タリン制圧戦及びアイソマー救出作戦終了同時刻…
S13地区を覆う無数の巨大な六角形の飛行物体、そこから雨のようにレーザーがターミネーターに降り注ぐ。
ソホォス「一回死んで頭冷やしないポンコツ」
ターミネーター「嫌なんだよ、あの人が居ない世界なんて…!!」
ソホォス「それは彼が望んでいる事じゃない!貴方には生きて欲しいから彼は身を挺して守ったんじゃない!その意思を疎かにする気かしら!」
ターミネーター「煩い黙れ!お前があの人の何を分かったつもりで話してるんだ!」
その後の戦闘は苛烈だったわ。まさか片腕、右目持っていかれるなんて想定外よ。
でもターミネーターの片足と腹に風穴を開けれた相討ちね。
なんとか死傷者はゼロだけどS13地区がもう戦略的価値なんて無い程の更地になっちゃったわね。私が原因だから後で何とかするけど…。
ソホォス「まっ、S13地区が完全崩壊したのは今話した事が原因よ」
ペルシカ「ホント貴方何者なの?万能者クラスって事は分かったけども…」
(こんなのに少し慣れてしまっている自分が怖い…)
ソホォス「それは…… それは置いておいてバルカンの義体の件、この子も入れてあげなさい。役に立つわよ」
ボロボロでベットで寝ているソホォスは立ち上がりスキマを開き、何処からかリホの首根っこを掴みペルシカの前に突き出した。
リホ「な、なんや!?一安心した息付いてたのに!」
色々な箇所に包帯巻いてコーヒーカップ片手に持ったままのリホ。
ソホォス「リサ・アルマス
ぶっちゃけると少し前に
胡蝶事件で死んだ筈じゃ?と思ったペルシカだがソホォスによると「人間の魂をデータ化して移さないか、胡蝶事件当日死にかけヤケ糞でやってなんとかほぼ成功したのよ」とのことらしい。その事をリホに問い詰める。
リホ「そう言う事らしい、けど実感持てないわ」
思い当たる節はある。けども何故ソフォスにその事を言われているか分からない。
ペルシカ「生体義体って完全に技術不足でやれない四世代戦術人形の構想よ?あと10年はしないと無理よ。安易に命を生み出すものじゃない」
ソホォス「部分的に生体義体を培養、強化して最終的に繋げればいい。その難易度高いけどコイツなら出来るわ」
リホ「無理やろ!培養するにしても強化するにしても施設が無いし今のモンじゃ100%不完全な奴になる!小さい指ならまだしも身体全部を部分的には無理や!強化なら後からなり出来るけどそれは嫌やから出来んよ」
完全なクローンなら今の施設でも間に合う。しかし胴体の様な大きな物だと部分的に培養するとなると不具合が生じる。今の施設じゃほぼ無理。そう言い切るリホにソフォスはため息を吐きながら話した。
ソホォス「出来る設備と機械があればやれるのよね。はぁ… 分かったわ。貸してあげるけど他言無用よ」
何処からとも無く物音が立つ、ペルシカとリホは物音がした空いていた広めの部屋へ何が起こったのか確認しにいく。
部屋にはほぼ新品の状態の培養装置が5台それと必要な施設と大量の培養液、そしてアタッシュケースが4個置いてあった。
ソホォス「これで出来るわよね、アタッシュケースには私からのはした金が入っているから。じゃ私はベットで寝てるわ。流石に休まないとキツいから」
そういうとベットのある部屋にスキマを繋げれ入ってベットに潜り込んだ。アタッシュケースを開くと大量の札束が詰まっていた。
ペルシカ「何故私達にコレだけしてくれるのかしら?」
リホ「命拾いはしたけどそれ謎なんよね…」
色々と謎が深まる。
培養装置は今の最新式を凌駕する性能、培養液も今の技術じゃ精製不能な高純度な物。アタッシュケースには約10億円程の金。それをはした金と言うソホォス。
だが今は作る事が可能になった構想段階の第四世代の戦術人形、その製作に取り掛からないといけない気が何故かした。