上空…10000m
遥か上空を飛ぶ異様なモノがあった。
身長3mの巨大な装甲を纏った何かが背中のロケットブースターと反重量装置により高速で空を飛んでいた。
その者の武器は極めて異様だった。
両手にはGSH-23と巨大な弾薬庫2つを持ち弾薬庫と弾薬庫に挟まれる様に巨大で奇妙な槍を背負い。
ーー任務……我が力を示す・敵対対象の殲滅
ーー任務失敗……敗北
ーー規模…連隊クラス500以上と推定
ーー達成可能?……我に不可能無し
ーー行動原理……義、忠
ーー考慮……捕虜となった戦術人形 = 保護が望ましい
ーー人類人権団体……検索中…検索中…
人類人権団体…
社会規範を全て人間主体に戻そうとしている団体、例外いるが戦術人形や民間人形などを奴隷・玩具の様に扱い売り飛ばしたりなど非常に危険な団体
ーー過剰火力?……族共に情け無用
義に燃える赤い眼光輝かせ自身の義と忠に従い人類人権団体を殲滅せんとロケットブースターを出力を強めた。
人類人権団体…大規模基地…
P.A.C.Sを纏った兵士達が巡回し警備は厳重、潜入しようとすれば並の兵士ではすぐにバレ肉片に出来上がりする程の勢力だった。
しかし…そこに突如として激震が襲った。
ズドォンッ!!
「なんだ!?今すぐ確認しろ!」
「なんだ?!アイツは!?」
「構わん!蜂の巣にしろ!」
謎の装甲兵は対戦車ライフルや対戦車ミサイル…30mm機関砲などのオンパレードが襲いかかった。
巨人がとった行動は…
不動……一切動かず真っ向から受けた。
兵士達はズタボロになった巨人の姿を連想した。
そして最後には…
「40mmレールガンだ!喰らえぇぇぇ!」
レールガンは最後のトドメとばかりに発射された。
そしてレールガンの弾は巨人の胸に命中……
しなかった。
巨人は傷1つ負う事は無くその周りには黒いオーラの様なモノが渦巻き紫電が飛び散っていた。
周りの兵士達は困惑する。
直撃コースなのに外れた?
弾道がズレた?
外したんだろ?
様々な考えが浮かび。あたりは困惑し静まり返った。
ドドドドドドドドドドドッ!!!
「やっ…!ヤバイ!逃げろぉ!」
「P.A.C.S部隊を呼べぇ!」
「ギァッ!」
装甲を纏った巨人か両手に持っていたGSH-23が分発3600の高レートで圧倒的な高威力の弾幕が放たれた。
この程度この巨人には造作も無く悠々建物や戦車を破壊しながら撃ちながら進んでいた。
カチカチカチッ!
弾切れを起こした様だ。
GSH-23と弾薬庫をパージ、そして背中に背負っていた奇妙な槍を持ち構えた。
槍は約6m、そして先の方は削岩機の様に尖ったドリルの様物が回転しギュルルルルルルッ!と回転音鳴らして突き進んでいた。
「居たぞ!これ以上進ませるな!」
「撃てぇぇぇ!」
「人類の為に死ねぇぇぇ!!!」
P.A.C.S部隊の総攻撃
しかしその程度の攻撃そよ風に等しい。
巨人の背中からビットが出てきた。
そして巨人は槍を前に構えて槍の先端と3つのビットが連動し槍の先端を中心に三角錐状のシールドが形成された。
「おい…!まずいじゃないか!?」
「構わんッ!撃ち続けろ!」
「本部に近寄らせるなぁ!」
そして三角錐の電磁シールドと紫電が走りだす、粒子に覆われてロケットブースターが起動し始めた。
周りのP.A.C.Sを着た兵士達の本能が最大限に警笛を鳴らしていた。
しかしそこで引く訳にも出来ず更に撃ち続ける。
そして巨人はロケットブースターと反重力装置を用いた突撃は100m続いた。
その威力、地面が融解し赤くなり一本の道となり立ち塞がる愚か者を葬りさる。
そんな馬鹿げた火力の突撃をP.A.C.Sがまともに当たったら勿論そんな物決まっていた。
「アベシッ!」
「ヒデブッ!」
「ギァッ!」
三体のP.A.C.Sは当たった瞬間蒸発、そして即死。
そして突撃途中他のP.A.C.Sを着た兵士を引き蒸発させながら突き進む。
そして30分後、分かっていると思うが簡単基地は制圧出来てしまった。
そして通信が入る。
リホーマー『初実戦どうや?喋れんのはウチの責任やけど…まぁ、予想通りやしいな。擦り傷1つ付いて無いの。まぁ囚われていた人形を解放してこっちに連れて来てくれな。あと使えそうな残骸回収してくれや。ウチは兵器開発を全力尽くしてる所やさかい。頼むで!』
アサルター「………!!…」
開発者…
身長3m
体重3.5トン
装甲…電磁装甲、磁力装甲、複合装甲
武装、支援ビット、GSH-23×2、試作削岩槍など…
レールガンや対物ライフル、粒子レーザーすら捻じ曲げ逸らす電磁装甲と磁力装甲を持っている。更に複合装甲を積んでいる為擦り傷付ける事すら困難。(常時起動)
圧倒的機動力や飛行能力、強烈な威力の試作削岩槍とビットを組み合わせ死角はほぼ無い。突撃の際の圧倒的突破力は戦車や装甲車すら消し飛ばし突き進む。
性格…忠を尽くし義を進み純粋で優しい性格。敵対もしくは義に反している者に対しては容赦はない。
声が出ないのはリホーマーがアレやコレや積んで音声ユニットをつける事忘れていた為だある。
なお作る最中リホーマーは人口血液何度も吐く程の苦行とストレスだったらしい。
イメージは戦国バサラの本田 忠勝
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