S13地区の崩壊、その異常な惨状にグリフィン本部の上層部は混乱を極めていた。EA小隊は半壊、そしてターミネーターとソフォス、その二人の戦いだけで地区は崩壊したと言う事実に。
ソフォス以外にターミネーターに何一つダメージを与えられない。既存の兵器では勝てない
生体義体研究室、そんな事はお構い無しにペルシカとリホは生体義体の製造に尽力を尽くしていた。それで勝てる気はしない。だがやらなければいけない。そんな不確かな意思を信じて。
リホ「はぁ… あとは調整と接続だけやな〜…」.
ペルシカ「この機械のお陰で案外時間は掛からないものね」
リホ「そやな。ホンマにこれ凄すぎやで」
想定の倍以上の進捗具合にご満悦だった。かなりの速さで、そしてトラブル無く終わる事が出来たたからだ。
リホ「ソホォスの考えてる事分かればええんやけどな」
ペルシカ「それが出来たら苦労しないわよ」
リホ「そやな…。取り敢えずTV見ない?最近オモロい番組とか撮り溜めしたアニメとかあるからの」
ヘトヘトな二人は休憩室に移動、リホが気になっている番組を見る事に。
テレビを付けると他愛の無いCMが流れて商品や番組の宣伝が流れる。
リホ「そろそろやな。SA○KAの再放送…… ん?」
その番組に切り替わる瞬間に画面が暗転、そしてノイズが走る。
リホ「……? 電波悪いんか?」
ペルシカ「珍しいわね」
すると何処かの廃墟の映像が流れる。そして見覚えのある奴の姿がゆっくりと瓦礫に腰掛けて現れた。
ターミネーター『単刀直入に言う、S13地区を崩壊に陥れたのは私だ。』
黒い装甲を纏うモノ。異常存在がそこにはいた。その直後、遠くからの爆音が響き渡り、困惑するもお構い無く話し続ける。
ターミネーター『今のは加減して廃墟を攻撃した。本気を出せばS13地区の様な有様になるぞ?いやだよな、そんな惨劇になるのはな嫌だよな?そうならない様に、一週間以内にバルカンを差し出すせ。それか殺せ。諦めの悪い様ならこの地区ごと破壊する。」
そして映像は元に戻り、SA○KAの再放送が流れて始めた。そして消防のサイレント、グリフィンの人形達が慌ただしくなる。
その後、EA小隊は緊急召集がかけられてた。あの装甲の異常存在の事で。
バルカンを差し出すか、はたまた……。
答えは決まっていた。
ペイロード「バルカンさんを見捨てる訳ないじゃないですか。あのテロリスト野郎を捕まえて何でこんな事したか吐き出させましょう。」
当然、差し出す訳が無い。
こうして、黒い装甲の異常存在ターミネーターとの決戦のカウントダウンが始まった。