いやこんなテニスあるか!
運動場…天気…雨
レクレーションや交流の場として作られた場所だが二人の人形が激しい攻防を繰り広げていた。
バルカン「ウラァァァァァッ!ラリー合戦じゃァァッ!」
フレイム「負けませんよ!バルカン先輩!」
ラリー合戦…いや二人がやっていたのはそんなモノじゃなかった。
人形ならではの反射神経と身体能力スペックをフル活用し至近距離でよノーバンドでテニスの様なモノの攻防を繰り広げていた。
XM109「なんで雨なのにやってんの?あと何あれ?テニス?」
デストロイヤー「なんか雨如き怖かねぇ!って言ってたよ。それとアレはテニヌじゃね?それにしても無駄に洗練された無駄の様な無駄な動きしてる…」
マーダー「あの空間の影響か動きのキレが鋭くなってるわね。本当のスペックの無駄使いよね。」
そんな意味不明な光景を眺めていた。
バルカン「やるな!フレイムっ!ウォラァァ!」
フレイム「こんなに耐えた人初めてですよ!バルカン先輩!」
熱くなるフレイムとバルカンのテニスのラリー?は更に激しくなる。
バルカン「フレイムゥゥゥゥ!!」
フレイム「先輩ィィィ!!!」
バルカン「フレイムゥゥゥゥ!!」
フレイム「先輩ィィィィィィィッ!」
謎の掛け合いが発生、その場所の体感気温が更に上がる。
マーダー「暑苦し……」
XM109「熱っついなぁ…。」
デストロイヤー「喫茶店行こっと!」
ただでさえ雨で湿気が高いのに暑苦しくなって居てもいられない程の暑苦しさになっていた。
バルカン「喰らえぇぇぇ!」
ブチブチッ!
ボールを打つ時ある事が起きた。
バルカンのラケットのネットが余りの圧力で壊れてしまう。
その為ボールの勢いは失速。トラップの様な形になりフレイムは慌てる
フレイム「…!?!…あっ!ヤバっ!」
ボールに合わせようとして急ぐが間に合わずずっコケた。
そしてボールはフレイムのコートに落ちバルカンに得点が入った。
バルカン「あぁ…な…なんかすまんな…」
フレイム「いえ…突然のアクシデントに対応出来なかった私の負けですよ。やっぱりバルカン先輩のパワーは凄いなぁ…」
バルカン「そらそうよ。こんぐらいの腕力無きゃ私の
フレイム「もっと先輩に辿りつけるよう精進します!」
バルカン「まぁ…頑張れよ!」
ヤベェ…コイツ私の打ったボール何度も打ち返したのにまだピンピンしてんのかよ…
内心少しゾッとしたバルカンった。
未だ社員ゼロの収支ゼロだがあるモノを作っていたリホーマーだった。
リホーマー「もう負けたくあらへん…もっと硬くそして速いモノを…」
リホーマーは設計図を練っていた。
リホーマー「ん〜…速く硬く尚且つ重く鋭い…ヤーパンの言葉やと風林火山やったか?」
その時、リホーマーに電脳に一筋の閃きが輝く。
リホーマー「そうや!これや!主人に忠を尽くす武士や!そうと決まれば…
装甲のモデルは甲冑とエイジスをモデルに…それと突破力が欲しいな…あっコレやコレ…」
何かに取り憑かれた様に書き上げる。
リホーマー「やったるで…!コスト度外視で全技術を使って妥協しないでつくったるわ!もうビクビクしない程強いヤツ作ったる!」
自身の生活を守る為、集大成を作ろうとしていた。
日常を描きたくて…
基本フレイムとバルカンの遊びは雨天決行。
あとリホーマーの集大成とは?
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=213660&uid=255188