「……ん」
ここは……私はさっき、人間の少年に擬態したサテュロスの一員であろう奴と戦って……それで……
あぁ、そうじゃ。奴が急に姿を霊体化したかと思えば、目の前まで迫った岩に激突して……それからの記憶が無い。
恐らく私はそのまま気を失ってしまったのか。我ながら情けない話じゃ……しかし、誰かが助けてくれたのか? それとも……
「……気がついたか?」
「……っ!?」
こ、こいつは!? そうか、私は気絶したところをそのまま捕えられて……
くっ!
「お前……うぐっ!」
「あー……急に起き上がると傷が痛むぞ?」
……どうやら、岩に激突した時のダメージがまだ残っているようじゃ。全身が軋むように痛む。
これでは証の鎌は使えそうにない……せめて、羽衣か勾留ビンで抵抗を……
「いくら俺が治療したとはいえ、まだ完治した訳じゃない。今は安静にしておいた方が良いと思う」
「……は? ち、治療……?」
こいつは何を言っているんじゃ? 敵を治療? いや、相手はサテュロス……こちらを騙そうとしているに違いない。
あの連中は、目的の為なら手段を選ばん奴らだ。それにこいつは
(意識が戻って良かった……いくら『お医者さんカバン』を使ってるとはいえ、このまま目覚めなかったらどうしようかと思ったよマジで)
「その、色々気になることはあるだろうけど……まずは……」
「……っ」
腕を動かそうにも、痛みで体を動かせない……! 羽衣も目の前にあるというのに……! こんなところで、私の命は……いや、先に拷問による尋問か……!
「先程はすみませんでしたぁっ!」
「……ほぇ?」
思わず間抜けな声が出た。え? こいつは今何をした? 謝罪? 頭を下げながら? あのサテュロスが、敵である私に謝罪じゃと……? こ、これも私を油断させる罠か……?
「リミュエルを説得しようと、攻撃を無効に出来る道具を使ったら……まさかこんなことになるなんて! 本当にごめん!」
「ど、道具……? まさか、さっきの霊体化のことか?」
「霊体化? あ、そうか……」
(悪魔のリミュエルからすれば、そう感じたのか……確かに、駆け魂みたいな悪霊が存在する世界だもんな……)
「おい……」
「あ、えっと……とりあえず、俺の話を聞いてほしい。さっきはそれどころじゃなかったし、俺を敵だと思っても仕方ないけど……」
「…………」
本当なら、サテュロスの話など耳を貸さない方が良いのだろう。そこから洗脳される可能性だってある。
酷い場合は、話を聞いている内に質疑応答等で誘導され……こちらが握る情報を知られてしまうかもしれぬ。
じゃが……どうもこいつは、敵にしては殺意を感じない。やろうと思えば、今すぐにでも私を始末することが出来るはずなのに……
「……勝手に話せ。どうせ私は身動きが取れぬ」
「ありがとう。どこから話せば良いか……まずは、さっき使った道具についてだけど……」
「ひみつ道具……」
「そう。だからさっきまで、俺はリミュエルの攻撃を何とか受け流すことが出来た」
まさかそんな物が……しかし、こいつが嘘をついているようにも見えない。
実際に、あのような状況で突然体を霊体化するような奴は……今まで見たことが無い。目の前で見た以上、嘘と切り捨てる訳にもいかぬ。
しかし、道具……? 地獄にも、そのような現象を容易く行えるような物は……
「……私が体ごと反対に吹っ飛んだのも、そのひみつ道具とやらの力か?」
「正解。あれは『ひらりマント』といって、マントを振るだけで真後ろ以外のあらゆる攻撃を跳ね返すことが出来る」
「…………」
絶句した。あんな玩具のような布きれで、そのようなことが……!?
普通の悪魔なら、そんな話を聞かされても信じられないと思うだろう。私も、こいつと戦う前ならそう考えていたはずじゃ。
しかし、私はそのひらりマントという布の強さを……身をもって知っている。いや、思い知らされた。
鎌で攻撃しようと、何度突進しても……全て逆方向に弾き飛ばされてしまうのじゃ。
「なら、霊体化は……」
「……実はあれ、霊体化した訳じゃないんだ」
「は?」
「リミュエルが俺の体をすり抜けたのは、この『四次元若葉マーク』のせい」
こいつは何やらズボンを弄ったかと思えば、人間界で稀に見かける物を見せてきた。
「……人間が乗る車についている、よく分からない絵にしか見えないのじゃが」
「見た目はふざけてるかもしれないけど、これを貼ると体が四次元空間に入り込み、現実空間の物が全てすり抜けるようになるんだ。
これのお陰で、俺はリミュエルの攻撃をすり抜けることが出来た。その結果があの大惨事だけどな……本当にごめん。責任を持って、怪我は手当てしたから」
「なっ……!?」
よ、四次元じゃと!? もはや新悪魔どころか、サテュロスだとしても到底実現出来ない技術じゃ……!
霊体化よりも難解な技術であるはず……! なのにこいつは、そんな物で簡単にやってのけたというのか……!?
「そしてこの部屋、どこだか分かるか?」
「……お前の自室か? それにしては物が無く殺風景じゃが」
「違う。実はさっきの岩壁の裏に、俺が独自に作り出した空間だ。ここからだと見えないけど、『かべ紙ハウス』という道具を使ってる。
見た目はただのドアが書かれた紙だけど、それを壁に貼るだけで、中に人が住めるほどの空間が出来上がるんだ」
「…………」
か、仮想空間さえ簡単に作り出せてしまうのか……こいつは……
「更に言うと、今はこの世界の時間が止まってる。この懐中時計……『タンマウォッチ』を使って、俺達以外の時間を止めたんだ。
ひみつ道具の存在が、サテュロスやヴィンテージにバレないように……同時に、リミュエルを安全な状況で手当てしなきゃいけなかったし。
あ、時間が止まってるのは人間界だけじゃない。地獄や天界の時間も止まってるはずだから、向こうでもリミュエルから連絡が無いことでトラブルは起きてないはず」
「…………」
もはや驚愕の連続で、声を出すことさえ出来ない……こいつは、予想以上に危険じゃ……!
確かに、私から連絡が入らなければ……地獄側も何かしらの安否確認等の連絡を寄越すはず。しかし、それらしき反応は一切無い。
となれば、本当に時が止まっておるとしか考えられない……ユピテルの姉妹が集えば同等の現象を起こすことも不可能では無いのかもしれぬが、そんなあっさり行えることではないはず……!
こいつが敵に回れば、私達では相手にならない。サテュロスが総出で挑んだとしても、容易く返り討ちにしてしまうほどじゃ……!
「……み、味方」
「え?」
「お、お前は……どうして、さっきは……味方と言ったんじゃ……?」
恐怖で声が震える。こいつにかかれば、私など『ハエ』に過ぎない。いや、全盛期のドクロウさえも『雑魚』と断言出来てしまうほどだろう。
もしかすると、今はまだ生かされているだけで……機嫌を損なえば、すぐに抹殺されてしまうかもしれない。
増してここが偽りの空間であり、時間が止まっている等という出鱈目な話が本当なら……証拠すら残らない……!
「あー……それはだな……」
(転生したことは……やめとこう。いずれドクロウに伝えるとはいえ、この時期のリミュエルに伝えるのは……流石に早過ぎるよな)
「……俺、地獄のことはもちろん、少し先の未来が分かるんだ」
「……未来?」
「そう。『タイムテレビ』といって、過去や未来のどんな場所でも見ることが出来る道具があるんだけど……
それで色々調べてたら、サテュロスやヴィンテージの奴らがとんでもない計画を立ててることが分かった。
そしてついでに、新地獄や天界がサテュロスの計画に巻き込まれることも分かった。リミュエルのことも、この時に知ったんだ」
「…………」
そうか……だからこいつは、私やサテュロスのことを……それだけじゃない。奴らが密かに企てている計画のことまで知っているとはな……
「それで俺は人間界を守る為にも、新地獄や天界のサポートをしようと思った。でも、この力が周りに知れ渡る訳にはいかない。
こんな強力な道具がサテュロスやヴィンテージの手に渡ってしまえば、ものの数秒で三界制覇されてしまうと断言してもいい。
だからこそ、道具を使う時はこっそり隠れながら行動するしかなかったんだ」
(……正直苦しい理由だけど、こうしか言えないな。原作知識のお陰で未来を知ってるのと、タイムテレビの機能、そして人間界を守る為ってのは一応嘘じゃないし)
「…………」
……なるほど。だからあの時、こいつは雲の上にいながらも細工をして、周りからの目を誤魔化していたのか。
「……お前は」
「……え?」
「お前は……何者なのじゃ? そのような、凄まじい道具を持っていて……それでいて、私達の味方を名乗るのは……」
「……企業秘密。でも、リミュエル達の味方であることは断言する……って言っても信用出来ないよな。
でも……どの道、人間界を守るには新地獄や天界の協力が必要なんだ。せめて、俺は世界を守る為に動く……同志であることだけは信じてほしい」
「…………」
こいつは正しく危険人物じゃ。万が一、敵に回るようなことがあれば、サテュロスが暴れ回る以上に三界滅亡の危機に陥るじゃろう。
人間界を守る為という理由も、本当のことを話している確証は無い。私を欺いて、良い駒として利用しようと考えているかもしれない。
……じゃが、やはりこいつから殺意は感じられない。そういえば、さっき私が攻撃しようとしていた時も……こちらへ攻撃してくることは無かった。
それに体も、意識が戻った時より軽くなっている。腕を動かすだけで軋んでいた体も、随分と楽になった。こいつが私を治療したというのも本当らしい。
やろうと思えば、いつでも……それこそ今この状況でも、私にとどめを刺せる。にも関わらず、こいつは自分の力の正体を話した。
もし私を敵だと認識していれば……こいつが正真正銘、サテュロスの一員であるなら、間違いなくそんなことはしないはず……
自分の手の内を明かす等という、愚かなことをするほど……サテュロスもお人好しではないはずじゃ。
「……信じて、良いのか?」
「……!」
「お前の、話……信用して、良いのか……?」
「……逆に聞くけど、信じてくれるのか?」
「……お前は、私が攻撃している時も……ずっと味方だと言って、こちらに攻撃することをしなかった。それどころか、自滅した私の怪我を治療し……自らが行使する力の秘密も話した。だからこそ、信じてみようと思ったのじゃ。無論、全てを信用した訳ではないが」
「……それでも十分だよ。ありがとう、信じてくれて」
こいつ……少年が微笑む。最初はサテュロスの奴が擬態した姿かと思ったが……やはり見た目通りの、人間の子なのか。
起こせる事象は人間のそれではなく、もはや神の領域じゃがな。ユピテルの姉妹が起こす奇跡も、こいつの道具には敵いそうもない。
「……今更だけど、俺を攻撃したのって……やっぱり、ひみつ道具の力が怪しかったから? それともサテュロスのことを知ってたから?」
「両方じゃな。加えて、私の名前を知っておったことも決定打になったのう。だからこそお前が羽衣で人間に擬態したサテュロスであると確信し、討伐しようとしたのじゃ」
「……あー、なるほど」
(名前を知ってることの不自然さ……そこまで考慮してなかった。そりゃ誤解されるわ。俺ってほんと馬鹿)
「……雨粒が空中で止まっておる。本当に時が止まっているのか」
「だからさっきそう言ったでしょ」
「いや、確かにそうじゃが……こうして目で見ると、より実感が湧いてのう」
俺はリミュエルの怪我がほぼ回復したことを確認し、かべ紙ハウスの外に出た。もちろん時間が止まっているので、天気は相変わらず大荒れのままだ。
そういえば、体感で何時間過ごしたのだろうか。眠気は全く無いので半日も経っていないはずだが。
とはいえ時間を止めておいて良かった。もしタンマウォッチを使っていなかったら、天理達は今頃待ちぼうけだっただろうし。
「しかし、本当に秘密なのか? お前の道具があれば、サテュロスの連中をすぐにでも……」
当然だが、リミュエルにはひみつ道具のことを黙っていてもらうよう頼み込んだ。
どうせ後からドクロウやエルシィ達に伝えるとはいえ、まだ出会ってもいない状況でそんなことをするのはリスクがあり過ぎる。
リミュエルの気持ちも分かるが、原作知識が役に立たないほどの改変は極力避けたいのだ。
……って、こんな事態に陥っている俺が言っても説得力無いか。
「そういう訳にもいかない。未来はデリケートで、慎重に行動しないと……下手すると修正不可能なレベルで捻じ曲がる」
「……そうか。お前が言うなら、そうなんじゃろうな」
「……あぁ。それより、傷は大丈夫か?」
「何とかな。それにしても、よく悪魔の私を治療出来たな……あの鞄は、一体どういう技術なのじゃ?」
「……企業秘密で」
ぶっちゃけ説明したくても、俺もひみつ道具……お医者さんカバンの構造なんて知らないし。仮に誰かから説明されたとしても、絶対理解出来ないだろうけど。
「いけずじゃな」
「とにかく! くれぐれも俺のことをペラペラ話さないでくれよ?」
「大丈夫じゃ。約束は守る。第一、私はお前の名前を知らん」
「……そういえば名乗ってなかったな」
でも流石にもう名乗らないぞ。以前、うららの爺さんと香夜子に名乗ってめんどくさいことになったからな。
少し心が痛むが絶対名乗らない! これ以上厄介な事態を引き起こす訳にはいかないし!
せめてリミュエルに名乗るとしたら……高校入学後だな。この時期なら原作でもリミュエルは桂馬のことを知っているし、俺が名乗っても面倒な事態になることは無いはずだ。
「悪いけど、名前も言えない。悪魔達なら名前が分かっていれば即特定出来るだろ?
そこから俺のひみつ道具の存在がバレると、凄く面倒なことになりそうだし」
「……確かにな」
いくら『ヒミツゲンシュ犬』が発動しているとはいえ、ひみつ道具のことを他人に話すのは不安だ。
とはいえリミュエルはうらら達とは違い、うっかり秘密を話してしまうような性格では無いと思う。そういう意味ではまだ安心出来る。
「よし、じゃあ時間停止を解除する」
俺はタンマウォッチを取り出し、先程と同じようにスイッチを押す。すると止まっていた雨粒が動きだし、俺達は一気にびしょ濡れになる。
「……時が動き出した」
「これで何もかも元通り。それじゃ、俺は雲の上の作業に戻るよ……またな、リミュエル。傷はほぼ治っただろうけど、くれぐれも無理はするなよ?」
「……無論じゃ。お前も、私の時のように誤解されぬようにな」
「うぐっ……はい」
図星を突かれてギクリとした俺を見たリミュエルは、少し笑ったような表情を見せて……大雨の中を飛んで行った。途中で雷に当たったりしないよな? いや、流石に心配し過ぎか……
とにかく、俺も雲の上に戻ろう。早く天理達を雲に案内してあげないと。ただ、今度は『マジックドーム』ではなく、ちゃんと皆に『石ころぼうし』を被せるけど。
「さて、『どこでもドア』を……あれ? 無い……そうだ! さっき雲の上に置きっぱなしに……ん?」
どこでもドアが見当たらず慌てていると、ふと一本岩が目に入った。
確か
原作の流れを出来るだけ崩さない以上、ここで俺が手を出す訳にはいかないが……
「……大雨のせいか? 何となく、原作より黒ずんでるような……」
原作では普通の大岩だったはずだが、どことなく黒みがかった色に見える。
アニメではどうだったっけ? 確か普通の色だった気が……でも、特別不自然というほどでも……
「ってそんなこと気にしてる場合じゃなかった。早くさっきの雲に戻らないと」
俺は『取り寄せバッグ』で雲の上に置き去りにしていたどこでもドアを取り寄せ、すぐに雲の上に戻った。
そして体を『瞬間クリーニングドライヤー』で素早く乾かし、部屋で待っている天理達に声をかけに行った。さて、何をして遊ぼうかな……
「……よく来てくれた」
地獄に帰るや否や、私はドクロウに呼び出された。おかしい。呼び出しを受けるような失態は……あ、1つあったな。
しかしこのことは、あいつの言う通り誰にも話していない。となると、やはりサテュロス絡みか。
「何じゃ、ドクロウ。私をわざわざ呼び出すとは……
「いや、今回は違う。むしろ君に関することだ」
「……?」
「君の羽衣のログに、何やら奇妙な記録が残っていた。特定出来ない位置座標と、極端な設定時間のズレだ」
「……!」
……迂闊だった。あまりの衝撃的な出来事の連続に、羽衣のダミーログを作っておくことを忘れていた。
普段の私なら絶対にしないであろうミス……いやしかし、あのような超常現象を経験すれば、余程の者でもない限り混乱すると思う。
「……人間界で何かあったのか? 例えば、何か想像もつかない事故に巻き込まれたとか……」
「…………」
あいつとの約束は守る。ひみつ道具とやらのことを話すつもりは一切無い。しかし、ドクロウ相手に隠し事が出来るとも思えん……さて、どう誤魔化すか……
「……すまんのう。確かにトラブルはあったが、詳しくは話せないのじゃ」
「何故だ? まさか、何者かに脅されて……」
「違う。むしろ私は……助けてもらったという言い方も変か。少しいざこざが起こり、それにより自滅したのじゃが……
その間、とある者に保護してもらっていた。羽衣のデータがおかしくなったのは、そのせいじゃ」
まさか時間が止まっている間に、得体の知れない異空間で治療を受けた等と話したところで信じてもらえぬだろう。
「保護……?」
「本人から口止めされている以上、それを話す訳にはいかぬ。じゃが、これだけは言えるか……人間界にも、私達と同じ目的で動く協力者がいる」
「
「そうじゃない。
「そ、そんな者が……ん? まさか……」
「どうした?」
「……いや、何でもない。分かった、このことは追及しないでおこう。呼び出してすまなかった、もう戻ってもらって構わない」
「……そうか」
妙にあっさり引き下がったのう……てっきり、事情を事細かに聞かれるかと思ったのじゃが……まぁ、私としては引き下がってくれた方が好都合じゃがな。
(……もしや、私が考えていた
「…………」
(防音結界を張らないほどの雑談かと思えば……人間界に、そのような奴が……念の為に盗聴しておいて良かった)
「……ふむ」
(これは一刻も早く上に報告しておかねば。我々の計画を邪魔される訳にはいかない。正体は分からないが、特定出来ない位置座標とあらば……少なくとも、ただの人間では無いだろう。
まさか人間共の分際で、そのような油断ならない奴が存在しようとは……正直、侮っていた。これからは人間界に対する警戒を強めなければ……!)
「……うっ」
「……桂馬君、どうしたの?」
「いや、何でもないよ……ちょっと悪寒がね」
(悪寒……?)
天理達と雲の上で遊んでいると、背筋にゾクリと寒気がした。もしかして、さっきの大雨で風邪でも引いたか? リミュエルはともかく、俺はしばらくびしょ濡れのままだったからな。
まぁ病気になったところで万病薬があれば一瞬で治せるけども……まさか何かのフラグとかじゃないよな? 違うよな?
原作とにらめっこして書きましたが、思っていたよりもリミュエルの口調に苦戦しました。
地獄側がうっかりし過ぎな気もしますが、原作でも地獄(場合によっては天界も)は結構大雑把なところがあるので、これくらいの失態はセーフかな~と。
リミュエルがドジっ子になっちゃったのも、ひみつ道具の凄さで頭がいっぱいいっぱいになっていたという感じで。
リミュエルがドクロウ(骨)と会話する場面は……ありましたっけ? 確か無かったような……見落としていたらすみません。
とりあえず、この世界ではドクロウ(人間)が生み出される前から、リミュエルはドクロウ(骨)とそれなりの頻度で会話しているという設定でいきます。
それとドクロウ(骨)さん、雑魚呼ばわりしてすみません。
・2019年02月13日追記
読者の方から感想欄にて『過去編でリミュエルとエルシィが遭遇した時、リミュエルがドクロウに連絡している』というご指摘をいただきました。
確認してみたところ、確かにリミュエルの台詞でドクロウ(骨)についての言及がありました。
よってこの作品でもリミュエルとドクロウ(骨)は原作通り、桂馬達が幼い頃から連絡を取り合っている設定でいきます。