破壊の嵐を巻き起こせ!   作:oldsnake

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天災博士さんはとんでもない物を開発していました。




戦果とMCR(メンタルクロックルーム)

16labo…

 

16labo主席博士のペルシカはとある映像を見て絶句していた。

 

ペルシカ「はぁ…?これは……蛮族戦士?なんで正規軍すら倒せないEILDと互角で渡り合ってるの?」

 

映像にはハイスピードで攻防を繰り広げる350の攻撃と蛮族戦士が大迫力で写っていた。

 

ペルシカ「しかも画面にチラチラと万能者も写ってるわね…350やるじゃない。反物質炉は手に入れれなかったけど…ホントいいデータじゃない!電子空間にこのデータを編集して……」

 

パソコンを弄り戦闘データを集めて圧縮、そしてとある電子空間を形作っていた。

 

ペルシカ「この戦いだらけの狂った電子空間にEA小隊は耐えられるかしら?耐えて貰わないといけないけど。」

 

天災博士は黒い微笑みを浮かべた。

 

ペルシカ「さてある漫画から構想を得た過酷な電子空間…350すら狂そうになったキチガイ空間の上位互換…

まぁ耐えられなかったらそれはそれでいいデータになるからいいけどね…」

 

ペルシカはEA小隊を招集した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10分後…

 

 

バルカン「で?何の用だ?実験材料になれってのは無しだぞ?」

 

フレイム「いや大体そんな理由だと思うけど…」

 

マーダー「なんか嫌な予感しかしないわね。」

 

XM109「嫌な予感って…ペルシカさんは流石にそんな人じゃないですよね?」

 

デストロイヤー「いや…目的の為なら犠牲者(笑)を増やすマッドな博士だから。」

 

ペルシカ「私の評価酷くない?」

 

招集した瞬間なんかグチを言われたマッドな博士さん。

 

ペルシカ「貴方達に試して欲しい新しい電子空間の戦闘があるの?」

 

バルカン「それって何だ?エロ同人見たいな事なんねぇよな?」

 

マーダー「百合モノの奴かも知れないわね。私を散々弄り回したし。」

 

ペルシカ「いい加減にしないとホントにしちゃうわよ?イロンナコト?」

 

バルカン・マーダー「「すいませんでした!」」

 

いつも色んな目にあっているバルカンとマーダーは恐怖に屈した瞬間だった。

 

 

ペルシカ「とある戦場のシュミレータート出来る電子空間を試して欲しいんだけど?」

 

バルカン「いいぞ?それぐらいなら。へんなカプセル飲まされたりするかと思ったぜ。」

 

XM109「日頃の訓練の成果を見せてあげましょう!」

 

マーダー「なんだ?そんなコト?やってやろうじゃない,」

 

 

EA小隊はベットに寝てコードを首に刺しある電子空間に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

電子空間内…

 

真っ白で何も無いな空間内にEA小隊はポツンとたっていた。

 

ペルシカ『この空間は人形の体感速度を極限まで早めこちらの1日が現実だと1時間になるわ。だから一日で24日間の訓練成果を得る事が出来る。』

 

バルカン「つまり現実だと1時間はここでの一日なので速く強くなれるって訳か…おい!ペルシカ!なんでこんなモン隠してたんだよ!」

 

ペルシカ『このMCR(メンタルクロックルーム)は設備的に本部でしか無理だからよ。スーパーコンピュータ5台稼働でやっと稼働できる代物よ?大体の基地じゃ電気代とメンテで死ぬわ。』

 

マーダー「スーパーコンピュータ5台?……戦闘シュミレートって事は何かと戦うんでしょ?さっさと戦わせなさい。」

 

XM109「そうです。練習の成果を見せたいので。」

 

ペルシカ『分かったわ。じゃ出すわよ。Dレベル蛮族戦士の戦闘データを……よし。じゃ行くわよ。」

 

 

そしてEA小隊の目の前に何かが白いブロックが集まり出した。そして色や型が着き始めた。

 

そして目の前に現れたのは鱗で覆われて大剣を持った化け物が現れた。

 

バルカン「えぇ?!なんじゃこりゃ!?ファンタジーじゃないだしこんなモン出すなよ!」

 

ペルシカ『蛮族戦士…正規軍から恐れられているELIDよ。その戦闘データを元に電子空間で再現してみたわ。コピーといえど侮らないように。あとこの蛮族戦士(コピー)倒したらランダムで敵が決まって現れるから。』

 

マーダー「最高じゃない!ぶっ殺してあげるッ!!」

 

バルカン「マッ…マーダー!ちょっと待て!」

 

マーダーは一人で突っ走り蛮族戦士(コピー)に突撃していった。

 

マーダー「先手必勝よ!喰らいなさい!」

 

マーダーは巨大粒子ブレードを生成し蛮族戦士(コピー)に襲い掛かる。

 

しかし…

 

マーダー「嘘?!避けられた?!あっ?ヤバっ…」

ドォォンッ!

 

マーダーは何とか紙一重で躱した。

 

マーダー「やってくれるじゃない…!てっ…!?速!これはマズ…」

ズガァァァンッ!

 

マーダーは蛮族戦士の追撃を躱し切れず巨大な大剣に押し潰されてしまった。

あまりに突然の事で動揺が広がる。

 

バルカン「おい!マーダー!嘘だろ?マジかよ?!」

 

フレイム「死んだ?マーダーさんが?え?」

 

デストロイヤー「蛮族戦士…ヤバイよぉ…ホントにヤバイ…」

 

XM109「私!行きます!」

 

XM109は特殊骨格の四つのアームを地面に杭打ちで固定そして狙撃体勢にはいる。背中の武装は爆撃系の物では無く40mmチェーンガン二丁が起動し蛮族戦士(コピー)に向かって放たれる。

 

XM109「脳天ぶち抜かれて死になさい!」

 

しかし…

 

カン!カン!カカン!

 

XM109「嘘?弾かれた?避けてる。あんな巨大な大剣もっていて!?」

 

そして距離が詰められてしまう。

 

XM109「クソ!喰らえ!」

 

XM109は特殊骨格の四つのアームに付いている電磁装甲で殴り付けた。しかしスピードは遅く避けられ後ろに回られてしまい…

 

XM109「ハギャッ…!!」

ズゴンッ!

 

一刀両断されてしまった。

 

あまりの速さとパワーに驚きつつもペルシカに抗議を入れた。

 

バルカン「おい!これはどういう事だ!」

 

ペルシカ『あっ…忘れてたわね。無限リスポーンだから安心して。リスポーンしたら10秒間ダメージを受けないから。じゃ私は仕事あるから数日後会いましょうね。』

 

バルカン「おい!切るな!まてぇ!……切られたか。ん?」

 

バルカンが空を見上げると二つの光の柱が出来ていた。その光の柱の根元をみるとマーダーとXM109が呆然と立っていた。

 

マーダー「え?私今?死ななかった?瞬間の痛みも感じたし?え?」

 

XM109「あれは幻?何?今の?」

 

バルカン「大丈夫か!マーダー!XM109!」

 

フレイム「何か変な事無かった?」

 

デストロイヤー「なんかゲーム見たい…?何この理不尽さ?」

 

EA小隊の気の狂いそうな程過酷で地獄の様な特訓が開始された。




EA小隊の特訓開始!
蛮族戦士(コピー)に勝てるのか?



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