しかしその道は地獄で…
森林地帯…
リホーマーは決死の逃走の果てに何とか逃げ切れたが…
リホーマー「道分からへんよ…食料無いはP.A.C.Sのエネルギー切れるしな…ホンマ何なんやあの二人。確かに色んなモン持ってるウチが悪いと思うやけどやめてほしいわ。こんなんは…」
愚痴を呟きながら森を歩いていた。
現状は最悪だった。P.A.C.Sのエネルギーは切れ鉄塊と化し重いだけの鎧と化し更には食料はトラックに殆ど置いて来た為チョコバー三本しか無い。森で遭難してしまったリホーマー。
それともう一つ…
リホーマー「あぁ…怠い…ウチ…何でこんな目に合わないけんの?山道辛すぎや!もう嫌や!虫キモいし!」
彼女は施設を使って色々と強化している。その為強い。
筈なのだが、、、
彼女単体だと一般人並みの耐久力と力しかない為山道ややつ森などの悪路や虫が大量にいる山や森は彼女にとって地獄でしかない。
リホーマー「何でこうもな…やろうとしてる事いつも邪魔やら何やら入るんや、、、呪いの類いってあるのかの?信じざる得ないわ。こんなん続いたらの。」
山岳地帯…
山岳地帯に入る頃になると日が暮れ夜になり森が静まり返り辺りは暗くなった。
リホーマーは急な崖の道を歩いていた。
リホーマー「はらへった〜はらへった〜はらへった〜……
…一人で言ってて虚しくなってくるな。」
ぐぅぅ〜……、、、
リホーマー「あ〜…何でもいいから美味いモン食べたい…」
お腹は鳴りボロボロになりながら歩いていた。
リホーマー「ケーキ、マフィン、イチゴ、クッキー、チーズケーキ、マシュマロ、アップルパイ……アァァァァァァ!ダメや!余計腹減ってきたわ!
うぎゃっ!(盛大に足を滑らす)
なんでやぁァァぁ!!」
足を滑らし崖から転落していった。
リホーマー「ウギャャァァア!死ぬ死ぬ死ぬ!
フギャァッ!」
ボチャンッ!
そして丁度底のかなり深い小さめの池に落ちた。
リホーマー「痛たたた…はぁ…何でこんなん時は運いいんやろな。もう笑うしかないわ。ハハハハ…!」
陸に上がりびしょ濡れのリホーマー。
怪我は擦り傷で済んだが上に登るのが大変だった。
リホーマー「廃坑やの…道があるって事は出口ある筈やろな?多分。」
潰れたと思われる廃坑に入ってしまったリホーマーは夜の暗闇より暗い廃坑を探索していた。
リホーマー「…地下、電車、ブラックウォッチ…うっ…頭が……やらなアカンしの。」
トラウマも少し蘇るが行くしかなかった。
リホーマー「ん?なんや?」
そんな時リホーマーが見つけたものは奇妙な扉だった。
リホーマー「なんや?コレ?なんでこないな所に電子制御の重厚な扉があるんや?」
不自然にも廃坑には異質な電子制御の重厚な扉があった。
リホーマー「ん〜…もう使われてないヤツやの…どっかの機密の研究施設?取り敢えず……」
扉の電子制御システムを弄り出した。
リホーマー「電源は〜…生きてる!?幸運やの…んでっ。旧式の電子ロックシステムな。こんなん楽勝楽勝♪」
リホーマーは楽々電子制御の扉が開いた。
最初に着いた部屋はエントランスホームの様な大きな部屋だった。
リホーマー「大きい部屋やな…何が出るんやろかな?生物兵器じゃない事を祈るけど…」
正直武装の無い中こんな所来るべきじゃないが好奇心で押し進んでいた。
リホーマー「なんや?鉄…上位…形…機密…究所?読めんの?でもかなり昔に破棄されてるやの。まぁ生物兵器じゃ無いって事だけで万々歳や!資料室あるんやの…行きますか!」
そんなこんなでリホーマーは資料室があるので資料室に向かう事にした。
資料室には沢山のレポートやデータが記載されたノートが大量に保管されていた。
リホーマー「沢山ある…しかも全部本で保管って…かなり昔の施設やな…まぁ好都合…あっ!そうや!」
リホーマーはある事を思い付く。
リホーマー「ここを拠点に会社を経営や!昔の施設やけど無いよりマシやからな!ホンマウチついてる!
のちにこの武器を売る会社の兵器が色々と大迷惑をかける事になるがまだ先の話…
リホーマーちゃん良かったね!
色々な勢力に絡まれ無いよう……気をつけようね。
あとカッコ付けてるリホーマーのイメージ像
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