暑さへの耐性をお願いした筈が炎熱アンチになったんだが? 作:黒三葉サンダー
そしてまさかの登録数1000人突破に大草原。
リリカルなのはの影響力はどんな適当な二次創作にも反映されるって、ハッキリわかんだね!
どうする?1000件突破記念になんかやる?例えば「もし──だったら」みたいなやつ。
別にいいよ、って言うならいいけれど。
でも念のため活動報告にボックス作っときますねー。
「ふんふふふーんふんふふふーん♪」
「ルージュさん、楽しそう。聞いたことない歌だけど……」
「ん、これは俺の好きな歌でね。旧支配者のキャロルって言うんだ」
隣で皿洗いの手伝いをしてくれている無垢な金髪幼女に穢れしかない鼻歌を聞かせる。禍々しくも神々しさを感じさせるあの曲を聞いてしまえばフェイトちゃんはどうなってしまうのか。少し興味が────
「はっ!?俺は今何を考えて!?」
「どうかしましたか?」
「い、いや何でもない。気にしないでくれ」
「?」
可愛らしく小首を傾げるフェイトちゃんを尻目に、深く深呼吸を三回。
OK俺。落ち着こう。俺の内なる邪神様が穢れ無き無垢な幼女をターゲットにしかけたが、俺の理性がキチンとストップをかける。
いくぞ、内なる邪神!SAN値の貯蔵は充分だ!
「ん、そろそろ風呂が沸いたころかな。………アリシアちゃん!なのはちゃん!お風呂沸いたから入っちゃいなさい!」
「「はーい(なの)!」」
それはともかくとして、お風呂の状況を軽くチェックしてからカードゲームに勤しむ第二第三の幼女たちに湯浴みを促す。
「それじゃあ最後いくよ!トークン一つ使って……これ!緑!」
「オッケー!ならこれは緑の5だね!!」
なのはちゃんの援護射撃によりアリシアちゃんは最後の手札を場に出す。すると見事に緑の1~5が揃い、場面が完成した。
彼女たちが勤しんでいたのはとあるカードゲーム、『HA☆NA☆BI』である。
このゲームは各色のナンバーを1~5まで順番に場に出していき、全て揃えばクリアとなる。
そして非常に特殊なゲームであり、自分の手札を絶対に見てはいけないというルールがある。なので自分の手札を相手に見せ、トークンと呼ばれる駒を消費することで相手の手札から色か番号のどちらか一つを教えて協力していかなければならない。その際には手札の同じ色はまとめて教えたり、同じ番号をまとめて教えたりすることが出来るのだ。
このゲームは単純に難しく、如何に相手の意思を汲み取れるかが重要になってくるゲームだ。
さらにトークンは数が少なく、自分のターンに手札のカードを一枚破棄することでトークンを一つ回復出来る。これが中々に恐怖であり、全く情報が与えられてないカードを切るには度胸がいる。特に各色のナンバー5はデッキに一枚しかないので尚更だ。
他の回復手段として、手札のカードを場に出す際に色と番号を宣言して出す方法があり、正解だとトークンが一つ回復する。しかし失敗すると三つしかないライフポイントが一つ爆発四散する。場に出せる数字ではなかった時も爆発四散する。三回爆発したらゲームオーバーだ。
そんな精神を削るゲームをニコニコと楽しそうにタイマンでやっていた二人は間違いなく強者だった。
……え?なんで俺がそんなもん持ってるかだって?そりゃお前、クロノ少年とかエイミィちゃんとか一緒に遊ぶ為だよ。クロノ少年はめっちゃ凄いぞ。俺の知りたい情報を適切に出してくるからな。そこら辺誉めると露骨に顔しかめるけどさ……。あ、あれ?目から何か……
……な、泣いてねぇし。汗だしこれ(震え)
「アリシアちゃん!背中流してあげるね!」
「ほんと?なら私も!」
和気あいあいとはしゃぐ天……幼女たちに思わず頬が緩む。今ぐらいは戦いから離れてもバチは当たらないだろう。
いざとなれば俺が全て……
「ルージュさん、ルージュさん」
「……ん?どうしたフェイトちゃん。あぁ、もうお手伝いは充分だから一緒に入ってくればいいよ」
「あの……その……」
少し暗い感情が芽生えそうになった瞬間、遠慮がちにちょいちょいと袖口を引っ張られた感覚がしたので意識を瞬時に切り換える。するとフェイトちゃんが何か言いたそうにモジモジと体を動かしている。仄かに顔も赤くなってる気がしなくもない。
……何故だろうか。今俺の完璧な理性さんが警報器をガンガンに鳴らしている気がする。今すぐ逃げろと、お前の倫理が崩壊するぞと。
しかし無垢なる金髪幼女はそんな俺の理性警報器を無視して、容赦なく告げた。告げてしまった。
「あの……一緒に入りませんか……?」
「────」
これには俺氏も絶句。事案まっしぐらである。
そんなことしてみろ!悪戯っ子な小悪魔系幼女ことアリシアちゃんがクロノ少年へと報告(通報)する!絶対にする!!アリシアちゃんには悪戯をすると決めたら絶対に成し遂げるという凄味があるっ!!
つまり俺がクロノ少年に殺される。比喩でもなんでもなく、マジで殺される。何だかんだ言ってフェイトを妹のように可愛がったりしてるクロノ少年の事だ。そんな情報を手に入れた瞬間アースラの主砲を持ってして俺を殲滅してくるに違いない。流石の俺も戦艦級の主砲に耐えられる程人間を止めた訳ではない──筈。
ごめん、確証が持てない。まさかとは思うけど、耐えられたりして……?
違う!今は耐えられるかどうかを考える時ではない!
「は、ははは…フェイトちゃんのジョークは何て言うかこう、心臓にくるね!ビリビリっと!」
「……ジョークなんかじゃないです……」
「ゑ?」
先程の袖口掴みから、おててガッシリフォームへとレベルアップ。
ダ メ だ ! 逃 げ ら れ な か っ た !
「……だめ、ですか?」
「───」
そして止めと言わんばかりに涙目+上目遣い+頬真っ赤。
は?これどうやって戦えと?無理じゃね?即白旗だよこんなん。
あ、あああ相手は子供だし?そ、そそそそんなに意識することもももないだろ?
要約、即堕ち2コマ。
「……今回だけだよ?(震え)」
「っ!はい!ありがとう!ルージュさん!」
「困った子だな(震え)」
パァッ!と花が咲いたような笑みを見せるフェイトちゃんに、何とかして震える声を隠す。
俺はこの瞬間、逃れられない地獄への片道キップを手にしたのだ。
そして無論、そんな話を白と金の小悪魔が聞き逃す訳が無かったのだ……
次で姑息な時間稼ぎが終わります(戦慄)
どうしよう……まだ内容見れてねぇよ(;´゚д゚`)
ほ、ほら!続きが読みたかったら評価上げてほらほら!(本題反らし)