バルカン「おまえ大丈夫か?」
ボコボコにされ、汚れてはいるが高そうなスーツを着た女性。って言うよりかはバルカンよりは背が小さいし何故か猫耳付いているが…。
「ありがとうだにゃ〜…!メチャクチャいたかったニャよ〜!」
…っていうかよく見てみるとIDWだった。
そして、更に黒服のスーツを着たいIDWが4人がボコボコにされたIDWの元へ駆け寄った。
「あんた達は何処の組のもんにゃ?」
「いや〜助けて貰ってホントに感謝するにゃ〜」
IDW「助けて貰った礼をしなきゃならないにゃ!二人とも事務所に付いて来て欲しいにゃ!」
助けたIDWと4人の黒服のIDW、かなり大声で煩いが純粋にお礼をしたいだけの様だった。
バルカン「おう、そうか。っ?」
ペイロード「お礼は結構です。行きましょうバルカンさん」
バルカン「ペイロード。お礼したいって言ってんだから素直に行った方がいんじゃないか?」
ペイロード「そうですけど…… まぁ、そうですね。行きましょうか」
ペイロードは行きたくなかったが行く事にした。
IDW5人とバルカンとペイロード、7人となるとかなり目立っていた。更に大声で携帯で組長なる人物に話すIDWのせいで更に悪目立ち。通行人の人目が集中する羽目になった。
そして着いたのは一件の店だった。
IDW「ここが春田組の事務所にゃ!って言っても弱小過ぎて真っ当な稼ぎしか出来ないけどにゃ…、でも組長の入れるコーヒーと夜に作るカクテルは別格にゃ!」
店名は『セレナ』
主張が激しい店の外の広告看板は出さずに隠れ家の様な雰囲気、IDW5人に連れられ店内に入ると店内は落ち着いた雰囲気、そしてさっきまで大声で悪目立ちしていたのとは一変しIDWは声を抑えて喋っていた。
そしてカウンターにはオレンジがかった茶髪の女性がいた。その容姿から戦術人形のスプリングフィールドとは分かった。
IDW「組長〜!命の恩人を連れて来たにゃ!」
春田「あら?貴方達がIDWの一人を助けたらしいわね…。本当はもっとしっかりした礼をしたいけども生憎ね〜…、せめて淹れたてのコーヒーと菓子でも頂いてね?」
バルカン「お、おう。分かったありがとう」
ペイロード「ありがとうございます…」
出された菓子を頬張りながらコーヒーのいい匂いを嗅ぎながら啜る。本部のBARの春田さんとは違う風味を感じながら味わった。
会話から、この春田さんは組長でここは事務所らしいがIDWが話していた通りこの組はかなり小さい組らしい。
春田「それにしてもグリフィンの人達がなんで
バルカン「知ってんの?」
春田「有名人よ、EA小隊は。特に貴方。一人で人権派の基地壊滅させたって裏社会じゃ要注意人物ね。あとそこの隊長さんもDG小隊の隊長の妹って有名人。街でからまれても不思議じゃないわね。あっ、でも私は別にどうしようって事はしないわ。別に恨みも何もないし」
一瞬、何処で聞こうと思ったが聞かない事にした。
30分後、ゆっくりコーヒーと菓子を食べ終わった後、バルカンとペイロードはお礼をいい事務所を後にしようとした。
春田「あら?もう行っちゃうの?」
ペイロード「長居は迷惑だと思いますので」
春田「ペイロードと言ったかしら?気を付けなさいよ?最近K06のこの街はいい噂を聞かないから。さっさと出て行った方が身の為よ」
ペイロード「?… 心配してくれてありがとうございます。では…」
バルカン「?… どういう事?まぁいっか。コーヒーと菓子美味しかった。ありがとうな!」
この後、何回か絡まれたがホテルまでたどり着き、無事に二日目を終える事が出来た。