暑さへの耐性をお願いした筈が炎熱アンチになったんだが? 作:黒三葉サンダー
局員B「うっそだろお前!この環境でバイク乗り回してるぞあいつ!?」
局員A「とにかく接触を────ってえぇぇぇぇ!?空走ってるぅぅぅ!?( :゚皿゚)」
局員B「しかも消えた………だと?(´゚ω゚`)」
局員A、B「とにかく連絡しなければ!!」
「ワァーオ……ビューティフォー……」
ただただバイクをエンジョイしてただけの筈なのに見知らぬ世界に着いたでござる。しかも目の前にはビッグな竜巻が6つも。
オッスオッス、相も変わらず一人ボッチを満喫してた俺です。つかこの現状なに?なんでこんなデカイ竜巻が発生してんの?もしかして俺のせい?
取り敢えずバイクで炎路を爆走しながら周りの状況を確認しよう。
まずこの竜巻。なんか知らんけどすげぇ力を感じる気がする。でもビッグティラノ程じゃねぇな。ビッグティラノさんはもっと赤く輝いていたぞ!!
……俺は竜巻に何を求めたのだろうか。はい次!
次に空飛ぶ幼女が二人────は?幼女?何で幼女?つか空飛んでる!?それにあの金髪の娘……かなり衣装が際どい気がする……!白い娘の服装とどうしてあそこまで差が出来てしまったのか!でも二人とも凄く可愛い事には代わり無いな!
……因みに宣誓するが断じて俺はロリコンではない!無いったら無い!!だから止めて!そんな犯罪者を見るような目で見ないで!!
最後に目に入ったのは犬と少年だ。無論一匹と彼も空を飛んでいる。もう駄目ポヨ。俺の理解力がオーバーヒデしてるよ。何ここ?人や動物が空飛ぶのが普通の世界なんここ?常識どこ……?ここ……?
……ん?と言うかなんか俺すっごく見られてね?あれか?皆普通に空飛んでる中俺だけバイクに乗ってるからKYだと思われてる?違うよ?君達の常識がおかしいのであってバイクに、ライディングデュエルには不可能は無いんだよ?あ、違う。人が空を飛べる方がおかしいんだよ?
「あ、あの!!」
おん?何やら白い娘が話をしたそうにこちらを見ている!話に応じますか?
勿論yes!……やめよ。一人でやっても楽しくないわ。そろそろボッチ限界です。誰か助けてヘルプミー!大賢者さーん!!
「……なんだ」
「ヒウッ」
や……やっちまったぁぁぁ!?五年ぶりの会話だから緊張してつい強キャラ感出しちまったぁぁぁ!?
ほれみろ!?白い娘が怯えちゃったじゃねぇか!!せっかく向こうから話しかけてくれたのに!!台無しじゃい!!
「お、お願いします!ジュエルシードの封印を手伝って貰えませんか!?」
「っ!?正気なの!?」
「……ほう」
な、なんと!謎の強キャラ感丸出しの俺に臆しながらも白い娘は勇気を持って再度話しかけてきた!!金髪の娘が白い娘を驚いた様子で見てるが、もしかしてそっちの娘の独断な感じ?協力的に見えて実はそれぞれソロプレイだった感じ?
つかジュエルシードって何よ?先ずはそこからだと思うんだ。いやさも理解してるように「……ほう」なんて言ってるけどさ。
「待って!何者かも分からない、しかも結界関係なく内部へ侵入してきた相手なのよ!それに味方かどうかも!」
「きっと大丈夫なの!あの人からは悪い感じがしないし、それに……なんだか暖かい感じがするの」
「あなた何を言って!?」
「………」
なんぞあの白い娘。心も真っ白な純粋っ娘じゃねぇか。疑う事を知らんのか?いや、感じか……そういやアイツもそんなこと言ってたっけな…………
だんだん周りの音が遠ざかっていく……思い出すのは忘れもしない、アイツとの思い出……
『んー♪君といるととても安心する。暖かい感じっていうのかな?心の中に太陽が昇ってるみたい!やっぱり私の直感は間違って無かったよ?───。大好き♪』
……はっ!しゃあないなぁ!!やってやろうじゃねぇか!!人助けってやつをよぉ!!
バイクをフルスロットルでぶんまわし、荒れ狂う竜巻へと突貫する!
「封印はそちらで出来るんだろう?なら俺は竜巻を黙らせようか」
「ふぇ?は、はい!」
久しぶりに気分が乗ったぜ!!ありがとうよ白い娘!君のお陰で漸く笑顔のアイツを思い出す事が出来たぜ!!
今更強キャラ感外せねぇしこのまま強キャラで推し通るしかない!!ジュエルシードもよくわかんねぇけどあの竜巻をどうにかすりゃええんやろ!?
シリアスなんざ必要ねぇんだよ!!
取り敢えず犬と少年が鎖っぽいので締め上げてる竜巻へと突撃しながら拳を構える。勿論炎のオマケつきじゃい!
「黙って封印されておけ……!」
俺に向かって幾つもの攻撃が飛んでくるが、そのどれもがビッグティラノに比べれば脆弱脆弱ぅ!防ぐ必要もないわ!
そのまま竜巻の中心へ向かってすれ違い様に渾身の一撃!相手が人ならば作画崩壊パンチと呼ばれるであろうそれを惜しげもなく竜巻へと叩きつける。すると叩きつけられた竜巻がパァーン!!と凄まじい音を立てて崩壊した。
ま、まさか作画崩壊パンチは竜巻すら崩壊させるのか。流石リーダーだ!チームサティスファクションはまだまだ上を目指せるぜ!!
とにかく後5つ!
俺は唖然とするワンコと少年を無視して作画崩壊パンチならぬ竜巻崩壊パンチをかましにバイクを走らせるのだった。
主「ヒャッハー!作画崩壊パンチは自然災害すら崩壊させられるんだよぉ!( *゚A゚)」
犬・少年「(;゚Д゚)……」
金髪「……本当に大丈夫なの?」
白い娘「大丈夫なの♪」