伝説の戦士の少女たちと伝説の超人   作:武者ジバニャン

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この作品は、駄文、駄作、文才皆無、ストーリーが酷い、多少の原作無視、作りが雑などが含まれております。それでもよろしければどうぞ見てやってください。因みに投稿は他の作品と共に不定期で行いますので、どうかご理解ください。







イメージOP「英雄」

イメージED「飛び立てない私に貴方が翼をくれた」


第二話 邂逅-encounter-

前回のあらすじ、休みの日を満喫していた響たち。その彼女たちの前に以前助けた世界と、その妖精たちが現れた。

 

目の前で世界が混ざりあったことに驚く彼女たちの目の前に、新たに現れたのは...嘗て自分たちの手によって倒した筈のドツクゾーンの魔女、ムシバーン、シャドウ、サーロイン、フリーズン、フローズン、サラマンダー男爵、トイマジンという悪の軍団であった。

 

 

何故倒した筈の奴らが?...それは宇宙にてそれら悪のエネルギーが融合した邪悪な存在ブラックホールの仕業だったのだ。

 

そして奴らの目的は、プリズムフラワーという人間世界と妖精世界を繋ぐ奇跡の光という存在の破壊であった。

 

これを阻止しようとプリキュアたちに変身し迎え討とうとするが、敵の策略によって散り散りにされ、それぞれ奴らが用意した世界に飛ばされてしまう。

 

その頃、響たちの世界に辿り着いたウルトラマンノアもブラックホールと戦うが、奴にエネルギーを奪われてプリキュアたちが飛ばされた世界へと送られてしまう。

 

 

そして物語は、キュアメロディやブラックたちから始まる。

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

メロディ「うわあああああああああーーー!!ぎゃふ!!...ってててて」

 

 

 

前回魔女らの策略によってそれぞれバラバラにされたキュアメロディが落ちた場所は砂漠、それにお菓子で出来た構造物が辺りに存在していた。

 

 

 

メロディ「何なの...?此処は...」

 

 

 

彼女が口にした時、空から声が聞こえる。

 

 

 

ブラック「きゃああああああー!!」

 

ブルーム「わあああああああー!!」

 

ドリーム「あああああああああーーっ!!」

 

ピーチ「いやあああああああああーーっ!!」

 

 

メロディ「って!うわ!!」

 

 

 

真上から落下してきたブラックたちを避けた。が...。

 

 

 

ブロッサム「きゃああああああああーーっ!!がふ!!」

 

メロディ「ぎゃぶ!!」

 

 

 

あとから降って来たブロッサムとぶつかり、メロディは悶絶してしまうのだった。

 

 

 

ブロッサム「ああっ!!すみません!!」

 

メロディ「くぅ~!!」

 

 

 

そんなやり取りをしている2人を余所に、ブラックたちは状況を確認していた。

 

 

 

ブルーム「ここってまさか、サーロインの砂漠の迷路...?」

 

ドリーム「ムシバーンのオーブンの世界かも」

 

ブラック「どういうこと?」

 

 

 

っとその時、上空から声が響く。

 

 

 

サーロイン「どうかな諸君?」

 

 

ブラックたち「っ!?」

 

 

彼女たちが空に眼を向けると、サーロインとムシバーンの二人組がそこに居たのだ。

 

 

 

ドリーム「ムシバーン!」

 

ブルーム「サーロイン!」

 

ピーチ「皆はどこ!?此処は何なの?!」

 

 

サーロイン「バラバラに混ざり合ったバトルフィールドだ」

 

 

そう。メロディたちが居る場所は、サーロインとムシバーンによって合成された戦闘用の異空間なのである。

 

 

ムシバーン「お前たちもバラバラだ。そしてコイツが...」

 

 

 

ムシバーンが喋りながら指を鳴らすと、地面が揺れ出す。いきなりの地震に戸惑うメロディたち。そして....

 

 

 

ムシバーン「...お前たちの相手だ!!」

 

 

 

地中から現れたのは、嘗て彼女たちが倒したザケンナーやデザトリアンと言った大量の敵であった。この状況にメロディは理解出来ず叫ぶ。

 

 

 

メロディ「どわぁ!!何なの!?一体!!」

 

 

 

サーロインとムシバーン「「フハハハハハハハハハハ!!」」

 

 

 

奴らが笑っている中、ブラックたちはザケンナーやデザトリアンから逃げる惑う。

 

 

 

メロディ「何なのよ~!!もぉう!!!」

 

 

「ザケンナー!!」

 

 

メロディ「こんなの!!どうしたらいいのよぉ!!」

 

ブラック「と、とにかく!ここから早く抜け出さなきゃ!!」

 

ドリーム「うん!!みんな一緒じゃなきゃ、プリズムフラワーは守れないよ!」

 

ブロッサム「はい!早くここを抜け出して、みんなと合流しましょう!」

 

 

 

っとそう話しながら逃げている彼女たちに、敵の一体がミサイルを発射。これに気付いた彼女たちは一気に跳躍、これを見事に回避する。そして着地したメロディたちは円状に陣形を取り、戦う構えを見せる。

 

そんな彼女たちを囲むように敵も布陣する。それに対してブラックが初代プリキュアとして、立派に後輩たちに指示する。

 

 

 

 

ブラック「私とメロディはこっち!ブロッサムとピーチはあっち!ドリームとブルームはそっちをお願い!」

 

ブルーム、ドリーム、ピーチ、メロディ「「「「うん!」」」」

 

ブロッサム「はい!」

 

 

 

 

っと、後輩たちの前で先輩として中々の姿を魅せるブラック....なのだが。

 

 

 

 

メロディ「...って、こっちってどっち?」

 

ブラック「え!?」

 

ピーチ「あっちってどっち?」

 

ブラック「は?!」

 

ブルーム「そっちって、こっち?どっち?」

 

ブラック「えぇ~!?」

 

 

 

全員、彼女の指示に困惑してしまい、もう分からない状態であるという何ともマヌケなことである。しかしそれを敵が見逃してくれる訳が無く、すでに一体のザケンナーが拳を振り下ろしてきた。それに対応できず吹き飛ばされてしまうのだった。

 

 

 

ブラック「こっちはこっちで、あっちはあっちで、そっちはそっちに決まってんでしょ~!!」

 

ブロッサム「それじゃ分かりませんよ~!」

 

 

 

このように混乱しているブラックたちに、ムシバーンが蔑むように呟く。

 

 

 

ムシバーン「フフッ、大分混乱しているようだな」

 

 

 

 

 

ブルーム「とにかく出口を探さなきゃ!行くよ!」

 

 

ブルームが走り出してブラックたちも続くのだった...っと言っても、最初と同じで逃げのパターンに戻ってしまっただけのなのだが....。

 

 

メロディ「また追いかけてきたよ~!!出口があるかも分かんないのに、どこに向かって走れって言うのよ~!!」

 

 

 

頭脳派タイプの者が1人も居らず、脳筋タイプが集まっただけのチームでは何も出来ないのは辛いところではあるが、しかし今は出口を探しながら逃げるしかないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、キュアホワイトたちは....

 

 

 

 

 

 

ホワイト「ここって、魔女の船の墓場とフリーズンフローズンの世界とが混ざって....」

 

 

魔女「その通り!」

 

 

 

ホワイト「あ!」

 

 

ホワイトが驚くように声を荒げ、それにマリン、ベリー、アクア、ミント、そしてリズムがそれに気付く。そして声がする方向に眼を向けると、そこには魔女とフリーズンとフローズンの三人が宙に浮いていた。

 

 

 

フリーズンとフローズン「「ようこそ。俺たちの世界へ」」

 

 

彼らが言う世界...そこは足場なんて正直無いも等しい程の、船と氷河しか存在しない世界であった。

 

 

ホワイト「あなたたち....って!きゃあ!!」

 

 

その時、船が揺れ始めたのだ。これにバランスが取れず、立って居られるのもやっとの様子を見せている。だがその揺れが止んだ次の瞬間、海の底から三匹の巨大なコワイナーが現れる。

 

 

 

アクア「こ、コワイナー!?」

 

マリン「うわああ!!何なの一体!?てか大き過ぎでしょ!!」

 

 

 

っとツッコみを入れるマリンを無視するように、三匹のうちの一体が襲いかかる。

 

 

 

リズム「え~!?」

 

 

「「「「「「きゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ッ!!!」」」」」」

 

 

突っ込んできたコワイナーの衝突に船ごと巻き込まれるだった.....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

ホワイトたちがそうなってる中、ルミナスを始め、ムーンライト、パイン、ルージュ、レモネード、サンシャイン、パッション、ローズの8人はと言うと....。

 

 

 

 

ルージュ「あ...あ」

 

ローズ「ここって...」

 

レモネード「なんだかワクワクします♪」

 

サンシャイン「何なの?一体」

 

 

今彼女たちが目にしている光景は、湖の上に敷かれたおもちゃのスゴロクの盤上である。

 

 

パイン「あ!ここっておもちゃの国のスゴロクかも!」

 

ルージュ「え?」

 

レモネード「サイコロも置いてありますし!」

 

 

トイマジン「ようこそ、僕のスゴロクへ」

 

 

パッション「え?!あ!トイマジン!」

 

サンシャイン「サラマンダ―男爵!」

 

 

彼女たちを見下ろすのは、トイマジン、そしてサラマンダ―の二人組である。

 

 

サラマンダ―「さぁ、サイコロを振ってゴールへ目指せ。さもなくばここから出られんぞ」

 

 

そう不敵に嗤いながらに言うサラマンダ―に対して、ルージュが反論する。

 

 

ルージュ「あのねぇ!どこの誰がはいそうですかってサイコロを振ると思って―――!!」

 

レモネード「それー!」

 

 

だがそんな中でレモネードは嬉々とした表情でサイコロを振うのだった。

 

 

ルージュ「って!何やってんのアンタ!?」

 

レモネード「すいません、つい...(ノ´∀`*)」

 

ルージュ「ついじゃないでしょ!ついじゃ!!(*`Д´)」

 

 

そして彼女が振ったサイコロの数は初手で6であった。

 

 

パイン「やった!6♪」

 

ルージュ「やったじゃないでしょ!!」

 

 

トイマジン「うんと楽しんでおくれよ!」

 

 

そう言い残して、トイマジンとサラマンダ―の二人は姿を消した。

 

 

ルージュ「ちょっとコラー!!待ちなさいよー!!」

 

 

自分達を放置して消えて行った二人を呼び止めようとするが時既に遅く、ゲームが始まる。彼女らは光る球体に包まれ、球体はサイコロの目の数通りに進む。

 

 

レモネード「1!2!3!4!5!6!」

 

ルージュ「レモネード遊ばない!」

 

 

そして6マス目で止まると、彼女たちの視界に文字がカラフルな文字が表示され、そこには....。

 

 

パッション「スーパーモグラたたき!百点でクリアー?!」

 

 

次の瞬間、新たに光が現れて、それが止むとそこは巨大なモグラたたきのエリア、そしてそこに居る彼女たちの手には大きなピコピコハンマーが握られていた。

 

 

ルージュ「は?!なにこれハンマー!?」

 

ローズ「って!何なのよここ!!」

 

 

そう叫ぶ彼女たちに何処からか現れたトイマジンが声を出す。

 

 

トイマジン「スーパーモグラたたき!百点取ったらクリアだよ!」

 

 

ルージュ「だからゲームなんてしてる場合じゃ...!」

 

 

トイマジン「よーい、スタート!」

 

 

しかしまたもルージュの反論を無視し、トイマジンはゲームを始める。すると巨大なモグラたたきの穴から出て来たのは、モグラ.....ではなく、ウザイナー等の怪物たちである。

 

 

ローズ「モグラじゃないじゃない!!」

 

「「「「「「「きゃあああああああぁぁぁぁぁ~!!」」」」」」」

 

 

その場から逃げるようにルージュたちは走るが、ムーンライトだけは動じずにそのまま向かってくるウザイナーたちを....。

 

 

 

 

ムーンライト「ふん!!ふん!!ふぅんっ!!!」

 

 

 

意図も容易くウザイナーらを返り討ちにする。

 

 

 

ムーンライト「とにかく叩きなさい!!そうすればここから出られるわ!!」

 

サンシャイン「なるほど!そうか!」

 

レモネード「じゃあ残りは、えっと....」

 

 

「イッパイ、イルヨー!!」

 

 

 

レモネードの言葉に反応したのか、穴から大量の怪物たちが出現する。

 

 

 

レモネード、サンシャイン「「多過ぎぃ!!!」」

 

 

 

「「「「「「「「きゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ~!!!」」」」」」」」

 

 

 

この後もホワイトやルミナスたちは、ブラックたちと同様に苦戦する事になる。そしてプリキュアたちと離ればなれになっている妖精たちは....

 

 

 

ココ「プリキュアが消えたココ!」

 

ココ「このままだと世界は....!」

 

 

自分らのパートナーであるプリキュアたちと離れ離れになってしまったいう現状に、激しい不安感に包まれていた。

 

 

タルト「せやけどワイらにはどうする事も出来へん....プリキュアはんらの帰りを待つしか...」

 

ナッツ「もし...このままプリズムフラワーが力を失ったら、プリキュア達とはもう二度と...」

 

ポプリ「もう二度と、何でしゅか?」

 

 

その途中で、突然シャドウが現れた。どうやら魔女たちとは別行動をとっているようだ。

 

 

ナッツ「あれは...シャドウナツ!」

 

 

シャドウ「ブラックホール様、シャドウはプリズムフラワーが枯れるのを黙って待つなんて耐えられません。

 

このシャドウの鏡を使えば探し物はすぐに見つかります」

 

 

シャドウは鏡の能力を用いてプリズムフラワーの探索を始めようとする。これを不味いと感じた妖精たちは騒いでしまう。

 

 

 

シプレ「プリズムフラワーが見つかっちゃうですぅ!」

 

ハミィ「ニャんとかしないとニャ...!」

 

 

その時、ナッツが何かを閃く。

 

 

ナッツ「いい事思いついたナツ!」

 

 

 

ナッツが皆で何かを話し込んでいる中、シャドウは出現させた鏡を見ようとする。

 

 

 

シャドウ「フラワーちゃんどこかな...?って、何だお前達いつの間に!」

 

 

が、妖精達が鏡の上に乗っかり、鏡を見えなくさせて妨害を始めた。

 

 

シフォン「キュアキュア、プリプ~!」

 

 

そしてシフォンの力で、鏡をシャドウから遠ざけてしまう。

 

 

シャドウ「何っ?あそう言う事か、どこに消えた!」

 

 

ハミィ「急ぐニャ~!」

 

シャドウ「逃がさないわよ!」

 

 

 

急ぎ鏡を持って逃げるハミィ達を、シャドウが追いかける。

 

 

 

シャドウ「あたしの鏡を、返しなさい!」

 

 

 

 

っと、このように何とか頑張ってはいるが、それがいつまで持つか....。

 

 

 

 

 

 

 

所変わって、ブラックたちはというと.....

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

メロディ「ううわああああ~!!たべられちゃうよ~!!!」

 

 

やはり苦戦中であった。しかもメロディが今にも食べられそうになっている。だがそこへ、ドリームが間一髪に救う。

 

 

ドリーム「大丈夫?」

 

メロディ「う、うん...!」

 

 

が....。

 

 

メロディ、ドリーム「「って!!うわあああぁぁ~!!!」」

 

 

安心した所で二人は踏みつぶされて気絶する。

 

 

メロディ、ドリーム「「ふにゃあ~....」」

 

 

 

「ウザイナー!!」

 

 

ウザイナーから放たれたミサイルに対して何とか死に物狂いで回避し続けるブラック、ピーチ。

 

 

ブラック「わあああああ~!!」

 

ピーチ「ひいいいいいい~!!」

 

 

だがもう避け続けるのも限界なのか、結局ミサイルは命中してしまい、2人は吹き飛ばされる。ブロッサムとブルームもかなり不味い状況で、押される一方である。

 

 

ブロッサム、ブルーム「「きゃああああああああああああ~!!!」」

 

 

 

 

だが結局、巨大化した怪物たちの猛攻に為す術など無く、遂には追い込まれてしまう。そんなメロディたちの下へムシバーンとサーロインが近づいて来た。

 

 

(*ここからもかなり原作を無視しています。ご注意ください)

 

 

ムシバーン「ここから抜け出して、仲間と合流するんじゃ無かったのか?」

 

サーロイン「ただ闇雲に走って抜け出せる訳がないだろう?」

 

 

それに対してメロディは....。

 

 

メロディ「リズムも居ないし、ここがどこかも分かんない....。もうだめ....こんなの絶対敵わないよ.....」

 

 

 

最早気力が底を尽きたのか、彼女が口にしたのは弱音だった....しかし。

 

 

 

ドリーム「大丈夫....どうやったらここから抜け出せるか、まだ分からないけど...」

 

 

ブラック「でも、前進あるのみ...!」

 

 

ピーチ「立ち止ってちゃ、何も始まらない...!」

 

 

ブルーム「私達はいつだって、そうして来たんだから...!」

 

 

っと、ブラックを始め、ドリーム、ピーチ、ブルーム、そしてブロッサムが傷ついた体でゆっくりと立ち上がる。

 

 

メロディ「みんな....」

 

 

そして今も倒れているメロディに、ブロッサムが笑顔で手を差し伸べる。

 

 

ブロッサム「さあ、一緒に出口を見つけて、みんなの所に行きましょう!」

 

メロディ「.....うん...うん!みんなの...所に!!」

 

 

そうして彼女は力強くブロッサムの手を掴むと立ち上がり、そのまま6人はムシバーンとサーロインと対峙する。そんな未だに諦めない姿勢を貫かんとする彼女たちに引導を渡そうと、自ら戦おうとした二人だったが...。

 

 

 

???「ムシバーン、それにサーロインよ!」

 

 

 

ムシバーン「こ、この...!」

 

サーロイン「この声は!!」

 

 

 

ブラック「何!?」

 

ブルーム「あ!それを見て!!」

 

 

ブルームが空へ指差し、メロディたちは釣られて眼を向けると、暗雲が立ち込みそこから巨大な顔が浮かび上がる。それを見たメロディたちは驚愕する。

 

 

メロディ「な!?」

 

ブロッサム「か...!」

 

ピーチ「でっかい顔ぉ!!?」

 

ドリーム「うそでしょ~!?」

 

 

そんな彼女たちを余所に、ムシバーンとサーロインは膝を着き、敬服する。

 

 

 

ムシバーン、サーロイン「「ブ!ブラックホール様!!」」

 

 

 

ブラック「あ!あれが!!」

 

メロディ「ブラックホール!?」

 

 

 

突然のボスの登場にメロディたちは驚く。だがそんなのを無視してブラックホールはムシバーンとサーロインに話しかける。

 

 

 

ブラックホール「ムシバーン、サーロイン」

 

 

ムシバーン、サーロイン「「ハッ!!」」

 

 

ブラックホール「今より、そこに居るプリキュアたちに対して"在る事を試す"。貴様等は下がっておれ!」

 

 

ムシバーン、サーロイン「「は、ハハッ!!」」

 

 

 

自らを蘇らせた主人に反論する事などせず、ムシバーンとサーロインは空中に飛んで離れてしまった。

 

 

 

ドリーム「一体....」

 

ブロッサム「何を...?」

 

 

疑問に駆られる彼女たちに、ブラックホールは嘲笑うように喋る。

 

 

 

ブラックホール「これより呼び出すのは、貴様等が"経験したことのない相手"だ。こやつらと比べればザケンナーやウザイナーなど赤子同然。ただの木偶人形ぞ!」

 

 

ブラック「ザケンナーや...」

 

ブルーム「ウザイナーが....」

 

ピーチ「木偶人形って....」

 

ドリーム「一体何を呼び出すの...!?」

 

ブロッサム「みなさん!!油断しないようにしましょう!!」

 

メロディ「うん!!何が来たって、絶対に諦めないんだからぁ!!」

 

 

 

っと勇気を振り絞る彼女たち。しかしそれを見下ろすブラックホールの嗤いの顔は消えない。そして....

 

 

 

ブラックホール「ならば!!貴様等に相手をしてもらうのは、こやつだぁ!!行け!!スペースビースト...ペドレオン!!」

 

 

メロディ「スペース...?」

 

ブロッサム「ビースト...?」

 

ドリーム「何?...それ?」

 

ピーチ「さぁ?」

 

ブラック「あ!何か降ってくる!!」

 

 

 

ブラックがそう口にした時、一つの大きなワームホールが開かれ、そこから巨大な影が降ってくる。その凄まじい速度で落下してきた存在は、ウザイナーやザケンナーたちが居る場所に激突。その所為でウザイナーらは悉く粉々になった。

 

 

ピーチ「一体、何なの?!」

 

ドリーム「土煙で何も見えない!!」

 

ブルーム「あ!あれ!!」

 

ブラック「え...?」

 

ブロッサム「あ....あれは....?」

 

 

 

土煙の中が徐々に晴れ、ゆっくりとこちらに向かって歩き出す"存在の姿が見えてきた彼女たちの表情は....恐怖。

 

 

 

メロディ「な、何なの....?...あれ」

 

 

 

体長50メートルはあろう、両腕に触手を持ち、頭部に触角、身体は軟体・不定形動物を合成したかのような姿で気味が悪く、醜悪で近寄りがたい。その巨大な生物は嘗て銀色の巨人によって葬られた筈のスペースビースト...ペドレオングロースである。

 

 

 

 

 

ペドレオン「ギィィィィイイ!!!」

 

 

 

 

その余りに見た事も無い醜悪な姿に、メロディたちは恐怖で立ち尽くしてしまう。それを見下ろすブラックホールが喋る。

 

 

ブラックホール「フフッ、恐かろう。そやつは人間の恐怖によって更に凶暴になる。そしてこやつの餌は...人間」

 

 

ブルーム「に...!」

 

ブロッサム「じゃ、じゃあ...!」

 

ドリーム「私達が...?」

 

ピーチ「アイツの...食べ物?」

 

メロディ「そ...そんなぁ....」

 

 

余りの事にまともに反応できない。だがこのままではいけないとブラックが自身の気を保ってから、メロディたちに喝を入れる。

 

 

ブラック「みんな!!しっかりして!!確かにアイツは今までの敵とは違うけど、それでもここで諦めないで!!」

 

 

ブロッサム「ぶ、ブラック...!」

 

 

ブルーム「そ、そうだよね!!」

 

 

ピーチ「確かに!ここから抜け出して...」

 

 

ドリーム「みんなに会うまでは...!!」

 

 

ブロッサム「諦めません!!」

 

 

メロディ「みんな....そうね!!ここで決めなきゃ女がすたる!!」

 

 

何とか恐怖を抜け出した彼女たちではあるが、その間にもペドレオンは接近しつつある。これに迎え撃とうと、メロディたちはペドレオンに戦いを挑む。

 

 

 

ブラック「ハアアアアアアアアアァァァァァ――!!」

 

 

ブルーム「テヤアアアアアアアアァァァァァ――!!」

 

 

ブラックとブルームが真上から蹴りでの奇襲を....。

 

 

ドリーム「ヤアアアアアアアアアァァァァァ――!!」

 

 

ピーチ「ハアアアアアアアアアアァァァァァ――!!」

 

 

ドリームとピーチが背後から....。

 

 

ブロッサム「ヤアアアアアアアアァァァァァ――!!」

 

メロディ「ハアアアアアアアアアァァァァァ――!!」

 

 

真正面からブロッサムとメロディが攻撃を加える....だが。

 

 

 

ペドレオン「ギィィィィイイ!!!」

 

 

 

メロディたち「「「「「「きゃああああああああああああァァァァァァァァ―――!!!!」」」」」」

 

 

 

それらの攻撃は全てペドレオンに通用せず、逆に返り討ちにされてしまい吹き飛ばされる。その両腕から振るわれる反撃が強烈で、まともに立つことが出来ない6人。

 

それを高みの見物をしているムシバーンとサーロインは、この光景に驚きながら喜んでいた。

 

 

ムシバーン「なんという!素晴らしい!!」

 

サーロイン「ああ!流石はブラックホール様。このような存在を呼び出すとは、最早勝敗は決したも同然!!」

 

 

 

奴らがそう喜びに満ちている中、メロディたちは確実に追い詰められている。

 

 

 

ブラック「ハァ...ハァ...ま、負けない!!」

 

ブルーム「うん!ぜ、絶対に!!」

 

ドリーム「みんなの所に!!」

 

ブロッサム「帰るんです!!」

 

メロディ「決して!!諦めな...え?」

 

 

 

ペドレオンは両腕の触手を使って、ある方向に飛ばす。

 

 

 

ペドレオン「ギィィィィイイ」

 

 

 

その方角は、空中に居るサーロインとムシバーンであった。

 

 

 

サーロイン「な!」

 

ムシバーン「何だと!?」

 

 

いきなりのことで反応できず、サーロインとムシバーンはペドレオンの触手に捕らえられてしまう。これを見たブラックホールは言う。

 

 

 

ブラックホール「どうやら、お前たちも奴の餌に含まれているようだな」

 

 

サーロイン「ば!馬鹿な!?」

 

ムシバーン「ど、どうかお助けを!!ブラックホール様!!」

 

 

 

ブラックホール「...」

 

 

 

自分たちの主に救いを求める声に、ブラックホールは...。

 

 

 

 

 

ブラックホール「お前たち二人は、もう不要だ」

 

 

 

サーロイン、ムシバーン「「っ!!?」」

 

 

 

メロディたち「「「「「「「「!?」」」」」」」」

 

 

 

 

突然の不要宣言、これには理解出来ずにサーロインたちは声を荒げて問いただす。

 

 

 

サーロイン「どういうことです!!!ブラックホール様!!」

 

ムシバーン「お願いいたします!!どうか!!!」

 

 

 

ブラックホール「ビーストと比べると、如何に貴様らが弱いかが分かる。こ奴は完全殺すという事に関して、特化した存在だ。ならば、そのビーストを使えばプリキュアを...そして奴を...フフッ」

 

 

 

サーロイン「そ、そんなぁ...!!」

 

ムシバーン「ブラックホール様ぁ!!」

 

 

 

とうとう触手に巻かれてしまった二人は、そのままペドレオンの下まで引っ張られる。そして、メロディたちの目の前で眼を覆いたくなる程の凄惨な光景が始まる。

 

 

 

サーロイン「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ!!!!」

 

 

ムシバーン「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ!!!!」

 

 

 

メロディ「ひっ!!」

 

ブロッサム「ほ、本当に...」

 

ドリーム「食べてる...!」

 

ブルーム「人を...」

 

ブラック「ありえない...!」

 

 

 

生々しく、そして聞いてて怖気と寒気、戦慄が彼女たちの体全体に走る。目の前でぺドレオンは捕獲した人間たちを躊躇いなく、まるで高級ステーキ肉を味わっているかのように一噛みづつゆっくりと堪能している。その人間の肉を噛む時のグチャリグチャリという音と、骨すら噛み砕く時のバキバキという音を同時にたてながら更に捕らえた彼らを喰らってゆく。

 

この今まで経験したことのない恐怖に、メロディたちは先ほどまで沸きがった勇気が奴の捕食する場面で消え失せてしまった。が、その時である。

 

ペドレオンが再び、メロディたちを見据えて迫り来る。

 

 

ブルーム「こっちに来る!!」

 

ブラック「今は逃げるしかない!!」

 

ドリーム「わかった!」

 

ピーチ「うん!」

 

ブロッサム「はい!」

 

 

 

ブラックの言葉に従い、彼女たちはペドレオンから離れようと走る。が....。

 

 

 

ブロッサム「っ!!?メロディ!!」

 

ブラック「え!?は!!メロディ!?」

 

 

メロディ「あ...あぁ...」

 

 

しかしメロディだけは恐怖で全く動けなかった。だがその間にもペドレオンがメロディに近づいてくる。このままでは彼女が喰われてしまう。

 

 

ドリーム「メロディ逃げてぇーーーっ!!!!」

 

ピーチ「メロディ!!」

 

ブルーム「早くっ!!!!」

 

 

メロディ「あ....ぁ...」

 

 

ペドレオン「ギィィィィイイ!!!」

 

 

とうとうペドレオンが、メロディのすぐ傍まで来てしまった。

 

そしてペドレオンはメロディを捕食しようと、そのおぞましき口を開かせて喰おうとする。

 

だがメロディは完全に恐怖で動けず、ただ立ち尽くして眼を瞑るしかなかった。

 

 

 

 

メロディ「もう...ダメ...!」

 

 

ブロッサム「メロディ!!」

 

 

 

 

っと、その時である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

..........諦めるな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空から銀色に輝く光が素早い速さでペドレオンに衝突し、吹き飛ばした。

 

 

 

メロディ「え...?」

 

ブロッサム「メロディ!!」

 

ブラック「大丈夫!?」

 

メロディ「う、うん...あの光が、助けてくれて...」

 

ブルーム「ねぇ!!あれ!!」

 

ドリーム「うそ...」

 

ピーチ「夢...じゃない、よね?」

 

 

 

彼女たちが驚きに包まれている中、ブラックホールは忌々しい者を見るかのように呟く。

 

 

 

 

ブラックホール「やはり生きておったな...光の者よ」

 

 

 

 

 

 

プリキュアたちを救ったその存在....銀を基調色とした身体、頭部は襟足ともいうべき場所がひれのように伸びた特徴的になって、眼に3本の縦筋が入っているデザイン。

 

そして胸に赤いY字状の結晶のような物がある。

 

 

 

 

その体長50メートルの銀色の巨人は、嘗て地球においてこう呼ばれた...ウルトラマンネクサス。

 

 

 

 

メロディ「銀色の...巨人」

 

 

 

ウルトラマンネクサス「....」

 

 

 

 




今回はここまで、ではまた次回。



次回、戦闘-combat-
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