16Labo…
バルカン「フレイム!喫茶店いくぞ!あそこ喫茶店だけど酒売ってだぜ!」
フレイム「お酒ですか?分かりました!」
新しく作られた戦術人形M2A1火炎放射機ことフレイムを連れて行こうとした。
ペルシカ「あっ丁度良かったわ?バルカンに用が丁度あったから。」
バルカン「え?なんだ?」
ペルシカ「私のブラックカード使ったわよね?それはまぁいいわ。お金なんて余ってるし。でもね……」
バルカン「え…?」
故バレた?と思うのと同時に身の危険を感じた。
ペルシカ「…機密情報の暴露は流石にダメよね。」
バルカン「そのまでバレてたの…!ヤバイっ!」
ペルシカ「丁度良かったわよね。人形用の自白剤と電磁くすぐり棒…自白しても続けるわよ。だから笑い死になさい。死なないけどね。」
満映の笑みを浮かべて獲物を見つけたよな目でバルカンを見つめていた。
バルカン「フレイム…?!助けてくれるよな?流石にヤバイ状況なんだよ?だから助けて!」
フレイム「流石に…それは自業自得としか言えないですよ…」
ペルシカ「まぁ覚えておきなさい。トリガーハッピーの末路をね。」
人形用テーザー銃をバルカンに撃った。
バルカン「んぎゃァァ!!」
フレイム「アッ…ハイ。」
この後、ペルシカに研究室から出るようにいわれ、出たあとにバルカンの悲鳴が響き渡った。フレイムはこの事がきっかけに嘘は絶対やめようと思った。
1時間後…
そこにはゲッソリしたバルカンとニコニコした表情のペルシカがいた。
バルカン「あ〜疲れたぁ…戦術人形じゃなきゃ死んでたぞあれ。本当手加減しねぇな…」
ペルシカ「貴方はその程度じゃ死なないでしょ?」
バルカン「そういやフレイムはどこいった?」
ペルシカ「フレイムならデータ収集の為にそんな激しくない戦地に行ってるはよ。貴方と違いそんな弾薬?いや燃料は大量に消費しないからね。」
バルカン「もしかして私はお払い箱って事はやいよな?」
ペルシカ「それは無いわよ。単独で鉄血ハイエンドモデルを倒した戦術人形をお払い箱するって事は流石にないから。」
バルカン「それは良かった?」
ペルシカ「あとお願いがあるの。」
バルカン「お願い?なんだ?」
ペルシカ「フレイムの事お願いね。あと近々貴方とマーダー、フレイムとあとだれか2人で部隊を作ろっかなと思ってるから。んじゃよろしく。」
なんか衝撃的な事を言われた。
バルカン「え?まだ作る気かよ?でもそんな事AR小隊で十分じゃねぇのか?」
ペルシカ「いつも居るって訳じゃないでしょ?だからその部隊で私の護衛とか色々やって貰う予定だから。」
バルカン「誰がその部隊の指揮を執るんだ?まさかアンタが執る訳じゃねぇよな?」
ペルシカ「あら意外と分かってるじゃない。指揮するのは私よ。この頃G&K内でも職員はあまり信用出来なくなってきてるから。まぁだいぶ処分はされたけどね。」
バルカン「あぁ…そんな感じ?信用出来る人にしか頼まないって感じか。」
ペルシカ「まぁその時はその時で考えておきなさい。」
今後の事が不安になったバルカンだった。