楽屋
翔「あーー疲れたーー」
み「うんうん久しぶりだったけどいい演奏ができたね!」
美「これでバンド活動はまたしばらくおやすみね。」
直「まぁ個人の仕事も有難いことに貰えてるからそちらも頑張りましょうか。」
み「そうだね!」
少し離れた所で
あ「しょ、翔あのね...。」
翔「ん?後で聞くわ。とりあえずトイレ行ってくる。」ガチャ
あ「あっ...。」
通路を歩いていくと後ろから
?「あっあのー」
翔「うん?」
俺は振り返った。そこには姉がいた。
沙「やっぱり透也だよね?今までどこに...。」
翔「うっ...。」
だめだ...。
沙「私ね、透也に言わないといけないことがあるの。」
やめてくれ...。
沙「あの時は本当に」
聞きたくない...。
沙「ごめんなさい!」
姉は深く頭をさげてきた。だけど...。
頭が真っ白になって何も言葉が出てこない。
俺も謝らなければいけない。
けど俺は逃げた走ってCiRCLEから飛び出した。
沙「待って!!」
姉が追いかけてくる
元々運動は得意ではないので追いつかれるかもしれない。だけど走った。
すると
沙「きゃっ!」
姉が転んだ 俺は足を止めて振り返った。その転んだ場所が良くなかった。
翔「マジかよ!」ダッ
道路の真ん中で転びトラックから走って来ているのが見えた。その瞬間に姉に向かって走った。
間一髪の所で姉を引っ張りお互いに轢かれずに済んだ。やはり俺は甘いな。
しかし慌てて助けたものの言葉が出ない。
沙「あ、ありがとう...。」
翔「別に...。」
沙「あ、あのさ透也、私納得してないからね。家を出ていった事。」
翔「っ...。」
沙「だからね。透也の口からしっかりと話して私だけじゃなくてお父さんとお母さんともね。そして納得させて。お願い。」
翔「分かった。今度向かうよ。」
沙「ならLION交換しよ。透也の都合がいい時で大丈夫だからね。」
翔「とりあえず戻ろうか。沙綾。」
沙「あれ?前みたいにお姉ちゃんって呼んでくれないの?」
翔「いやもう家族じゃないからな。それに恥ずかしい。」
たわいもない話ができる。それがこんなに幸せな気持ちになれるとは思わなかった。
―――――――――
あ「もう!どこいってたのよ!」
翔「悪い悪い ちょっとトイレにな、」
あ「またそんなこと言って!」
み「まぁいいじゃんそれよりも早く事務所に戻ろうよ!」
翔「ん?今日はもう解散じゃないの?」
美「さっき社長から電話があって1回戻って来て欲しいって連絡があったのよ。」
直「珍しいよな。ライブ後に戻って来て欲しいなんてなんか急な用でもあるのかな?とりあえず戻るか。」
み「あ〜あ 早く帰ってお風呂入りたいよ。」
あ「ほんとですよね。なんでわざわざライブ後なんでしょうかね?」
直「だから早く戻るぞって。」
み「はーい」