G&K本社…病院
バルカン「はぁ?ストレスに強い筈のお前が何故に入院してんだよ。合コンの失敗か?」
ヘリアン「違う。その事は言わないでくれ。
珍しくな。502小隊は諸事情によりほぼ全員が中大破した状態で帰還した訳だが……どういう訳か、『修復及びメンテナンスを行った戦術人形の性格が反転する』という珍事が起こってしまってな………。全く!私の胃を殺す気か!」
ヘリアンの周りから黒いオーラが溢れ出る。どんな苦労したらここまでドス黒いオーラが出せるんだ。とバルカンさ思いながら話始めた。
バルカン「病院内だから静かにしろよ。それに性格が反転?ただそれだけでた吐血して運ばれるってどんだけの事態だよ。」
ヘリアン「お前は知らないんだ。普通の状態でもめんどくさい
バルカン「取り敢えず頭を斜め45度辺りで叩けば…」
ヘリアン「ひと昔のテレビじゃないだ。ペルシカですらこんな事態始めてだって言ってたから。当分無理だろうな。」
バルカン「そうか…取り敢えず行って見るか。」
バルカンはヘリアンの病室にフルーツ盛りを置き病室を後にした。
16Labo…
バルカン「おっす。おっす!ペルシカいるか!
…
…ナニコレ〜……」
バルカンの目の当たりににしたのは混沌だった。
なんかフレンドリーでフランクなRF人形、ピンク色の髪のジャパニーズサムライな性格の人形、ダウナーでさっきから「なんで!なんで私はマシンガンなの!?私一体何をしたの!?」と言ってるMGの人形、もうどうしたらいいか分からずあたふたしてる顔半分仮面のGRRの人形…と言うカオスな状況だった。
バルカン「えっ?アンタ誰だ?」
MGL「えっ?こっちが聞きたいだけど?」
少女?説明中…
バルカンとMGLは話あいどの様な状況か理解した。
バルカン「えぇ…マジかよ。ヘリアンの言ってた事本当だったのか。」
MGL「ヘリアン無事なの?吐血して病院に行ったけど。」
バルカン「無事だよ。フルーツ盛り置いてきた。」
MGL「出来ればこっちに持って来て欲しかっよ。」
バルカン「そうか…まぁ取り敢えず冷えた水ぶっかけとけば治るんじゃね?性格反転してるって事はなんか強い衝撃を与えればいいと思うぞ。」
MGL「いやいや!そんなんで直る訳ないじゃん!それとなんかいやな予感しかしないんですが!あっ…」
ポロリ…
MGLの顔半分の仮面が剥がれグロテスクな顔が露わになつた。
バルカン「うおっ…!うっゥゥ……グロ過ぎだろ…マーダーでグロ耐性がついてて良かった。」
一瞬吐きかけるがバルカンは耐えた。マーダーの
それとペルシカどこ行った?いつもならここにいる筈なのに。
バルカン「まぁちょっと待ってろ!今いい物持ってくる!」
MGL「いや!何もしなくていいからね!これ以上めんどくさい事増える気しかしないから!」
バルカンは何かを準備しにいった。
10分後バルカンはバケツを持って16Laboに帰ってきた。
バルカン「来たぞ!なんか酒臭いが取り敢えずショック療法でなんとかしょうぜ!」
MGL「ペルシカ今解析してる最中だからあまり下手な事しない方がいいよ!余計酷くなったらヘリアン死んじゃうかもしれないじゃない!」
バルカン「まぁまぁそう言わずに。」
MGL「ヤメロォ!やらせるか!」
MGLはなんとかバルカンを阻止しようとするがバルカンの力には流石に敵わずバルカンの力に押し負け止められない。バルカンはバケツを上に持ち届かない様にする。
バルカン「離せっ!暴れんなよ!動くと溢れるだろ!」
MGL「なんでこんな事になってるの?!って!強烈に酒臭いですけど!」
バルカン「そういえば…お酒?…なのか?まぁ関係ねぇ!正気にさせてやるよ!」
MGL「ちょっと待って!人の話は聞こうね!」
この時MGLは閃いた。いっその事足掛けして溢させてやろう。足掛けなら能力や性能あんまり関係無いし。
そして…
MGL「ふんっ!」
バルカン「うおっ!?ぎゃっ!」
バルカンは盛大にこけバケツは勢い良く……
ガァァン!
MAG「ギャャャァア!」
MAGの顔に一直線に行きお酒を被ってしまうMAG。
MAG「アガ…がが………」
バタリ…
MAGの動きは止まってしまった。
バルカン「ん?……うえ…!これスピリタスだ!ヤベェよ…ヤベェよ…!」
MGL「どこに水と間違えてスピリタス持ってくる馬鹿がいるんだよ!」
この後バルカンはペルシカに折檻され目を覆う程のペルシカによるいとも容易く行われるエゲツない行為が行われた。なおMAGは無事だった。
バルカン…荒治療で治る訳ないじゃん。多分…
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