家族を捨てた少年   作:表の表は表

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ストーリーを書いて思ったのは、たくさん投稿されてる方がいかに凄いかと言うことでした。


1話

―――――――――――――――――――――

現名(黒川 翔)13~15歳←現在

家出をしてから偶然芸能事務所の社長に拾われた透也はそのまま芸能事務所に所属 事務所で知り合ったメンバーでバンド(SPIRIT)を組んでいる。黒川は狐の面を付けてギター担当をしてます。

 

1話

 

久しぶりに山吹家の頃の夢をみた。

 

翔「最悪の目覚めだな…」

 

黒川翔は呟いた。

家を飛び出した後俺はとある芸能事務所の社長に偶然出会い気に入られてそのままお世話になっている。山吹家は自分の申し出により家族を脱退した。恐らく市役所から通知が行って喜んでるか悲しんでるかわからないけれど、今の俺からすればどうでも良いことだ。

バンド活動をするにあたって学校もそのまま辞めることにした。今の自分は事務所の一室を借りてそこで寝泊まりしている。

 

あ「翔ーー!起きてる!?」

 

翔「朝っぱらからうるせーよ あおい」

 

あ「ごめんって〜♪」ニコニコ

 

こいつは同じ事務所で同じバンドの仲間の霧矢あおいだ。担当はキーボード 同時期にこの事務所に来ており最初に仲が良くなったのがあおいだ。

 

翔「てかあおい何で来たんだ?曲合わせは昼過ぎからだろ?」

 

あ「はぁ〜 もうお昼すぎてるよ…」

 

翔「えっ...。」

 

時計は13時半を示していた。

 

あ「早く着替えて来てよ〜」

 

翔「(-ω-ゞラジャ⌒☆」

 

こうしていつもと同じ感じの1日が始まった。

―――

 

私がSPIRITの専用のレッスンスタジオに入ると美月さんが話しかけてきた。

 

美「どうだった?翔起きてた?」

 

あ「ちょうど起きた所みたいでしたよ。」

 

み「待ったく翔の寝起きの悪さは相変わらずだね〜」

 

あ「みくるさんも美月さんに起こしてもらってましたよね…」

 

今話しかけてくれたのは神崎 美月さんと夏樹 みくるさん

美月さんとみくるさんは私の1歳歳上で美月さんがVO&ギター みくるさんはVO&ベースであと1人メンバーが ガチャ 直「やっほーみんな揃ってる〜?」あと1人のメンバーがきたわ。

あと1人のメンバーは今入ってきた涼川 直人 私や翔と同い年でドラム担当 このSPIRITのリーダーでもある。

 

美「まだ翔が来てないわ。」

 

直「翔の奴またか」

 

あ「多分すぐ来るよ。」

 

み「そう言って1時間ぐらいこない ガチャ 『悪ぃ 遅れた!』来ちゃたね。」

 

直「よし今日はミーティングしてから練習するぞ。」

 

あ「なんの話をするの?」

 

み「ライブの話しみたいだよ!超テンション上がる!」

 

直「あぁ ライブハウスCiRCLEのまりなさんから出演依頼をもらったけどどうする?」

 

み「出ようよ〜最近ライブ出来てないから、久しぶりにみんなでパーって演奏しようよ〜」

 

美「私も賛成よ。」

 

翔「まぁたまには、こういうのもいいよな。」

 

あ「私も出たいなー」

 

直「ならまりなさんに出れるよに言っておくよ。多分社長は1発で許してくれるから大丈夫でしょ。とりあえず俺は連絡してくるからセットリスト考えといてくれ。」

 

あ「美月さん!楽しみですね!」

 

美「そうね、最近はみくるとモデルの仕事がメインになってたから久しぶりにみんなでライブするのがたのしみだわ。」

 

翔「それで何をやろうか?」

 

み「笑顔のSunCatchをやりたい!」

 

あ「私はフレンドがやりたいです!」

 

この後セットリストが決まりみんなで曲合わせを始めた。

――2時間後――

 

み「あー こんな続けてベース弾いたの久しぶりで背中がゴリゴリなるよー 」

 

翔「基礎練ばっかやってたから通しはきついわ。」

 

直「まぁライブは2週間後だからゆっくりやってこうぜ。」




家族を脱退するのにはかなり審査みたいなのが必要ですが、物語が進まなくなってしまうので甘くしてます。

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