大陸横断鉄道……豪華列車内
バルカンはソホォスの示した座標、イラン南部の遺跡群へと向かおうとしていた。自身の中にある "パンドラの箱" の正体の調査の為だ。
今はまだ雪が降る山間部、豪華列車の中は快適な空間で最上級の体験が出来る。まさに上級階級の社交場、VIP御用達だ。
そんな豪華列車のVIPルームの家族部屋にバルカン達は休んでいた。
バルカン「へへ、どうだ。溜まりに溜まった報酬金をたんまり使って用意した豪華列車は?」
マーダー「脳味噌筋肉の貴方にしてはやるじゃない。」
ペイロード「それでも4分の1も減ってないバルカンさんの預金口座、どんだけ溜め込んでるんですか、、、」
バルカンは必要経費以外は殆どお金を使わない、使うとしてもほぼ酒と外食だ。その為預金口座の金額はとんでもない事になっていた。そのお陰で豪華列車へ乗る事ができた。
リホ「ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"〜……」
バルカン「いつまでマッサージ機に座ってんだ?しかも保温アイマスクと顔パックのフル装備で。」
リホ「アンタらの "お守り役" なんていらんやろ?マーダーにペイロードもいる。だから全力リラックスタイムや。」
バルカン「おい、これでも便宜上は "仮のEA小隊の指揮官" になったんだろ?もっとシャキッとしてくれよ。」
リホ「見せかけのハリボテ仮指揮官やぞ?指揮権なんて無いわアホ。他の指揮官は手が離せない。…やけども丁度そこに地区丸ごと消し飛んで本部で暇してるちょうど良く居たってだけや。」
流石に人形だけで行動させる訳には行かなかった。しかし他の地区の指揮官が離れる訳にはいかず。EA小隊という特殊な戦術人形の集まりの指揮となると厳しいものがある。
しかし、ちょうど良くG&K本社で暇していて。ちょうど良く特殊な人形でも指揮できるだけの経験ときてんの効く
リホ「あぁ〜…… 鉄血だったやで?もう少しは警戒したらええやろ?」
バルカン「万能者と絡んでる時点で下手に悪さ出来ねぇから警戒する必要ないだろ。」
リホ「はぁ…… 確かにそうやけど、そうやけども……」
リホ・ワイルダーこと
リホ「はぁ…… 本当になんでこんな…… 運が…… 」
バルカン「まぁ落ち込むなよ、まだ私の預金は沢山ある。ここにはカジノもあるし美味い飯もある。楽しもうぜ。」
リホ「そ、そやな。せっかくの豪華列車や。ほな、食堂車に行くで!」
バルカン「よし、その勢いだ!おいペイロード!マーダー!昼メシ食いに行こうぜ!」
そして四人は食堂車へと向かった。
さてリホさんがいる時点で波乱が起きるのは確定よ〜