暑さへの耐性をお願いした筈が炎熱アンチになったんだが?   作:黒三葉サンダー

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主人公の鎧のイメージに一番近いのはアカム装備。
そして再びタイトル詐欺が始まるんだ!


お巡りさん!?誤解です!!俺はやってません!!

「ディバィィィン───」

 

「サンダー─────」

 

白い娘と金髪の娘の足下に巨大な魔方陣が出現し、それぞれに魔法を溜めている。白い娘の周りは薄くピンク色に輝き、金髪の娘の周りはバチバチと雷が鳴っている。

二人とも凄い気迫だ。

 

はいはいどうも。強キャラと言う皮を被った俺です。

いやージュエルシードってヤバイな!全部殴り込んだのは良いけど、結局また竜巻が発生しちゃつたよ。本来なら焦るべきなんだろうけど、ジュエルシードからの攻撃対象が俺一人に絞られたんで適当に弾いて遊んでます。

やっぱ素人じゃ駄目よ。こういうのは専門家の仕事っすわ。わっはっは!

 

それとさっきからずっと視線を感じるんだよなぁ。周りの子達じゃないし、どっかから監視でもされてたりする?ストーカー?ストーカーなの?言っとくけど俺は上条さんリスペクト系男子なんで男女平等パンチは余裕よ?俺の!筋肉に!不可能は!あんまりない!!

 

 

 

 

「──バスタァァァ!!」

 

 

「──レイジ!!」

 

 

 

 

そんな下らない事を考えてる間に、竜巻に向かって二人の魔法───魔法?金髪の娘のは雷だしまぁ魔法かな?って納得はさせられるけど、白い娘のあれ、なに?

魔法って言われるよりビームって言われる方が納得出来るんだが。魔法ってこんなんだっけ?(困惑)

いやでも春雪君の持ってた魔法少女系もこんな感じ……だった気がする!うん!俺がおかしくなってただけか!

いや俺がおかしいのはいつもの事か。

兎に角巻き込まれないようにバイクで範囲外まで疾走し、皆の周りを大きく円を描くようにゆっくり走る。

いやー、ビームと雷が竜巻をぶち壊す光景は爽快でした。なんか向こうの陸地がちょっち削れてるようにも見えるけど、まま大丈夫っしょ。

 

 

─────────

 

 

白い娘と金髪の娘がお互いに向き合って何かを話し合おうとしているのを尻目に、一人と一匹が俺を警戒するように注視してくる。あの二人の間に浮いてるのがジュエルシードか。サファイアみたいだな。あれが竜巻を発生させてたと考えると、中々に物騒な石っころである。

 

「私、フェイトちゃんと友達になりたいんだ」

 

「ッ!」

 

引き続きゆっくりと走りながら二人の会話を盗み聞きする。いやだって流石に気になるじゃん?明らかに友好的ではないのは目に見えて分かったし、途中まで協力プレイに見せ掛けたソロプレイだったじゃない!そんな二人の会話を気にするなって方が───!!

 

「悪いがちょっと邪魔させてもらうぞ」

 

「っ!行かせるか!」

 

不穏な力を感じてバイクのスロットルを回し、二人の元へと向かおうとすると一匹の大型犬が立ち塞がる!

 

ってキェェェエェェ!?喋ったァァァァ!?

 

ティラノもトリケラもラプトルも喋らんのに!この世界怖すぎる!でもそんなこと言ってる場合でも笹食ってる場合でもねぇ!騙して悪いが、これも仕事なんでな!

いや別に何も騙してないけどさ。

 

「悪いようにはしない」

 

「不審者の言葉なんか信じられるか!」

 

ごもっとも。返す言葉も御座いません。でも緊急事態なんで脇通りますね~^

対峙するワンコの脇を素早く鮮やかに、かつ炎を吹き出しながら疾走する!

ふはは!ワンコがバイクに勝てるわけがあるまい!極星邪狼にレベルアップしてから出直すがいい!

 

「くそ!!待て!!」

 

「断る」

 

「なのは!!」

 

ワンコの声も華麗にスルー!なんか後に百合の花を咲かせそうなお二方に接近する!

 

「ふぇ!?」

 

「な!?」

 

そして華麗に金髪っ娘を奪取!!そのままスピードを落として後ろへと優しくストン。許せ紳士の諸君。これもあなた方が崇拝する天使たちを守るためなんだ。ついでに俺はロリコンではないので許される筈だ。

 

「へ?は?あの!?」

 

「しっかり掴まっていろ。振り落とされるなよ」

 

「何を───ひゃっ!?」

 

再びバイクをフルスロットルでぶんまわし、すぐさま白い娘と距離を取る。すると先程まで金髪っ娘がいた場所に紫色の雷が落ちた。もしあのまま動かなければ金髪っ娘はあの雷に直撃していただろう。

 

「白いのは大丈夫か?」

 

「白いの!?私のことなの!?」

 

「大丈夫そうだな」

 

元気にツッコミをしてくれる辺り無事みたいだな。にしてもあの娘……ツッコミの才能がありそうだな!何だかいいパートナーを見つけた気がする!

……誤解なきように言うが、漫才のだぞ?決して紳士諸君が決起して襲い掛かってくるようなことではないからな!

 

「……母さん」

 

むむ?金髪っ娘が何やら空を眺めて呟いている。え、なに?もしかしてこの攻撃って君の母親からな感じなん?

娘に向かって攻撃とかお仕置き的なあれか。にしても威力過多な気がしなくもないが。

 

「危ないっ!」

 

「む?」

 

結構スピードを出しているにも関わらず的確に雷が此方に、というか金髪っ娘に向かってくる。これ撃ってる奴スナイパーか何かか?相当な手練れと見える!

だがまるで!ビッグティラノには届いておらぬぞ!

 

「ふん!」

 

横一線に腕を払うだけで雷を弾き飛ばす。しかし食らってみると思いの外ビリビリする。あ~あ、仏様の鎧にも少し傷付いてら。まぁ焼けば直るだろ。とうの金髪っ娘はポカーンと可愛らしい間抜け顔を晒している。そんなに雷を弾き飛ばすのが意外だったのか。でも竜巻を作画崩壊パンチでぶっ壊してるし今更だよなぁ。

 

 

 

 

取り敢えず攻撃止むまでは金髪っ娘に悪いがライディングに付き合ってもらうとしよう。

 

 

 

 




この高速ライディングを切っ掛けに金髪っ娘は速さに魅入られていくのだ……!(大嘘)

何気に感想やら評価やら飛んできてて草不可避。よくこんな暴走作品に付いてこられるものだ(戦慄)
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