まだまだやれる!
豪華列車内……
バルカン達は今食堂車へと昼ごはんを食べに向かっていた。予約した人気の豪華列車の最高級ランチは是非とも食べたいものだ。
自然と足取りは軽やかになる。品のある高級な内装は心穏やかになりゆっくりとした時間が流れる。
しかし、その犯し難い空気は一瞬で破られた。
どぉぉんっ!
突然の事にマーダーの気軽が悪くなる、それとリホ指揮官は頭を抱えた。
マーダー「どっかのアホが何かヤラかしたの?チッ…。」
バルカン「なんだよ、列車強盗か?せっかくの台無しにする気かよ。」
ビィィィィッ!……ズガァンッ!バギィッ!
や、やめ…… キャァァァァァァ!!
何か物が強烈に叩きつけられた音が響き渡るとまだ遠くの食堂車の方でレーザー銃の音や叩きつける音が響き渡りそれと同時に悲鳴が聞こえる。流石にこれは不味いと全力で食堂車へと向かう。
そして食堂車の一歩手前の車両に何故か自動ドアに挟まれているボロボロの黒い少女がいた。
ニモゲン「な、なんなのよ…!こんな強いだなんて聞いてない…!」
バルカン「あの時の黒服の美人じゃねぇか。どうした?」
マーダー「パラデウスの "NYTO" って食べた事なかったのよね?高級ランチの前菜って事で良いわよね?(顔が笑ってない)」
ペイロード「やめて下さい、取り敢えず
リホ「はぁ……(クソデカため息)。全部終わったら穴掘って埋めてコンクリート流して無かったことにしよか?」
バルカン以外せっかくの高級ランチを台無しにされイラついていた。ボロボロの黒服の少女こと "NYTOのニモゲン" だ。そして目の前の絶望的な光景に顔が青ざめる。
ニモゲン「こ、こんなのあんまりよ!ふざけんな!」
リホ「なんか…、ご愁傷様やね……」
何がなんだか分からないが同類な気がしたリホは同情した。ニモゲンに目が行く中、バルカンとマーダーは食堂車の方へと目を向ける。未だ打撃音と物の壊れる音が響き渡る。
バルカン「あいつの怪我、打撲だけっぽいし全部近接格闘か?」
マーダー「あいつかと思ったけど違った様ね。でもNYTOが理不尽にボコされる力ってヤバくない?滾って来たんだけど。」
バルカンはいつ何が起きてもいい様に身構えながら食堂車の扉を開ける。
そこにはメチャクチャな壊れた食堂車とパラデウスの歩兵人形のストレリツィが10人、パニッシュが5人が地に伏せて機能停止していた。
そしてその惨状を作り上げた犯人は呑気に棚にあった高そうな酒を飲んでいた。
???「ん?あいつらの仲間か?」
バルカン「いや違う、だが流石に見逃せないな。すまねぇが捕まってくれ。」
???「今は捕まるわけにはいかねぇんだよ。だから全力で抵抗してにげてやるよ。」
お互い拳を構えると同時に瞬間的に距離を詰める強烈な勢いの拳同士がぶつかり合った。
その衝撃波で食堂車は激しい揺れが起きそれと同時に戦いの幕があがった。