今日は憂鬱な気分で専用のスタジオに向かう
直「さぁ今日は事務所の周りの商店街を散歩しようの撮影日だ。回る店は決まってるからその通りにな。」
美「本当にいいの?この手順だと途中山吹ベーカリーによることになってるけど翔はきついんじゃないかしら?」
翔「あー 多分大丈夫かなと とりあえず仮面を付けてあまり喋らないようにしとくから。あまり気は乗らないけど仕事だからな。」
あ「まぁトークなら私やみくるさん 美月さんに任せときなさい!」
本当に事情を知ってるメンバーには助けられてると感じるな…今度お返しをしなくちゃな
み「多分撮影するのは昼間だから普通の学校の子は居ないと思うよ。 私は翔の姉さん見てみたかったけどね。」
翔「今度美月と行ってくればいいさ。」
直「そろそろ迎えが来るから行こうか。」
内心は心臓バクバクや
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2時間後
スタッフ「では撮影開始するのでよろしくお願いします!」
俺達は花咲川の街を散策して行った。
そしてついに山吹ベーカリーについた。
あ「翔大丈夫?」
み「無理だけはしないでね?」
バンドのメンバーが心配をしてくれてる。
翔「あぁ 大丈夫だ。 行こうか。」
美「じゃあ入るわよ。」カランカラン
そこに居たのはまさかの...。
沙「いらっしゃいませ! 山吹ベーカリーへようこそ!」
翔「マジカ...。ナンデ...。」
おかしいこの時間は学校のはず...。
あ「あっ... どーもSPIRITです。本日はよろしくお願いします!」
沙「いえいえ こちらこそよろしくお願いします。」
美「じゃあ自己紹介をお願いします。」
沙「はい! えーこの山吹ベーカリーでお手伝いをしてる山吹沙綾です。いつもはこの時間は学校があるんですが、本日は開校記念日なものでお休みなんですよ。」
最悪だ...。そんな偶然いらないってとりあえず大人しくしてるしかないな。
み「えーと 沙綾ちゃん!おすすめはなんですか?」
沙「こちらのちぎりパンになりますね!量もあって分けやすいので、私も良く弟達と食べてます...。」
確かに食べてた。パンは5つに分けられるから4兄妹の俺達は残りのひとつを良く争ったのも覚えてる。
み「じゃあ そのちぎりパンください!私達も5人バンドだからちょうどいいね!」
直「あぁそれにしようか、ちぎりパンでお願いします。」
沙「はい、ありがとうございます!少しおまけしときますね!」ガサガサ
あ「沙綾ちゃん ありがとうございます!」
翔 「コクッ」
美「わざわざごめんなさいね。後でみんなで頂くわね。」ガチャ カランカラン
沙「ありがとうございました!またお越しください!」
こんなに疲れるとは思わなかった。
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ロケ終了後
俺達は久しぶりに4人で歩いて帰ることにした。(直人はバラエティーの撮影があるため車で離脱)
翔「久しぶりだな。こうやって4人で移動なんてしたことないんじゃないか?」
あ「確かにね〜 私はよく翔といて美月さんはみくるさんとよくいますもんね。」
美「そうね。私とみくるは仕事が共通だかその事を話したり現場一緒だったりでよくいるわね。」
み「そうだよね〜あっあそこの公園でさっきもらったパン食べようよ!」
美「みくる。 私達がここにいるのが通行する人にバレたら大変なことに『大丈夫だって〜ちゃんと変装してるんだからバレないって!』分かったわよ。ただし1人にでもバレたら即事務所に戻るわよ。いい?」
み あ 翔「分かった(わかりました。)」
美「よろしい。なら行きましょ♪*゚」
翔「俺飲み物買ってくるわ!」タッタッ
あ「あっ私も行く! 待って〜」タッタッ
美「本当にあの二人仲良しよね。」
み「ほんとほんと カップルです!って言われても多分分からないよね。」
美「本当は翔にも学校に行って『すみません』ん?」
声のする方を見てみるとそこには可愛いお下げをしてランドセルをしょった女の子がいた。
?「あっあの神崎美月ちゃんと夏樹みくるちゃんですよね?」
美「えぇ そうよ」
み「なになに私達のこと知っててくれるの?お姉さん嬉しなぁ〜」
?「うわぁ〜本物だ!!」キャキャ
美「えっとあなたお名前は?」
?「はっ!失礼しました!私 山吹沙南と言います。お二人のことはいつもモデル雑誌で見させてもらってます!」
み「山吹って沙南ちゃんもしかして商店街にある山吹ベーカリーって沙南ちゃんのお家?」
沙南「はい!山吹ベーカリーを知っててくれたんですか?ありがとうございます!」
美「えぇ先程テレビの撮影でお邪魔させてもらったのよ。あなたのお姉さんにもあったわよ。」
沙南「そうなんですね!あと、あのお家にお兄ちゃんは居ましたでしょうか?」
み「お兄ちゃんって確か えっと...。純君だっけ?」
沙南「あっ純兄じゃなくて透也お兄ちゃんの方なんです…」
み 美「えっ...。」
沙南「お母さんに透也お兄ちゃんは長い旅行に出てるからしばらく帰って来ないって言われててもしかしたら今日は!と思ってたんですけどやっぱり居ないですよね…」
み「そ、そうなんだ...。沙南ちゃんは透也お兄ちゃんのこと好きなの?」
沙南「はい!大好きです!お家にいた頃は良く遊んでくれましたし、ギターを弾いてくれたり、一緒におやつも作ってくれたとても優しいお兄ちゃんです!」
美「そう...。優しいお兄ちゃんなのね。早くお兄さんが帰って来るといいわね。」
沙南「ありがとうございます!あっもうこんな時間!私お家のお手伝いをしないといけないので失礼しますね!美月ちゃんとみくるちゃんに会えて嬉しいかったです!」タッタッ
そう言って沙南ちゃんは走って行ってしまった。
み「行っちゃたね…美月どうしよ...。」
美「そうね、とりあえずみんなが来たら事務所に戻りましょうか。声を掛けられちゃったしここにいるのは翔にとって危ないかもしれないから。」
み「う、うんそうだね。あっ翔達が戻って来たよ。」
翔「お待たせ〜 んっ?どうしたなんか暗い顔しちゃって?」
美「話は移動しながらにしましょ。」
あ「えっまさか今の短時間に声を掛けられちゃったんですか?」
み「うん掛けられちゃったんだよね。」
話ながら公園でて、事務所に向かった。
美「翔」
翔「なっなに?なんかマジな顔になってるけど…」
美「さっき私達声を掛けられたって言ったわよね。実はねその声を掛けてくれたの沙南ちゃんだったの。」
翔「さっ 沙南?」
美「えぇ あなたに会いたいって言ってたわ。」
み「さらに大好きとも行ってたね!」
翔「沙南や純には会いたいって思うけど、もう会えないからな…今となっては赤の他人だし...。」
あ「翔...。」
翔「お前らが暗い顔すんなって、ほら早く戻ってバンドの練習でもやろうぜ!」
美「そうね行きましょう。」