起きたバルカンはペイロードに正座させられていた。原因は昨日の出来事で未遂だったから良かったものの危なかったからだ。それと禁酒中なのに酒を飲んだと言う事もあり、かなりペイロードは怒っていた。
そんな事があり雰気不味い空気になってしまい、無言でバルカンは昨日の夜に食べそびれた牛丼とチーズバーガーを食べ。ホテルの鍵をフロントに返し暇潰しに適当に街をブラつく事にした。
バルカン「(うぅ… 話しかけ辛い…)」
ペイロード「(どう話しかけたらいいだろ…?)」
お互いに話す切っ掛けを見つけられずに街を歩く羽目になっていた。
一般の人や柄の派手な服を来た人や黒服と色々な人とすれ違う。派手な宣伝の看板や店、綺麗に舗装された道路はこの街がどれだけ潤っているのか改めて確認出来た。
そして12時に昼ご飯を食べ時間が過ぎ14時頃、まだお互いに切っ掛けを作れずにいた。
バルカン「………(マジでどうしよう…)
………ん?なんだ?」
どう話せばいいのか。気まずくて離せないこの状況をどうするか…。
そんな時、目の前の歩道目が行く。
バルカン「(なんだあの黒服の奴ら?カツアゲ?)」
ペイロード「(何見てるの…?…あっ……)」
ボロボロの衣服を着た女性に暴力を振るう黒服の集団に気付く二人、それに気付いた黒服の男とその取り巻きが怒鳴り散らしながら迫ってきた。
「おい!ゴラァァ!!見せ物じゃねぇぞ!」
「お前もボコボコにしてらろうか!?あぁ!?」
バルカン「なんなんだよコイツら…!?」
ペイロード「なんでこう言う事に……」
ナイフを懐から取り出し構え始める。見逃してくれる気は更々無い様子。完全にタチの悪いトラブルに絡んでしまったらしい。
バルカン「これ… どうせ逃げても追って来そうだし喧嘩を買うしかないらしいなこりゃ」
ペイロード「はぁ〜… さっさと帰って布団に寝転がって寝たい…」
この地区の基地が無い以上、街中という事もあり下手に銃を発砲する訳には行かない。降り掛かる火の粉は自分の手で払うしかない。
バルカンは黒服の群れに突っ込み顔面に飛び膝蹴り、そるから倒れ込んだ黒服を片手で掴み回し他の敵へとぶん投げた。
ペイロードはバルカンの後に続き、バルカンが対処しきれなかった敵に向かってグリフィンCQCを決め、コンクリートの地面に叩き付け、敵の股間を全力で蹴り上げて無力化した。
たった数十秒で黒服の男達は蹴散らされ地面に倒れ込み白目剥いて気絶したり泡吹くのが出始めた。
バルカン「こんなん雑魚だな、アレと比べたら屁でもねぇ」
ペイロード「アレ?」
バルカン「S09P基地のアーキテクト、まぁ比べる事自他お門違いだけどな」
模擬戦の仮想敵とはいえ、スラスターからの重く素早い一撃。それに何度電子空間内で死んだ事か…。今思えば軽くトラウマになっていた。
バルカン「あっ… そのな〜…… 昨日はごめん…」
ペイロード「何ですか急に… 別にアレはお酒のせいですから。これからは酒は絶対に飲まないで下さいよ?」
バルカン「分かったよ、流石に懲りたからな、それよりも… お前大丈夫か?」
バルカンは黒服にリンチにされていた女性に心配そうなか話しかけた。