蝶事件前…
開発室、研究職員の個人開発する為のスペースだ。出世欲があり研究意欲がある研究員達は個人で研究開発をしている。
その結果が認められれば高い評価を受け高額の報酬。最高で研究所の主任に慣れる可能性がある。
過去のリホ・ワイルダーである生前のリサ・アルマスは今苦悩していた。研究が行き詰まっていたからだ。
人間の欠損を人形の身体、または意識を人形に置き換え補おう技術を開発しようとしているリサだが、人間の電気信号を読み取る精密性が実戦で使えるレベルではないのだ。
某所…… 研究施設
黒い少女人形に囲まれる自身と同じ研究員達は薬品や拷問により徹底的に従順になるまでズタボロにされ恐怖に支配されていた。
リサ「(ふざけんやないわ… ワイワイはしご酒してたらなんで…)」
時期は年末、知り合いの同志の研究員と友達と飲屋街を歩いていた時に襲われてこんな事になっていた。
リサ「し、死んでる………」
元々孤児で過酷で凄惨な現場には慣れているとはいえ、友人がボロ雑巾にされ殺されるのは流石にキツイ。
そして黒い少女の人形二人に捕まれる
黒い人形「次はお前だ。抵抗は無駄だからついてこい。」
もう完全に諦めた。鉄血には悪いがよく分からん宗教団体の研究施設で無理やり人形もとい "
その環境は劣悪そのものだった。毎朝6時に黒い服着た下級ネイトに叩き起こさる。飯はカロリーメイト一本、水。トイレの中すらも監視カメラついている。
最終的には身体をバラされて材料にされるのがオチだ。とはいえ……
リサ「(この理論やろうとしてた事に使える。あ、残酷だけどこんな方法も……)」
研究者として火が付いた。今考えると死ぬかもしれない恐怖を感じたく無くて、その未来を考えたくなくて、恐怖を誤魔化したくて目の前の物に食いつく。ひたすらに研究に没頭する。
そんなこんなで一週間後、自体は急変しだす。いきなり下級ネイトに呼び出された。
ネイト「予想以上の成果にお父様も喜んでいる。特に " BCR " については思わぬ収穫だったと聞いている。パラデウスの為に働くなら身の安全を保証するとも言っていた。」
リサ「わ、分かりました。ありがたき幸せです…(ダメやコレ、誰か助け……)」
ドォカァァァンッッ!!
バンバンバンバンッッ‼︎
キュイィィィィンッッ!‼︎
突然の爆音と銃撃音が辺り一体に響き渡り、閃光で意識が飛んだ。
回想終了……
駅… 停車中の豪華列車内
リホ「
背景を設定し、矛盾を起こさない程度の記憶を複製し植え付ける。そして役割を決める。そうするともう劣化コピーなのに自分は本物の " ニモゲン " だって信じてやまないネイトの完成やな。
まぁ、すまんと思ってる。死にたくなかったから仕方ないとはいえこんな前の技術を使ってくるとは…… まさか何か改良を…… ん〜分からん。」