暑さへの耐性をお願いした筈が炎熱アンチになったんだが?   作:黒三葉サンダー

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この作品はちょくちょくタイトル詐欺という名の事故を起こします(白目)

タイトル仕事して?


この胸の昂りは!まさにバーニングソウル!!

ティラノに火を吹かれてから苦節5年。今もなお何とか生き残っている俺は様々な発見をした。

 

まず第一に俺に火は効かない。はっ?って思うやつもいるかもしれないが、残念ながらマジである。

ティラノの火炎放射に晒された俺は死を覚悟したんだけど、いつまで経っても痛みは来ないし、もう俺死んだんかな?と思って目を開けたらがっつり焼かれてる最中だったしで大パニックに陥ったのだ。

因みにこの世界の恐竜さんは大概炎を使えるっぽい。

 

女神様が飛ばした書類にチラッと見えた『炎熱』って文字の意味をあの時初めて理解した。あれって炎熱無効って書いてたのか!と。

いやまぁ有り難いけどね。暑いと熱いじゃ全然意味合い違うと思うけど!命拾いしたのは確かだし!

 

第二に俺は人間を止めているということが分かった。だって手から火が出たんだ!普通の人間が手から火を出せる訳がないだろ!(ド正論)

俺はこんなんお願いした覚えはないし、炎熱無効のハッピーセットかな?とも思ったんだけど、妙にこの能力に覚えがあったのだ。というかぶっちゃけ俺が生前やってたゲームで、俺のアバターが炎を使うアバターだったのだ!

 

うん、右手の火炎放射器で世紀末するのは楽しかったなぁ……

 

いやそれよりも問題なのは未だにこの世界の人間に会えていないのだよ!!

どこを見て回っても恐竜恐竜恐竜!人っ子一人いやしねぇ!

俺が飛ばされたのは白亜記だったのかと本気で疑うレベルで誰もいないのだ!!いやまぁ人間の白骨死体っぽいのとか遺品ぽいのはちょくちょくあったんで完全に人間が存在しないって訳じゃあないと思いたい。

 

おかげで全ては自給自足だ。衣服は仕方ないので何とか使えそうなものを拝借して、体を洗うときは基本的に川。食い物はキノコやら木の実やら、はたまた恐竜どもの肉を食って腹を満たしている状況だ。

 

そのせいで俺の能力も相まって素手で恐竜倒せるようになっちまったじゃねぇかこの野郎。もう完全に人外じゃねぇか。どうしてくれんだ女神様。

 

幸いな事に食い物は皆毒も無く美味しく食べられているのでそこはホッとしている。毒とかあったらたまったもんじゃないしね。運は俺に味方している!

 

とまぁこんな感じでおおよそ5年間?を一人で生き抜いてきたのだ。

あ、トリケラトプスさんの赤ちゃんは滅茶苦茶可愛かったよ。プテラノドンは怖かったけど。

ティラノ?あれは肉だ。

 

因みに最近はヴェロキラプトル達と仲良くなりました。

いいよね、種族を越えた友情ってやつはよぉ!

でも大概の恐竜さん達は何故か俺が近付くと一目散に逃げるようになってしまった。恐竜さんにまで無視されるとか俺そろそろ孤独死ぞ?

 

 

そしてそんな俺は今何をしているかと言うと………

 

 

 

 

 

「燃えるぜバーニンッ!!ヒャッハー!!」

 

 

 

 

別の洞窟で見つけた古ぼけた鎧を着て弾けていた!

 

 

 

 




こいつ頭大丈夫か……?

え?俺はどうなんだって?

もう手遅れかな( ;´・ω・`)
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