シャルーア「遊ぼうっ!アハハハ!」
バルカン「テメェと遊んでるひまは無ぇ!」
暗い下水道、鉄塊の様な拳を振りかざしながらバルカンに向かって突進、バルカンはそれを避ける。鉄血工造の近接特化ハイエンドのシャルーアは凄い音を立てながら壁にぶつかるが体勢を素早く立て直して更に野獣の様に襲い掛かってきたがペイロードの正確な援護射撃により一旦身を引いた。
シャルーア「つまらないことしないでよ!アタシはバルカンと遊びたいの!ゴミ虫は消えて!」
ペイロード「好きな様に言えばいいですよ!」
シャルーア「なら、擦り潰す!」.
バルカンから意識を離しシャルーアは地面が陥没するぐらい蹴り込み殴り掛かる。ペイロードは冷静に躱しすが回避される、銃弾を放つが狭いとはいえ暗くいが水道そして壁や天井を蹴り込み高速で立体的に動くシャルーアに攻撃を当てるの困難だった。そして当たったとしても機械化され狙撃銃の弾すら弾く手足の装甲、と非常に厄介だった。
シャルーア「死ねぇゴミ虫ぃィ!……え?」
バルカン「私の事忘れんじゃ…… ねぇッッ!!」
シャルーア「!?!…グぎゃっ!」
高速で飛び掛かるシャルーアの顔面に下からアッパーが決まった。バルカンの剛力で無理やり勢いの方向が捻じ曲げられ真上に吹っ飛び天井を激突、その瞬間、間髪いれずにシャルーアは天井を蹴り込み拳を握り締めて振り下ろしたが狙いが大雑把で当たる事は無く地面に振り落とされた。
シャルーア「いったいなぁ〜、頭ぐらぐらする〜、あっ…!そろそろ真面目に探さないとアルケミストに叱られるから戻るね!また遊ぼう!」
そう言うとシャルーアは辺り一体の瓦礫を無茶苦茶に飛び散らす様に払い下水道の奥へと消えていった。
あまりにも急展開で突然の出来事、怪我しなくて済んだのに越した事は無いがバルカンはあの事をペイロードに話した。
ペイロードは頭を抱え、腹を押さえ、ため息を付いた。
ペイロード「なんでそんな厄介な分からない物体拾って来るんですか…… 」
バルカン「だってコレぇ… なんか大切な物入ってそうで中身気になったから… まさか組織と鉄血がこの街に入り込んで探してるなんて誰も思わないだろ…」
ペイロード「まぁ、鉄血と組織が絡んでいると言う事はこれは碌な物じゃないのは確かです。
…この箱を持ってしまった以上捕まれば殺されるかそれ以上の事されるかかも知れません。なのでさっさとこの街でましょうか」
バルカン「本当すまねぇ… ん?
…誰だお前」
シャルーアが去り、ひと段落着いて話していた時。此方をずっと監視していた人影に気付いた。付けていた事がバレたその人影は二人の前に現れた。
「ふぅ〜… 怖かった…鉄血まで出始めたなんてな… お前さん達、初め会って失礼だが " 賽の花屋 " がお前らを探している。身の安全も確保するから付いて来てくれ」
臭いホームレス風の男性、二人は怪しむが一旦この話しになる事にした。