黒の境界   作:野原しんのすけ

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始めて書いたので下手ですが暇つぶしに慣れたらいいと思っています


プロローグ

懐かしい夢を見た

一人で過ごしていた文化祭の終わりに楽しげに話しながら歩いている人々を眺めながら楽しくもなかった1日を振り返っていると、目の前には風船を持った着ぐるみがこちらに風船を渡してきた。戸惑いながらもその風船を受け取った私にその着ぐるみはそっと私を抱きしめた。

 

なぜこの着ぐるみは私を抱きしめているのか、何が目的なのか、突然のことで頭の中がこんがらがっていると、その着ぐるみは私からゆっくりと離れ、そのまま人混みの中に消えて行った。

 

 

アレはなんなのか、自分を哀れだと思ってやったのか、それとも自分を「ピー」したかったのか、いつも通りの自意識過剰な事を考えながら渡された風船を片手にそのまま私は着ぐるみが消えていった方向を眺めながら家に帰った。

 

 

3日間にわたる文化祭は自分にとってはビッチやリア充達がカップルになって「ピー」な事をこっそり裏側でヤったり自分の様なぼっちをあざ笑う為の行事、そんな事を考えながら他校にいる唯一の友達と一緒に楽しみたかったが結局はほとんど一人で過ごしたせいで当然楽しく過ごすことが出来ず手伝いもほとんど足手まといでできなかったのでそんな事を考えながら私を溜息を一つついた。

 

 

 

けれど、そんなつまらない文化祭の中であの人は一人で過ごしていた私を見つけてくれた 、あの人にとってはそれが仕事だとしても私はそんなつまらない文化祭も不思議とあの人と出会えたきっかけなら良かったと思った 。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの人が目の前で死んだ時、自分の中にあった何かが静かに壊れた音が聞こえたのは

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

「夢かよ…」

 

ベットでゆっくりと目をこすりながら欠伸をした私は窓から見える朝日を眺めながらベットから降り、無駄に天気のいい空を眺めながらげんなりしつつすぐそばにあった着物に着替え始めた。

 

 

 

 

まだ高校生の頃、事故で家族を亡くした私は、従姉妹の家に引き取られたが今は一人暮らしをしている。

 

 

 

最初はそのまま従姉妹の家からは通っていた高校は遠すぎるので、近くにある高校に行くことになりかけたが新しい学校に転校して知らないクラスメイトの中でボッチライフを送るのは嫌だった私はまだ知っている人が通っている高校にそのまま通い続けたいいと思い、わがままだがなんとか叔父さんと叔母さんにお願いして、高校から通える距離にあるマンションで一人暮らしが出来るようにしてもらった。

 

 

当時中学に入ったばかりの普段は物凄くクールな従姉妹は最初は凄く嬉しそうに「お姉ちゃんと暮らせる」と子供の頃の呼び方になるくらい喜んでいたのだが、私の提案にすごい不満そうにしていたので、何度もお願いして許して貰ったが何故かー人暮らしをする時の条件で普段着は着物で過ごすなど訳のわからない事を言われた。

 

 

 

理由を聞くと従姉妹の家は世間で言うヤのつく職業で私も家族になったからには会議などのために時々帰ってきて参加してもらうという事、従姉妹の家は着物を着て会議に参加してもらうために、ちゃんと着れる練習として一人暮らしのときも私服は着物を着て慣れておくようにと言われ今自分の家にある数少ない家具のタンスには着物が詰められている。

 

普通の服を買おうにもお金には限りがあるので無駄遣いは余り出来ず、かと言ってこれ以上のわがままを言うことは言えるわけがなく仕方なく一人暮らしの時のほとんどは着物で過ごしている。

 

 

唯一の救いは派手な色柄などが付いていないタイプのみで、断ろうにもハイライトのない目で言われたので無理だった。

ああ、私が原因とはいえ昔の可愛い純粋無垢な従姉妹はどこにいったのか、そう思い頭を抱えながら冷蔵庫に入っていたパンや卵、ハムなどを使って調理し軽めの朝食を取りながらコーヒーを飲む。

「 そろそろ行くか…」

 

空になったカップや皿を洗いテーブルに置いてあったものを帯にしまい靴を履いて外に出かけた。

 

「うわまぶしぃ」

扉を開けた途端に視界いっぱいにひろがる太陽の光に悪態をつきながら目的地に向かって足を運ぶ。

そのとき、一度帯にしまっていたものを取り出し数秒見つめた後帯にもう一度しまい再び足を運び始めた。





こんにちは 野原しんのすけです 今回投稿した「黒の境界」が始めて書いた小説なので下手くそですが興味がある方は暇つぶしに読んでみてください
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