破壊の嵐を巻き起こせ!   作:oldsnake

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破壊の嵐の初めての派遣…指揮官と対面編

S03地区…

 

S03地区の指揮官は本部のある戦術人形を派遣していた。

 

「最近、鉄血の攻撃が激しい…これが希望の光になればいいのだがな…」

 

 

S03地区は物資運搬の最重要拠点だ。そのため鉄血はそのルートを分断しようとこの基地を占領しようとする。

 

この指揮官は知らない、都合のいいところだけを本部から聞かされている事に…

 

 

 

 

 

 

「ここが派遣先のS03基地か?でかいな……本部よりは小さいが…」

 

M61A2バルカンは軍用車で基地に来ていた。装備は後ろの専用の車に保管してある。

 

街並みを見ていると車が止まりS03基地についていた。

すでに金髪のメイド服を着た戦術人形が出迎えをしていた。

 

「お待ちしておりました。G36と言います。貴方が本部から派遣された特別な戦術人形ですか?」

 

「そうだ!M61A2バルカンだ!よろしく!」

 

「よろしくお願いします……ところで武器の方はどこにあるのでしょうか?ここの整備士の人を呼んでるので整備は任せて下さい」

 

「あの車にあるが…驚くと思うぜ最初は…」

 

G36は車を開けるとそこには…

 

特大の円柱状の弾薬バックと巨大なガトリング砲が置いてあった。

 

「…… すいません。一瞬言葉を失いましたわ…これ携帯できるんですか?」

 

「できなきゃ持って来てないだろ。はぁ早くガトリング砲で敵を殲滅出来ればいいなぁ、建物ごと敵をなぎ払い、辺り一帯を更地したい…」

 

G36はドン引いていたが無視して話だした。

 

「……指揮官の面会が済んだら宿舎に案内しますのでお声をかけて下さい」

 

「わかった!…はぁ待ちきれない!」

 

 

 

 

 

 

 

「こんにちは!本部から派遣されたM61A2バルカンだ!早く敵を建物ごと破壊したいぜ!」

 

「……S03基地の指揮官だ。よろしくM61A2バルカン」

 

S03基地…客室

 

M61A2バルカンはS03基地の指揮官と対面していた。外見は白髪が混じった。30歳ぐらい男だ。

 

「君の銃種と性能について詳しく聞きたいだが…いいか?」

 

「いいぞ…私の銃種は………………なんだ?一言で言えばガトリング砲かな?」

 

「そのガトリング砲ってMG見たいなものなのか?」

 

「いや、使い勝手はMGよりいいと…思うぞ、多分」

 

 

さらっと嘘をつくバルカン

 

「派遣の内容は弾薬と報酬金だったな、弾薬はいくらで足りるか?」

 

「2000あれば足りる」

 

 

一瞬驚きつつも指揮官は聞き直す事にした。

 

「…すまない、もしかしたら仕事のしすぎで変に聞こえたかかもしれない…もう一度行ってくれ…」

 

 

バルカンはニコニコしながらもう一度いった。

 

「2000あれば足りるよ指揮官(^ω^)」

 

 

凄まじい量の弾薬の多さに胃薬を握り締める指揮官だった。

 

 




本部の嘘により基地が…
指揮官のライフ(精神的)と弾薬がゴリゴリ削れる…

次回予告…M61A2バルカン 弾薬消費の裏技

何を倒してほしいですか?ちなみに5月17日にアンケート終了です。

  • 鉄血
  • 人類人権団体
  • その為(生物兵器、E.L.I.Dなど)
  • 地球防衛軍ごっこ(虫E.L.I.D性)

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