今回、戦闘回だけです。
イメージOP「英雄」
イメージED「飛び立てない私に貴方が翼をくれた」
前回のあらすじ、魔女たちの策略によって仲間たちと離ればなれにされたプリキュアたちは、敵の圧倒的な猛攻に押されどうしようも出来ない状況に立たされていた。その中でもメロディたちは何とか異空間から抜け出ようと諦めない姿勢を貫くが、途中ブラックホールが現れる。
ブラックホールはメロディたちに対して最悪の存在を呼び出した。スペースビースト...「情報を得る事で急激に成長する」「知的生命体の恐怖心を餌に、それを自分たちの糧にする」という特徴を持ち、他の生物を取り込むまたは捕食するなどで成長・増殖を行う。
そのスペースビーストをノアとの戦いで得た情報を素に見事蘇らせたのだ。そうして第一号として呼び出されたのが、ブロブタイプビースト...ペドレオンである。(Blob=形が決まっていない、または定まっていない)
ペドレオンはブラックホールの期待通りにメロディたちを圧倒、彼女たちは為す術なく押されてしまう。だが奴は、同じくブラックホールによって蘇らせたサーロインとムシバーンを、問答無用でこれを捕食した。
この捕食する光景にメロディは恐怖し、怯え立ち尽くして逃げる事が出来なかった。が、その時、突如空から銀色の光が現れてメロディを助けた。
そして助けた彼女の前に現れた光の中から出現したのは、銀色の巨人...ウルトラマンネクサスであった。
メロディ「銀色の...巨人」
ウルトラマンネクサス「....」
彼女たちの守る様にネクサスは無言でペドレオンと対峙する。このネクサスの登場にブラックホールは忌々しい物を見るかのように言う。
ブラックホール「やはり生きておったな?光の者よ!まぁいい、ペドレオン!!行けぃ!!」
ペドレオン「ギィィィィイイ!!!」
ブラックホールの声に従うように、ペドレオンは咆哮を上げる。
メロディ「あ!来る!!」
ウルトラマンネクサス「シュ!」
ネクサス目掛けて突進してくるペドレオン。ネクサスはこれに受けて立つとの如く真正面から走る。それをペドレオンは火球を発射してきた。
ウルトラマンネクサス「ヘェア!!」
だがネクサスはこれをジャンプして回避、そのままペドレオンの顔面に向かって飛び蹴りをお見舞いする。
ペドレオン「キイイ!!!」
喰らったペドレオンは仰向けの状態で勢いよく倒れ、それをネクサスは倒れたペドレオンを捕えてそのまま投げ飛ばした。
ウルトラマンネクサス「デェェアァァッッ!!」
ペドレオン「キイイィィ!!」
投げ飛ばされたペドレオンはフラフラ状態でまだ意識がハッキリしていない。それでもネクサスは攻撃の手を緩めない。
ウルトラマンネクサス「シュウゥア!!」
ペドレオン「キイイィィ!!」
ウルトラマンネクサス「デェア!!」
ペドレオン「キイイイ!!」
ウルトラマンネクサス「へアッ!!!」
ペドレオン「キイイィィ!」
そんなネクサスの戦いを、メロディたちはただ呆然と見ている事しか出来なかった。
ブラック「こんなのありない...」
ドリーム「なんかこれって...」
ピーチ「うん...これ、アニメや特撮とか、在ったよね...?」
ブルーム「そうだよね。でもこれ...」
ブロッサム「はい、これは夢じゃないです」
ここでブラックが、ネクサスが味方か敵かという事を口にした。
ブラック「あの巨人って、味方...だよね?」
ブロッサム「きっとそうです!だってメロディを助けてくれましたし!」
ドリーム「うん!きっとそうだよ!」
ブルーム「絶対にそうだよ!ね?メロディ」
メロディ「.....」
だがブルームの問い掛けに、メロディは返さずにずっと自分の事を助けてくれたネクサスを祈るように見つめていた。そこへブロッサムが気になり声を掛ける。
ブロッサム「メロディ...?」
メロディ「絶対...そうだよ」
ブロッサム「え...?」
すると漸く彼女がネクサスを見つめたまま返答してくれた。
メロディ「だって、言ってくれた...」
ピーチ「何を?」
メロディ「あの時、確かに聞こえたの..."諦めるな"って」
ブルーム「それ、誰が言ったの...?」
メロディ「あの巨人が...」
ブラック「本当に...?」
メロディ「うん...」
彼女は頷く時もネクサスを見つめる、その間にもネクサスはペドレオンを追い詰める。
だが...。
ペドレオン「ギィィィィイイ!!!」
ウルトラマンネクサス「シュア!!」
ペドレオンに尚も追撃を掛けようとした。が、ペドレオンは怒り狂って両腕の触手を伸ばして逆に鋭いカウンターを放ち、ネクサスは叩き倒される。
ウルトラマンネクサス「ジェアァッ!!」
メロディ「あ!!」
ブロッサム「巨人さんが!!」
ペドレオン「ギィィィィイイ!!!」
ウルトラマンネクサス「ヂェアアァァァッッ!!」
倒れたネクサスに、ペドレオンは情け容赦なく触手を鞭のように自在に振り回して、立ち上がる暇を与えずに攻撃を加える。
ペドレオン「ギィィィィイイ!!!」
ウルトラマンネクサス「ヘァアァッッ!!」
ペドレオン「ギィィィィイイ!!!」
ペドレオンは触手を使って痛めつけてるネクサスの腕に絡みつかせる。そして触手から強力な電撃を流して、ネクサスを更に苦しめる。
ウルトラマンネクサス「ジェアアアアアアアアァァァァァァァッッッッ!!!!!!!」
電撃を諸に受けているネクサスは苦しみながら片膝を地面に着く。そのネクサスが苦しむ姿に嬉々とした態度を見せるブラックホール。
ブラックホール「フハハハハハハッ!いいぞ!ペドレオン!!そのまま光の者をなぶり殺すのだぁ!!」
メロディ「やめてぇ!!」
ブラック「このままじゃあ!!」
ブルーム「何とかしないと!!」
ピーチ「でもどうやって...!?」
ブロッサム「あ!巨人さんの腕が...!」
ドリーム「光って...!」
二人が言うネクサスの両腕にある刃のような形状をした部位...アームドネクサスが光る、そして....。
ウルトラマンネクサス「デェアアァァ――っ!!!」
ペドレオン「キイイ?!」
ネクサスはアームドネクサスで、ペドレオンの両腕の触手を切り裂いたのだった。これにペドレオンは激しく悲鳴を上げる。
ペドレオン「ギィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ――――――――――ッ!!!!!!」
ウルトラマンネクサス「シュアアアアァァァッ!!!」
その隙を見逃さず、ネクサスは反撃に入る。彼は奴の顔面や腹に素早く鋭いパンチのラッシュを放ち、そこからキックのラッシュに繋げていく。そして怯み過ぎたペドレオンにヘッドロックを掛けて、拘束された奴の頭頂部に何度も拳をハンマーのように叩きつける。
ウルトラマンネクサス「シュア!!ヘェアアアァァァッ!!」
ペドレオン「ギィィィィイイ!!キィィィイイイイ!!」
メロディ「すごい...!!」
ブロッサム「いけます!!」
ブラック「がんばれぇ!!」
ブルーム「いっけぇー!!」
ドリーム「強い強い!!」
ピーチ「あの怪物、巨人の攻撃でもう反撃できないよ!このまま勝てる!」
ウルトラマンネクサス「シュア!!」
ペドレオン「キィィィィイイ!!」
ヘッドロックをかけた状態で何度も叩きつけていたが、ネクサスは拘束を解いて奴の顔面に向かってハイキックをお見舞いし、そのまま彼はバク転して距離を取る。
ウルトラマンネクサス「シュアアァァァァ.....ヘアァッ!!」
ネクサスは、両腕を十字にクロスさせて放つ光線技「クロスレイ・シュトローム」を発射。
ペドレオン「キイイイイイイイイイイイィィィィ!!!!!」
その光線は見事ペドレオンに命中、奴は爆発したのだった...。ペドレオンがやられたのを確認したブラックホールは、自分の存在に気付いたネクサスに憎悪の顔で言う。
ブラックホール「おのれぇ....だがこれは始まりに過ぎんっ」
ウルトラマンネクサス「....」
ブラック「え!?始まりって...」
ドリーム「どういう意味?」
ブルーム「まさか、今倒した怪物が他にも...?」
ピーチ「まさか、そんな...!」
ブラックホール「そうだ、プリキュアたちよ。ペドレオンだけを呼び出した訳ではない。これから、ペドレオン以上の凶暴で、醜悪な奴らを呼び出してやろうぞ!そう、他の世界で戦っている貴様等の仲間たちの下にな!」
ブロッサム「そんな!!」
メロディ「リズムが危ない!!どうすれば...!」
ウルトラマンネクサス「....」
ブラックホール「貴様等はこの世界で永遠彷徨っていると良い。ではな?プリキュア!そして光の者よ!フハハハハハハハハッ!!」
そう言い残して、ブラックホールは暗雲と共に消えてしまったのだった。奴はこれからもスペースビーストを呼び出す気だ。だがそれよりも、彼女たちは未だ出口を見つけていない。
一体どうすれば他のプリキュアたちの下に合流できるのか...続く。
今回は此処まで、コメントなどがありましたらどうぞ。
次回、対話-Dialogue-