スクラップヤード…
バルカン「オイ…ありゃ…なんだ?」
フレイム「私に聞かないで下さいよ…私も聞きたいぐらいです。てっ言うかアレが噂の装甲兵じゃないですか?」
バルカンとフレイムの目の前には謎の装甲兵が元からあったコンテナにスクラップを詰め込んでいるという光景が広がっていた。
バルカン「スクラップを集めてる?何したいをだろ?」
フレイム「もしかして誰かの命令で動いてるとか?」
バルカン「そうだな…」
アサルター「……!?…」
ギュルル…!?
バルカン・フレイム「「バレた!?」」
アサルターは機械音鳴らし突然とこちらを振り向いた。そして黒鉄の巨大な装甲兵がゆっくりと向かってきた。
バルカン「ヤベェよ…ヤベェよ…!」
フレイム「臨戦体勢に入りましょう。アレ相手にどれだけ持つか分かりませんが…」
アサルター「……!!…」
ガッシィィンッ!
バルカン「ウォッ!?以外と速ぇ…」
目の前には3mの重厚な装甲を纏った機械兵が上から睨む様に見ていた。
フレイム「あっ…貴方は何者なんですか!教えて下さい!」
フレイムは勇気を出してアサルターに質問する。
アサルター「……!………!?」
ギュルルゥ…!ウィィィンッ!?
フレイム「あの〜すいません?聴こえてますか?あの〜もしもーし…」
バルカン「喋れないって事じゃねぇよな?」
バルカンの一言に反応し首を縦に振った。
フレイム「喋れないんですか…あの…私達を攻撃しないんですか?」
アサルター「………!?…」
ギュルルルルゥゥ…!?
バルカン「雰囲気でなんとなくだけどな………攻撃しようとなんて思ってない。って感じか?
アサルター「………!!!…」
ギィィィィィィッ!!
フレイム「雰囲気で分かっちゃうの?ほぼ無表情なのに?」
バルカンの言葉に反応を示し攻撃の意思が無いって事が判明した。
バルカン「でだ…思ったんだけだよ。その馬鹿でかきてカッコイイ槍スゲェな!」
アサルター「………!!……」
ギュゥゥゥゥッ!キュルルル…!
フレイム「あっ…なんとなく機械音のトーンで分かるね。」
バルカン「そこまでの物じゃない…そんな感じ?」
アサルター「………!!」
ガッシィィンッ!
バルカン「多分そうだな。てかお前本当面白いな!」
アサルター「……??…」
ギュゥゥゥ………?
バルカン「だってこんな強そうな見た目して。このご時世攻撃して来ないって…正直死ぬかと思ったんだぞ?」
アサルター「…!………!」
ギュィィィンッ!!
バルカン「こんな見た目だけど優しいんだな。名前は流石に分からないけど……」
アサルター「……!!!…」
シュゥゥゥ……!
アサルターは蒸気や熱を放出しなんかモジモジし始めた。
バルカン「照れてる?なんか表情無いけど分かりやすいな。」
アサルター「………!!………!…」
ギュュュュュュ…!キュィィィィンッ!
フレイム「えっ?嘘でしょう!?」
バルカン「ぎゃっ!てっ!飛んだ!?えっ!マジ?!カッケェ!」
アサルター「……!!」
ウィィィィィンッ!ガシャャャンッ!
辺り一体強烈なジェット噴射を襲われ空高く飛んだ。アサルターは空高く飛びどこかに飛んで行ってしまった。
バルカン「結局アレなんだったんだろ?あと…調査結果…本当の事言っても信じて貰えないだろうな…こりゃな…」
フレイム「ホントあの装甲兵作った人どんな人か見てみたいですね…その事は映像見ればハッキリとするから大丈夫だと思ういますよ?多分ですけど…」
バルカン「まぁ敵じゃなければいいんじゃね?なんか面白かったし。」
バルカンとフレイムはあの謎の装甲兵の事をどう言う風に調査結果をまとめようか少し頭を抱えヘリアンの事務の仕事の辛さを少しだけ理解出来た。
無口で怖くても実際優しいってパターン結構あるしね!
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