暑さへの耐性をお願いした筈が炎熱アンチになったんだが?   作:黒三葉サンダー

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爆発は芸術だ!(なお爆発するとは)


弁償はいくらですかね(震え)

どうしよう……鎧壊しちった……

 

いや、ね?勿論壊す気は無かったんだよ?あくまで借物だし、なんかスゲー偉人が着けてたんだろうなぁって感じの歴史を感じる物だったし。俺のアバターカラーと同じ赤色だったからテンション上がって借りただけであって、少し楽しんだらちゃんとお供えするつもりだったんだよマジで。

でも触った時点であれよあれよと勝手に体にフィットされ始めてさ、気付いたらもう俺用の鎧みたいな感じでサイズが新調されちゃった訳なんですよ。

 

それでもちゃんと返せば元に戻るやろって慢心してたのがいけなかったんだね。満足して外そうとしたらバラッバラに壊れました。文字通りバラッバラっす。しかもバラバラになった欠片も燃え尽きちゃったし。おおよそ俺の理解を越えた現象が起きちゃったんだなこれが。

なんで絶賛思考中。でも心の中はやべぇよやべぇよ!

勝手に砕ける鎧とか脆すぎぃ!でも壊しちゃったのは俺ですマジでごめんなさい!

 

しょんぼりしてると友達のヴェロキラプトル達がキュートな声を上げて俺を励まそうとピョコピョコしてくる。

滅茶苦茶可愛い。可愛いんだけどごめんな。今それどころじゃ無いんだ。

 

「取りあえず仏様に謝るか……」

 

こうなったら最早素直に謝るしかない。相手は仏様だが、俺の謝罪が天に届くことを祈る。

……だが今俺の前に立ちはだかってるティラノ野郎。邪魔すんならはっ倒すぞ。

 

 

 

─────────

 

 

 

人間ってすげぇよな。鍛え続ければティラノすら投げ飛ばせるようになるんだからよ。

……うん。皆まで言うな。俺がおかしいってことくらいこの5年間で理解したさ。

俺は人間じゃねぇ!(タケシ感)

早く人間になりたい(切実)

 

とにかく仏様には誠心誠意の土下座をしてきた。勿論頭を地面に擦り付けるやつ。ジャパニーズ=ドゲザは伝家の宝刀、はっきりわかんだね。

 

でもまぁ、この世界にはまだまだ隠されたお宝が眠ってるっぽい。気分はトレジャーハンターでお宝を見つけたいと思う。でも壊さないようにしなくちゃ(震え)

あ~あ、次元の壁でも越えられるもんねぇかなぁ……

 

 

 

………まさかこれがフラグになるなんぞ誰が想定出来ただろうか。

 

 

 

──────

 

数日後。

 

 

「最近また第64管理外世界の動きが活発になってるみたいだぞ」

 

「どーせまた恐竜共が原因だろ」

 

「いや、それが今までに無いエネルギー反応があったらしい。下見に行った奴が人間っぽい奴を見たらしいぞ」

 

「は?何かの見間違いだろ?あの世界はとても人間が生きていけるような環境じゃねぇし。耐熱性スーツが無きゃ体が燃えちまうような環境なんだぞ?」

 

「俺に言われてもわかんねぇよ。まぁ俺も見間違いだとは思うけどな。今度本格的に検査するらしいぜ」

 

「はぁ……嫌だなぁ、あそこは……」

 

「同感だな……」

 

 

 

 

 




炎熱アンチが無ければ即死だった……
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