョコレート作りは無事に終了し生チョコとハート型の二種類のチョコが完成した。
バルカンはウキウキしながらチョコをハート型の箱に入れ、急いでスミスの元へと緊張しがら急いで走って向かった。