団体が作り出した人間が乗り込むタイプの人型ロボットスーツの戦闘型で元々は、重機が入れない場所や放射能などの汚染地域でも活動できる作業機械として開発されたが、これも団体の危機のために戦闘型も開発された。大きさは2.7mと大型、かなりの武装バリエーションを誇っている。
試作強化アサルト様ありがとうございます。
あとグロ注意!
某地区…森…
マーダー「んっ…ング…プハァッ…美味しいとこあるじゃい…意外に。」
鉄の巨大な鉄クズと化したP.A.C.S. のコクピットの中は鮮血に染まり人型だったモノを弄りまわしマーダーは内臓や色々なところを食べていた。
マーダー「堪能した事だし…そろそろね。」
マーダーはP.A.C.S. のコクピットの中にある無線を手に取った。
そして残りの2組のP.A.C.S. の無線に繋げた。
マーダー「ハァイ。私は鉄血のハイエンドモデル。
『…通信が途切れ…は?』
『ふぁ!?鉄血のハイエンドモデルだど!こりゃ予想外の収穫だ…!てっ言うかモヒカンの無線からの受信だと…!貴様ぁ!』
マーダー「貴方達の仲間は殺しちゃったわぁよ♪あの悲鳴は最高に面白かったわね!ギャーとかや"め"でぐれ"ーとか本当面白い!でもね。あんまり美味しい所なかったわねぇ…」
『人間を人形が食っただと!?良くも同胞をぉ!許さん!」
『ヤロウブッコロシャャァァ!!』
マーダー「アハハハハ!その怒りと憎しみが絶望に変わる瞬間が楽しみねぇ!キャハハハハ!」
マーダーは笑いながら無線を切った。
マーダー「キャハハ!あの怒りよう本当面白そうになりそうね。」
マーダーは自身の武器であるレールガン式ガトリングガンを確認した。
マーダー「あっ…バッテリーが少ないわね。粒子ブレードはもう無理か。あのバカと同じようにやるのは嫌だけど背に腹は変えないわね。やりますか…」
粒子ブレードやレールガンには電力を使う。その為本部からバッテリーを使っていたがそのバッテリーはあとガトリングを撃つだけしか残っていなかった。
あのバカ(バルカン)…頭悪いから嫌なのよ…
あのバカに負けた私が恥ずかしいわ。
マーダーはバルカンと戦った時を軽く思い出しながら2体の残りのP.A.C.S.がいると思われる場所に向かった。
P.A.C.S.を纏った人類人権団体の装甲兵はマーダーを血眼になって探していた。
『探せェェ!人類の繁栄と仲間の仇を討てェェ!』
『殺せ!』
巨大ながらもかなりの機動力で動き回り探し回っていた。
『いたか?!』
『いないです!人形め…!どこにいやがる!』
仲間を殺される必死に探していた。
あたりの木々を薙ぎ倒しながら進んでいた。
そんな中、マーダーは木に隠れて様子を伺っていた。
マーダー「ヤバいわ。あれは不意打ちで殺れたけど今殺るともう片方にバレるわね。」
正直正面から戦闘なんて真っ平ごめんだったが固まって探していて正直からの戦闘は避けられなかった。
マーダー「仕方ないわね。反撃される事を想定して正々堂々と不意打ちしましょう。あんな装甲纏ってんだから卑怯とは言えないわよね?」
マーダーは気づかれないように移動を始めた。そして一番厄介だど思われる後方支援型を狙った。
マーダーは銃身を回転させかん高い音が鳴り響く?
マーダー「ご機嫌よう♪」
『!…いたぞォォっ!』
『人形め!ぶっ殺せェェ!』
先に攻撃出来たのはマーダーだった。約12mmの鉄の塊が後方支援型のP.A.C.S.に降り注ぐ。
『クソ!武器が!?』
マーダーの攻撃により後方支援型のスナイパーカノンが破壊された。
マーダー「私を鉄クズ共と一緒にされちゃ困るわね♪」
『喰らえ!』
前衛型の機銃がマーダーに降り注ぐがマーダーは綺麗に避ける。
マーダー「銃口見れば弾道なんて予測出来ちゃうわよ?その兵器の性能でゴリ押しただけだったんだ♪」
前衛型が撃っている中後方支援型はSマインを発射しようとしていた。
『Sマイン行くぞ!』
『了解!』
マーダー「はぁ…爆発物は敵の目の前で使わない方がいいわ。ほら…こんな感じに…」
『グァッ!クソ!』
後方支援型から発射されたSマインは発射された直後に撃ち抜かれ爆破された。
『死ぬぇぇ!』
前衛型はマーダーの撃っている最中に大型チェーンソーで斬りかかる。
しかしマーダーは逆に前衛型に進み前衛型の脚部の股に向かってスライディングし避ける。
マーダー「あら、ハズレ♪近接武器は大振りに振っちゃダメよ?貴方達は本当お馬鹿さんね。」
『馬鹿にしやがって!殺してやる!』
マーダー「あっ…!それはヤバイ!」
前衛型はショットガンを連射した。
ショットガンといえどP.A.C.S.用に作られた銃だ。しかも連射できるオートマチックショットガンの。殺すには近寄る必要があるが傷をつけたり怪我をさせる為なら中距離からでも効果は十分だった。
マーダーといえど弾道が予測できないショットガンでは避けずらかった。
『所詮人形は人間の道具なんだよ!道具風情が人間様に反抗するな!』
しかなりの速度を出し高い機動力を発揮しながらショットガンを連射され流石にマーダーもきつかった。
マーダー「性能の暴力ヤバ過ぎでしょ!キツイ!」
すると突然激しい爆発がマーダーの近くで発生した。
『爆散しやがれ!糞人形がぁ!』
『畳み掛けぞ!』
マーダー「しまった…!」
後方支援型の最後の壊れていない迫撃砲での援護砲撃でジワジワとマーダーは追い詰められていた。
流石に分が悪いので撤退しようとするが強化装甲兵2人は逃す気など全く無かった。
『逃げたぞ!追えぇ!』
『鉄血のハイエンドモデルなんて捕まえたら幹部なんて確定だぜ!仲間の仇でもあるから逃すな!』
マーダー「チッ…!予想ね…!」
何か利用できそうな物がないか探しP.A.C.S.を着ている2人から逃げ回っていた。
マーダー「熱くなるわね!こういう展開!アイツらが後悔し命乞いしても虐めてすり潰して殺してあげる!その時はきっと最高に面白いんだろうな!キャハハハハ!」
窮地に陥ってもなお殺戮者は残虐にどう敵を殺そうか考え、戦略を練っていた。