ターミネーターの尋問は続いていた。25年後の事、そしてあの突如としてスキマから現れたり消えたり、不可思議な現状を起こすソホォスの能力についても。
ターミネーター「アイツの能力は境界操作だ。温度、空間、精神や時間、概念すらも操る対策困難なチートだよ。」
更に細かく聞くと全ての事象を根底から覆す能力であるらしい。物事の存在には境界が存在し、全てのものに境界が存在しなければ、それは一つの大きなものであることになる。即ち論理的創造と破壊の能力である。論理的に新しい存在を創造し、論理的に存在を否定する。対策も防御法もほほ存在しない、神に匹敵する力とされる。
今回の洗脳は人の認識の境界を操られて確証も無く完全に信用してしまったと言う事らしい。
ターミネーター「私でもどうにもならない時もある。そこは仕方ないさ。対策出来たとしても万能者や蛮族戦士、そういうイレギュラーな存在だけだ。だからと言って対策にも限度があって厳しいものがあるがな」
一方その頃、ソホォスはと言うと尋問にあたっている人形は半分諦め状態。
「取調べといったらカツ丼でしょ?」とカツ丼を催促され続け、折れて渡したら「飲み物とかないの?コーラがいいわ」と好き勝手やり放題。
最終的には独房は床はフカフカの絨毯、ベットにテレビ、冷蔵庫といった普通に生活出来る程に充実し。ベットに寝転がりながら携帯ゲームをやり始める始末。
…とはいえ。断片的だがある程度の事は話していた。
ソホォス「25年後よ?貴方方は気にする必要はないわ。滅ぼされはしない世界は救われるわ、多大な犠牲を払ってね。私は後2日でここから離れるわ。やる事があるから。久しぶりの尋問には飽きたし」
スキマを開き独房の中のベットにダイブしたと同時にスキマは閉じた。
ソホォス「もしかしたら、、、私達では変えられない運命かも知れない。
けども……
あの作戦からバルカンはずっと考えていた。
リヴァイルから言われた事だ。頭では分かってはいた。いつかはトラウマを克服しなければならないと。その現実から目を逸らしたくて別の道に逃げてしまった自分が居た事に。
ニョルニルの高出力の電力、更にアマルガムの黄金の力を使えば毎分12000発を超える性能と化す可能性がある。しかし……
バルカン「分かってはいるんだけどもよ〜…… でもやらないと」