薄暗く臭い下水道、バルカンとペイロードは謎のホームレスに連れられて歩いていた。監視し何故助けてくれるのか?色々と怪しいが鉄血も彷徨くこの場所よりかは幾らかは安全と思ったからだ。
「この先に賽の河原があります」
ペイロード「そうですか… 所でなんで私達を助けるんですか?」
「そうですねぇ… 強いていえ " 賽の花屋 " の指示ですかね… 」
ペイロード「そうですか…
(確か1年前からグリフィンで指名手配された情報屋でしたっけ?…でも記録では行方不明で死亡扱いでしたよね…… まだ全く分からない、ここはまだ深く考えない方が良いかも知れないですね…)」
賽の花屋は昔、グリフィンで情報を横流しをしていた情報の横流しをする際に花束を渡し、賽の河原の賽から「賽の花屋」と呼ばれるようになった情報屋、しかし昔に行われたグリフィンの大規模な不正の粛清でバレて追い出され行方を眩ませていた。
その花屋が何故今頃?
そして何処で自分達の事を知ったのか?
ホームレスに連れられ下水道を抜けると、巨大な防水壁のある広い空間に出た。その二人は横の鉄の扉に入って行く。
バルカン「す、凄えぇ…… 」
ペイロード「凄い……」
広がっていたのは豪華絢爛な和風の建物、綺麗な官能的な花魁をした人形が木の格子から見え、更にはあからさまに違法な程の高額を賭けられるカジノまで…。それに群がるのは高いスーツを着たスーツケースをもった人達、あからさまに違法行為の現場だが事を荒げる訳にも行かず今は無視した。
そんなこんなで、二人は最奥にある大きな御殿の前に着いた。
「ここが賽の河原です、では此方へ。賽の花屋がお待ちになっています」
豪華な扉を開いた。壁がアクアリウムで魚が泳いでいて大理石の真白な柱が何対も立っていた。
二人は通路を子綺麗な道を光景に圧巻されながら歩いた。真ん中の席には誰かの人影が見える。そして話しかけられた。
「ほんと笑えるよ〜 運命の悪戯の様に " パンドラの箱 " を偶然手にいれちゃうんなんて… どっかのラノベの主人公なの?流石は裏社会とかグリフィンタレコミ掲示板とかで色々と有名な人だね」
銀髪に赤青のオッドアイ、それだけで充分グリフィンの人形なら特定は簡単だった。
ペイロード「賽の花屋の正体ってMDRだったの?」
バルカン「パンドラの箱ってコレの事か?」
その瞬間、MDRの目つきが変わった。
グリフィン本部
MCR内
味方も敵も、全て斬り伏せらていた…
人形の残骸の山に立つのは人工血液に濡れ銀髪に赤黒い血のシミが付きただならぬ雰囲気を纏っていた。
マーダー「もっと絶望を… もっと悲鳴を… もっと血肉を… キャハハハ!
それは蠱毒で起きた事、そして得た全てを思い出した無慈悲な悪魔的戦力が再誕した瞬間だった。