伝説の戦士の少女たちと伝説の超人   作:武者ジバニャン

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この作品は、駄文、駄作、文才皆無、ストーリーが酷い、多少の原作無視、作りが雑などが含まれております。それでもよろしければどうぞ見てやってください。因みに投稿は他の作品と共に不定期で行いますので、どうかご理解ください。



すいません、タイトル詐欺になっています。ごめんなさい。




イメージOP「英雄」

イメージED「飛び立てない私に貴方が翼をくれた」


第四話 対話-Dialogue-

前回のあらすじ、メロディたちの前に現れたウルトラマンネクサスはペドレオンと交戦、これを見事に倒した。

 

物語は、その続きとなる。

 

 

 

ブラックホールが消え去った後、彼女たちは不安に駆られていた。何故ならサーロインとムシバーンが作った世界から脱出したいのだが、肝心の出口が見つからない。

 

 

ブラック「どうしよう...」

 

ブルーム「うん...出口が見つからない...」

 

ドリーム「何処にあるか、まだ分からないし...」

 

ピーチ「そうだね...」

 

ブロッサム「何とかここから抜け出して、皆の所に戻らないと...!」

 

ピーチ「それもそうだけど...」

 

 

ピーチの表情が暗くなった。

 

 

ドリーム「どうしたの?ピーチ」

 

ピーチ「うん...さっきの怪物...えっとー」

 

ブロッサム「スペースビースト...ですか?」

 

ピーチ「そう!それ。あんな怪物が相手だと、私達勝てるのかな...」

 

 

彼女のこの疑問が皆の顔に暗さを染める。それもそうだろう、何せ今まで自分たちが相手をしていた敵とはまるでもって全然違い、容赦のない悪魔の怪物なのだから...。

 

 

ブルーム「そう、だね。全く歯が立たなかったし....」

 

ブロッサム「そ、それは....!」

 

メロディ「...ブラックホールは私達だけでなく、リズムたちの所にもスペースビーストを送り込む気だよ...。それなのにここで何も出来ずにいるなんて....」

 

 

 

ブラックたち「.....」

 

 

 

そんな落ち込みに暮れる彼女たちの頭の中に何者かの声が届く。

 

 

 

『諦めるな』

 

 

 

メロディ「え...?」

 

ブラック「ねぇ?今....」

 

ブルーム「うん!確かに誰か....」

 

ドリーム「ブロッサム、何か言った?」

 

ブロッサム「いえ!私じゃないです!」

 

ピーチ「じゃあ、誰が...?」

 

 

いきなりの声に彼女たちは困惑する。が、メロディは直ぐに気付き、ウルトラマンネクサスの方へと見上げる。

 

 

ウルトラマンネクサス「....」

 

 

しかし彼は黙ったままだ。それに人間みたく口が開くような形はしていない。だが....

 

 

 

『諦めてはいけない』

 

 

メロディ「また、もしかして...」

 

ブルーム「あ、メロディ...!」

 

 

メロディはブロッサムの呼びかけに聞かず、ゆっくりとネクサスに近寄り、そして(おもむろ)に問いかけた。

 

 

メロディ「今の声、貴方が...?」

 

 

ウルトラマンネクサス「(コク)」

 

 

ブラック「頷いた!?」

 

 

ネクサスはメロディの問いに答えるように頷く。これにブラックたちは驚愕するが、メロディはそのまま話し続ける。

 

 

メロディ「貴方はだれ?名前は...?」

 

 

すると....。

 

 

ウルトラマンネクサス『私の、この姿での名は...ネクサス。ウルトラマンネクサス』

 

ピーチ「ウルトラマン...」

 

ドリーム「ネクサス...」

 

ブロッサム「それが、貴方のお名前なのですか...?」

 

ブラック「けど、口は動いていないのに...っていうか、動く様な形はしてないし...どうやって?」

 

ウルトラマンネクサス『それは君達の脳内に直接語りかけているからだ。謂わばテレパシーと言えば、君たちはわかるか...』

 

ブルーム「なるほど...ていうか!貴方はもしかして...!」

 

ウルトラマンネクサス『そう。君達に言わせれば、宇宙人という事になるだろう』

 

ピーチ「う、宇宙人?!すごぉい!!」

 

ドリーム「なんか私達って、今凄い体験してる?!」

 

ブルーム「でも、どうしてこの地球に...?」

 

ウルトラマンネクサス『この世界に来たのは、助けを求める声に導かれたからだ』

 

ドリーム「助けって...?」

 

ウルトラマンネクサス『それの正体は未だに分かっていない。その前に私はブラックホールと遭遇し、戦った』

 

メロディ「ブラックホールと戦ったの!?」

 

 

メロディの問いに彼は再び頷き答える。

 

 

ウルトラマンネクサス『ああ。だが戦いの中、奴にエネルギーの大半を奪われてしまい、私は"本来の姿"を維持出来なくなってしまった。その為この姿で存在している』

 

 

ブロッサム「そんな事が...」

 

ドリーム「?、ねぇネクサス、今本来の姿を維持出来なくなったって...」

 

ブロッサム「確かに言ってましたね。どういう事ですか?」

 

メロディ「教えて」

 

 

ウルトラマンネクサス『私の本来の名は...』

 

 

 

だがその時、彼らが空間に異常が発生した。突如大きな揺れが起きたのだ。この突然の事態にメロディたちは混乱する。

 

 

ブラック「な!なに?!」

 

ブルーム「揺れてる?!」

 

ドリーム「何で?!」

 

 

そんな彼女たちに、ネクサスが説明する。

 

 

ウルトラマンネクサス『恐らく、この空間を作った者が居なくなった為、崩壊しようとしているのだろう』

 

ピーチ「え~!?じゃあ!」

 

メロディ「どうすればいいの!?」

 

ウルトラマンネクサス『君達、私に集まるんだ』

 

ブロッサム「え?」

 

ウルトラマンネクサス『早くするんだ』

 

メロディ「みんな!ここは彼の言う通りにしよ!」

 

ブラック「そうね!早く集まろ!」

 

 

そうして彼女たちは駆け足でネクサスの足下に集まった。それを確認したネクサスは両腕をクロスさせ、自らの身体を光らせた。

 

 

ブラック「ネクサスが...」

 

ブルーム「光って...」

 

ドリーム「それにこの光...」

 

ピーチ「なんか安心する...」

 

ブロッサム「はい、とっても落ち着きます」

 

メロディ「温かい...」

 

 

ウルトラマンネクサス「シュア!!」

 

 

クロスさせた両腕を大きく開くと、ネクサスと彼女たちは光と共に消えた。

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

メロディたちがネクサスと消えた頃、妖精たちは....。

 

 

 

 

ハミィ「逃げるにゃ~~!!!」

 

 

シャドウ「お待ちなさ~い!!」

 

 

鏡を持ったままシャドウから未だ逃走を続けていた。何とかシャドウからプリズムフラワーの在り処が記されたと思われる鏡を、何としても守らなければ奮闘する妖精たちではあった、が....。

 

 

妖精たち「うわ~!!」

 

 

シャドウ「フフフッ♪」

 

 

とうとう追い詰められてしまったようだ。

 

 

シャドウ「さぁ♪鏡を返しなさ~い!」

 

 

迫りくるシャドウに妖精たちは慌ててしまうが、その中でシフォンが声をだす。

 

 

シフォン「ミラクルライトぉ~!」

 

ハミィ「そうにゃ!ミラクルライトには、闇を追い払う力が在る筈にゃ!みんな~!」」

 

 

シャドウ「なにぃっ!!?」

 

 

ハミィたち妖精は、全員でミラクルライトを携えてシャドウを撃退せんと立ち向かうのだった。そして....

 

 

妖精たち「ミラクルライトォ~ッ!!!」

 

 

彼らが手にしているミラクルライトに光が宿る。それを見たシャドウは慌てふためき、自身が消されると思って無意識に眼を閉じてしまう。

 

 

シャドウ「いやぁ~ん!それだけはぁ!やられるぅ~~!」

 

 

 

 

 

 

 

だが....。

 

 

 

 

 

 

シャドウ「ん?」

 

 

妖精たち「え!?」

 

 

ミラクルライトから現れた光は、正直電池切れ寸前のペンライト程度の輝きしかなく、とてもシャドウ処か闇そのものを消し去ることは到底無理である。

 

 

タルト「どういう事や?!」

 

ナッツ「ライトの力が弱まっているナツ!」

 

ココ「光のエネルギーが足りないココ!!」

 

 

この事態に妖精たちは困惑し、それを見たシャドウは自身がやられると思った事への早とちりに、恥ずかしさで一杯になりながらも妖精たちに言う。

 

 

シャドウ「ッ///!!!そうよ!!!ブラックホール様のお力でプリズムフラワーが弱ってるからねぇ。さぁ!鏡をかえしなさ~い!」

 

 

シャドウは気を取り直し、妖精たちに迫り鏡を手にしようとする。それをいち早く動いてルルンが、一枚の鏡に覆いかぶさって彼女なりに妨害する。が、ルルンごと鏡を手にしたシャドウは、鏡に張り付くルルンを引き離そうとする。

 

 

 

シャドウ「無駄よ!世界はもう元には戻らない。"プリズムフラワーの力の意味"、アンタたちも知ってるんでしょ~?」

 

 

ココ「ココ!?」

 

ナッツ「ナツ!?」

 

 

そう喋るシャドウにジロリと見られるココとナッツは押し黙ってしまう。そんなのをお構いなしにと、シャドウは鏡からルルンを力づくで引きはがそうとする。

 

 

シャドウ「ほらほら~、さっさと離しなさい!」

 

 

ルルン「嫌ルル!いやぁ~ルル!!」

 

 

 

 

っと、その時である。ルルンが持っていたミラクルライトが光り、その輝きに鏡が反射してシャドウの顔面に直撃。奴は苦しみ悶えた。

 

 

 

シャドウ「ぎゃああ!!」

 

 

そのお陰でルルンは鏡ごと解放される。そしてライトの光が反射されることで力が増したのを見た妖精たちは、「これなら!」っと気づく。

 

 

シロップ「そうか!鏡ロプ!!」

 

タルト「なぁるほど!みんなぁ!鏡を持って広がるんや!!」

 

 

 

シャドウ「ぐぅ!!こしゃくな~!...え?なんだ!?」

 

 

 

気付くとシャドウの周りを囲むように、妖精たちがそれぞれ鏡とミラクルライトを用意していた。そして....

 

 

 

シプレ「みんなぁ~!ミラクルライトを点けて、シャドウをやっつけるですぅ!」

 

 

妖精たち「ミラクルライトォ~~~!!!!」

 

 

すると彼らが持っているミラクルライトが再び輝きだした。すると彼らの傍らに設置された鏡がこれに反応、反射してシャドウ目掛けて放たれる。その何倍もの輝きとなった光を諸に受けたシャドウは今度こそ苦しみだす。

 

 

 

シャドウ「がぁ~!!んなバカなぁ~!!おの~れ~!!!」

 

 

 

激しく強くなったミラクルライトの光に、シャドウの肉体は完全に浄化されて消えてしまった。

 

 

 

ココ「やったココ!!」

 

メップル「シャドウを倒したメポ!」

 

タルト「やったでぇ!」

 

 

喜ぶ妖精たち。だがナッツはミラクルライトの力の弱体を危惧していた。

 

 

ナッツ「でもミラクルライトの光が弱くなっているナツ...」

 

 

その事に他の妖精たちも不安げになる。するとタルトが問いかけた。

 

 

タルト「所でシャドウが言うとった"プリズムフラワーの力の意味"って...?」

 

シロップ「...プリズムフラワーは世界を結ぶ力そのものロプ。もしその力が無くなったら、シロップたちはこの世界に居られなくなるロプ....」

 

 

妖精たち「え~~っ!?」

 

シプレ「もしプリズムフラワーが無くなったら...!」

 

コフレ「えりかたちとお別れしなきゃいけないですかぁ!?」

 

ムープとフープ「「そんなの嫌ムププ|プププ!!」」

 

ポプリ「お別れしたくないでしゅっ!!」

 

 

突然の事実に今まで知らなかった者たちは我を忘れて騒ぐ中、ココが話を続ける。

 

 

ココ「...プリズムフラワーは...ココたちの住む世界と、のぞみたちが住む世界と繋ぐ光のエネルギー交換の力の事ココ...。

 

もしそれが奪われたら、もうのぞみたちと会えなくなってしまうココ....」

 

 

 

そう語るココ...彼もまたパートナーであるのぞみたちと別れる事に不安と恐れを抱いてしまっている。そんな彼に、ナッツが言う。

 

 

ナッツ「大丈夫ナツ!」

 

ココ「ココ...?」

 

ナッツ「プリキュアを...皆を...信じるナツ!!」

 

 

 

そう自分にも言い聞かせるように、力強く信じ願っている。

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

妖精たちが信じ願っている中、ルミナスたちのチームはトイマジンが用意したあらゆるゲーム対決を悉く制覇して、あと6マスでクリアを残すのみとなっていた。

 

 

 

ルージュ「ハァ!ハァ!...どんなもんだい!」

 

レモネード「あ!見てください!!あと6マスでゴールです!!」

 

 

ルミナスたちは間もなくこのくだらないスゴロクゲームが終わると喜びの表情を浮かべるが、その前にトイマジンとサラマンダ―男爵が立ちふさがる。

 

 

 

サラマンダ―「ここから先はご遠慮願おう」

 

 

ルミナスたち「っ!!?」

 

 

トイマジン「もうサイコロは振らせないもんねぇ~」

 

 

そう言いながら自身の手にサイコロを握りつぶすトイマジン。その行為にミルキィローズが怒る。

 

 

ローズ「はぁ!!?ちょっとコラ!!ズルいわよ!!」

 

 

 

トイマジン「それじゃあ...」

 

サラマンダ―「行くぞ!!」

 

 

ムーンライト「来るわ!!」

 

ルミナス「ッ!!」

 

 

 

そして戦いが始まった。両者、激しい攻撃の打ち合いとなる。が.....

 

 

 

ムーンライト「フッ!!ハッ!!クッ!!!強い!!!」

 

 

サラマンダ―「ハハッ♪この程度か!!プリキュア!!」

 

 

ムーンライトとパッション、それにレモネードを追い込むサラマンダ―は、ステッキから強力な光線を発射。それに直撃を受けてしまった三人は吹き飛ばされる。

 

 

 

「「「きゃああああああああああああぁぁぁぁぁ――ッ!!!」」」

 

 

 

ムーンライトたちだけではない。ルージュやパイン、ルミナスも傷ついていた。

 

 

ムーンライト「クッ!!ようはサイコロを振ってゴールに行ければいいんだけど...」

 

サンシャイン「数秒、アイツらを止められたら...!」

 

ルミナス「っ!!その役、私に任せてください!!」

 

 

2人の会話に何かアイディアを思いついたのか、ルミナスが言う。

 

 

ルミナス「私、良い事思いつきました」

 

 

トイマジン「何だか分からないけど、させないぞ~!!」

 

 

ルミナスの邪魔をしようとサラマンダ―とトイマジンが襲いかかる。だがそれをパッションとローズが立ちふさがった。

 

 

パッション・ローズ「「ルミナスの邪魔は....させない!!」」

 

 

彼女たちはサラマンダ―とトイマジンを蹴り飛ばし、吹き飛ばされた二人はあるマスに倒れる。それを好機とルミナスが技を放つ。

 

 

ルミナス「ルミナス!ハーティエル・アンクション!」

 

 

敵を虹色の力で拘束する技を放って、それをサラマンダ―たちに浴びせる。これを喰らってしまった二人は倒れたまま動くことが出来ないでいる。

 

 

トイマジン「な、なんだ!!か、身体が動かないぃ!!」

 

 

ルミナス「これ、一回休みでどうでしょうか?」

 

ルージュ「なぁるほど♪」

 

パイン「凄いわ、ルミナス!」

 

にこやかに語るルミナスにルージュたちは賞賛する。

 

 

トイマジン「おい!待て!ズルいぞ~!!」

 

 

そう見苦しくも語るトイマジンに、ミルキィローズが勝ち誇るように呟く。

 

 

 

ローズ「あ~らお生憎様、私達ズルはしてないわよ。だってそこ...一回休みよ♪」

 

 

トイマジン・サラマンダ―「「えええええええええええええぇぇぇぇぇぇ~~!!?」」

 

 

最早奴らにどうしようも出来ない。その隙にレモネードがサイコロを振ろうと構えるのだった。

 

 

 

レモネード「みなさん!6が出たらゴールです!そ...あれ!?」

 

ムーンライト「な!なに!?」

 

パッション「いきなり...!」

 

サンシャイン「周りが...!」

 

パイン「ゆれてるぅ~!?」

 

 

そう。彼女たちが居る場所の周りで、いきなりの大揺れが発生したのだ。

 

 

ルミナス「一体...!」

 

ルージュ「な、何が...って!!皆!!空を見て!!」

 

 

ムーンライトたち「っ!?」

 

 

 

彼女たちの視線の先には、巨大な暗雲、そしてそこから巨大な禍々しい黒い顔が現れた。そう、ブラックホールの登場である。これに対してサラマンダ―とトイマジンは拘束されたまま歓喜した。

 

 

トイマジン「おー!!」

 

サラマンダ―「ブラックホールさまぁ!!」

 

 

ムーンライト「なんですって?!あれが!?」

 

パッション「ブラックホール?!」

 

ルージュ「ていうかデカすぎるわよ!!」

 

パイン「ひえ~!!」

 

レモネード「なんていう...!」

 

サンシャイン「邪悪な気配なの!!」

 

ルミナス「みなさん!!」

 

 

 

ルミナスたちはラスボスの登場に混乱する。そんな中、ブラックホールがニタリと歪に嗤う。

 

 

 

ブラックホール「フフフッ...貴様等、どうやらトイマジンとサラマンダ―を負かしたようだな?」

 

 

ローズ「ええ!!なんならアンタも倒してあげましょうか!!」

 

 

ブラックホール「フン、その威勢...今より呼び出すコヤツを見ても言えるか?」

 

 

パッション「まさかデザトリアンをまた...!!」

 

 

ブラックホール「フン、バカめが!我がそのような雑魚を呼び出す訳がないわ!!これより呼び出すのは、我が(しもべ)たるスペースビースト....」

 

 

サンシャイン「スペースビースト...?」

 

パイン「何?それ?」

 

レモネード「さぁ?」

 

ムーンライト「なんにせよ、油断は出来ないということね!」

 

ルミナス「みなさん!!構えて!!」

 

ルージュ「ええ!!どっからでも来なさいよ!!」

 

 

威勢よく戦う姿勢を見せるルミナスたち。それにブラックホールは叫んだのだった。

 

 

 

ブラックホール「フフッ、良かろう。行けぃ!!....バグバズン!!」

 

 

 

その呼び声答えるかのように、空から獣らしき咆哮が木霊する。

 

 

 

ギガオオオオォォォォン!!

 

 

この咆哮にルミナスたちは驚愕する。

 

 

ルージュ「な、なに!?この声!?」

 

パッション「空よ!!」

 

ムーンライト「ハッ!?あれは!!?」

 

ルミナス「あ、あれは...!?」

 

 

 

彼女たちが見たそのビースト...甲虫をモチーフにした、またゴキブリが逆立ちしたかのような姿、クチバシみたいな口、背に虫らしい翼、両手に鋭い爪、尻尾に鋏の形をしたもう一つの頭部、こいつの名は、インセクトタイプビースト...バグバズン。

 

悍ましく醜い存在である奴の姿に、彼女たちは狼狽える。

 

 

ルミナス「こ、これは...!」

 

ルージュ「う、うそでしょ...!」

 

パッション「今までの奴らとは全然違う!!」

 

パイン「で、でっかい虫の化け物!?」

 

サンシャイン「こんな奴が...存在するなんて...!!」

 

ローズ「来るわ!!」

 

 

バグバズン「ギガオオオオォォォォン!!」

 

 

 

プリキュアを居るのを確認したのか、バグバズンは彼女たちに目掛けて飛んで来る。

 

 

ルミナス「みなさん!避けて!!」

 

ムーンライト「飛んで!!」

 

 

二人に促されて全員は飛んで回避する。彼女たちが避けたことで、バグバズンはスゴロクのマスが敷かれた湖に突っ込む。

 

 

パッション「何とか避けれた!」

 

 

 

回避し、湖から離れて地面に着地したルミナスたち。その事で彼女たちは安堵した。が....

 

 

 

ローズ「っ!?違う!!見て!!」

 

パイン「あぁ!!そんな!!」

 

レモネード「ひっ!!」

 

ルミナス「あ...ああ...!」

 

サンシャイン「ウソ...でしょ?」

 

ムーンライト「何てことなの...!」

 

 

彼女たちは自身の眼を疑った。何故ならば......

 

 

 

 

 

 

 

トイマジン「や!やめろおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーー!!!!あ!あがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!!!」

 

 

サラマンダー「ぶ、ブラックホール様ぁ!!お、お助けをっ!!!どうか!!ひっ!!!ひぎゃああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!!!」

 

 

 

 

 

バグバズンは、彼女たちよりもトイマジンやサラマンダーに眼をつけ、そして捕食し始めたのだ。

 

 

グチャ!ギチッ!!グチュ!!クチュ、クチュクチュ!ギチッ!!グチャ!!

 

 

醜い音をたてながらゆっくりと存分に味わって、バグバズンはトイマジンとサラマンダーの両者を食い殺したのだった。二人を食い殺したバグバズンは再びルミナスたちに睨み付ける。

 

 

 

サンシャイン「こっちを見てる!!」

 

ムーンライト「恐らく逃げても、飛んで追いかけてわ!!」

 

パッション「戦うしかない訳ね」

 

ローズ「それしかもう、選択肢はないかもね...」

 

パイン「やるしかないよ!」

 

レモネード「はい!戦いましょ!!」

 

ルミナス「どんな攻撃をするか分かりません!気をつけていきましょう!」

 

ルージュ「そうね!あ!来るわ!!」

 

 

 

バグバズン「ギガオオオオォォォォン!!」

 

 

 

バグバズンは容赦なく突進してくる。それを確認したルミナスたちは迎え撃つ。

 

 

ルミナス「ルミナス・ハーティエルアンクション!!」

 

 

 

ルミナスがルミナス・ハーティエルアンクションで、バグバズンの巨体を何とか拘束することに成功した。

 

 

ルミナス「今です!!」

 

 

 

パッション「プリキュア!ハピネスハリケーン!」

 

ルージュ「プリキュア!ファイヤーストライク!」

 

サンシャイン「サンシャインフラッシュ!」

 

 

ムーンライト「ムーンライトシルバーインパクト!」

 

パイン「プリキュア!ヒーリングブレア!」

 

ローズ「ミルキィローズ・ブリザード!」

 

レモネード「プリキュア!レモネードフラッシュ!」

 

 

 

彼女たちの技がバグバズンに直撃。

 

 

 

バグバズン「キシャアアァ!!?」

 

 

反応としては効果はあったようだ。だがバグバズンを倒す程には至っていない。

 

 

バグバズン「ギガォン!!」

 

 

ルージュ「うっそでしょ!?」

 

ローズ「なんて奴なの!!」

 

 

バグバズン「ギガォンッ!!」

 

 

怒りを露にしたバグバズンは、尾を彼女たちに向ける。

 

 

パイン「尻尾をこっちに向けた?なんで?」

 

レモネード「っ!?見て下さい!!」

 

ムーンライト「なっ!?尻尾にも頭が!?」

 

 

バグバズンの尻尾にある鋏状のもう一つの頭部が口を開き、更にそこから触手のように長い舌を飛ばしてくる。

 

 

パッション「危ない!!」

 

サンシャイン「避けて!!」

 

ルージュ「くっ!!」

 

 

迫り来る触手状の舌を何とか避けているが、しかし....

 

 

 

レモネード「きゃ!!」

 

ローズ「っ!?レモネード!!」

 

パッション「危ない!!」

 

 

レモネード「あ...あぁ...」

 

 

バグバズンの触手状の舌がレモネードに襲いかかる。だがそれをパッションが庇う形で防がれた。

 

 

レモネード「っ!?パッション!?」

 

パッション「大丈夫...」

 

 

だが彼女は庇った際に怪我をしてしまった。故に満足に走ることが出来ない。だから彼女はレモネードに逃げるよう促す。

 

 

パッション「レモネード、貴方は逃げて!!」

 

レモネード「そんな!?ダメです!」

 

 

しかし時既に遅し、バグバズンの触手舌がもうそこまで来ていた。

 

 

パイン「パッション!!」

 

ルージュ「レモネード!逃げてぇ!!」

 

 

 

 

だがもう間に合わない.....その時。

 

 

 

バグバズン「ギギャアァ!?」

 

 

 

空から一筋の銀色の光が素早い速度でバグバズンを吹き飛ばし、パッションとレモネードを助けた。

 

いきなりのことにルミナスたちは驚愕する。そして彼女らを助けた銀色の光は地面に降り立つ。するとその光から、複数の人影が表れる。

 

 

ルミナス「光の中に、人が!あれは...ブラック!!」

 

サンシャイン「あ!ブロッサム!!」

 

ムーンライト「ブロッサム!無事だったのね!」

 

パイン「ピーチ!!」

 

パッション「ピーチ...!」

 

ルージュ「ドリーム!!」

 

レモネード「ドリーム!無事で良かった!」

 

ローズ「ドリーム!」

 

 

 

光の中から現れたのは、ネクサスと共に消えたメロディたちであった。

 

 

ブラック「ルミナス!」

 

ブロッサム「サンシャイン!ムーンライト!」

 

ピーチ「パイン!それにパッション!」

 

ドリーム「ルージュ!ローズ!レモネード!」

 

 

仲間たちと再会できたブラックたちは、それぞれ喜びあう。

 

 

ブルーム「良かった...」

 

メロディ「うん...」

 

 

だがまだパートナーと会えてない者たちも居る。

 

 

ブルーム「でも必ずリズムと会えるよ」

 

メロディ「うん、そうだね。それにブルームも、イーグレットに会えるよ」

 

ブルーム「ありがとう」

 

 

ムーンライト「それにしても、貴方たちどうやって此処へ?それに...」

 

 

ムーンライトの視線が、パッションとレモネードを助けた大きな銀色の光に向けられた。

 

 

ローズ「あの光、何なの?...って!?」

 

 

ウルトラマンネクサス「....」

 

 

光が止み、そこに現れたウルトラマンネクサスの姿を見上げ、ルミナスたちは唖然した。

 

 

ルミナス「銀色の...」

 

パイン「巨人...!?」

 

ムーンライト「新たな...敵!!」

 

 

そう口にするムーンライトだけは敵意を向ける。それにブラックたちは慌てながらに止めた。

 

 

ブラック「ちょ!ちょっと待って!!ムーンライト!!」

 

ブロッサム「ネクサスさんは敵じゃありません!私達を助けてくれた恩人なんです!!」

 

ルージュ「ネクサス?それがあの巨人の名前なの?」

 

ドリーム「そう!ウルトラマンネクサス。彼は、宇宙人なの!」

 

レモネード「宇宙人!?本当ですか!?これってつまり、未知との遭遇!?」

 

サンシャイン「流石にオーバーじゃ...(;´∀`)」

 

ローズ「じゃあ敵じゃないのね...?」

 

ブルーム「そう。だから信じて」

 

メロディ「彼は味方だよ!」

 

パイン「それなら、大丈夫だよね?」

 

ルミナス「はい、私も彼を信じられます」

 

 

だが、ムーンライトだけは未だネクサスを睨み付ける。

 

 

ムーンライト「...悪いけど、私は彼を信じることは出来ないわ」

 

ブロッサム「ムーンライト...」

 

メロディ「そんな...」

 

 

その時ピーチがパッションの怪我に気づいた。

 

 

ピーチ「パッション!?足に怪我が...!!」

 

パッション「このぐらい、大丈...うっ!!」

 

ピーチ「っ!?パッション!!」

 

 

倒れそうになる彼女を、ピーチが支える。

 

 

ピーチ「パッション!!」

 

パッション「ごめんなさい...」

 

 

ウルトラマンネクサス「...」

 

メロディ「ネクサス?どうしたの?」

 

ウルトラマンネクサス「シュ」

 

ブラック「ネクサス!?何するの!?」

 

 

ネクサスは突然、パッションに向かってその大きな手を翳し始めた。いきなりの行動に皆驚き、ムーンライトはネクサスに攻撃しようとする。

 

 

ムーンライト「やっぱり!敵ね!」

 

ルミナス「っ!、待ってください!ムーンライト!」

 

ムーンライト「え!?」

 

ルミナス「パッションが怪我した足を見て下さい」

 

 

ルミナスにそう言われて、彼女はパッションを見る。彼女の視界に映ったのは、ネクサスの手から放たれた光がパッションの怪我を治していく光景であった。

 

 

パッション「足の怪我が...治った」

 

ピーチ「ネクサスが治してくれたんだよ!」

 

 

ウルトラマンネクサス「....」

 

 

パッション「ありがとう...ネクサス。私も、貴方を疑ってた...ごめんなさい...」

 

 

ウルトラマンネクサス「(コク)」

 

 

サンシャイン「ねぇ、ムーンライト、ネクサスは私たちの味方だよ」

 

ムーンライト「....」

 

 

 

が、ネクサスに吹き飛ばされたバグバズンが復活し、咆哮を上げる。

 

 

 

バグバズン「ギガオオオオォォォォン!!」

 

 

メロディたち「ッ!?」

 

 

ウルトラマンネクサス「シュ!!」

 

 

 

それを見下ろすブラックホールがバグバズンにネクサス抹殺を命じる。

 

 

 

ブラックホール「行け!!バグバズン!!貴様の力で、光の者を八つ裂きにするのだぁ!!」

 

 

バグバズン「ギガオオオオォォォォン!!」

 

 

奴に命じられたバグバズンは、ネクサス目掛けて向かってくる。

 

 

ウルトラマンネクサス「シュア!」

 

 

メロディ「え...?」

 

 

ウルトラマンネクサスは、メロディたちに対して何か伝えるかのように声をだす。

 

 

ルージュ「え?なに?」

 

ローズ「何が言いたいのかしら?」

 

ブラック「きっと、あのビーストと戦うから安全な所まで下がれって、言ってるのかも...」

 

レモネード「え?!」

 

パイン「そんなぁ!?1人で戦うの!?ネクサスは!!」

 

ルミナス「待ってください!!私達も...!」

 

 

すると彼女たちの脳内にネクサスが語りかける。

 

 

ウルトラマンネクサス『君たちは安全な所まで離れているんだ。ビーストは私が相手をする』

 

メロディ「待って!私達も...」

 

ウルトラマンネクサス『...駄目だ。下がれ』

 

メロディ「ネクサス...」

 

ムーンライト「....彼に従いましょ」

 

 

メロディたち「ッ!?」

 

 

先ほどまでネクサスを敵視していた筈のムーンライトが口にした言葉に耳を疑った。だが彼女は話を続ける。

 

 

ムーンライト「あのビーストっていう怪物を彼は知っていそうな感じだし、それに彼は....私達の味方なのでしょ?」

 

サンシャイン「ムーンライト....」

 

パッション「待って!それでいいの!?あの怪物をネクサスに1人に任せるの?!」

 

ウルトラマンネクサス『私なら大丈夫だ。行け』

 

ブラック「...ネクサスッ」

 

パッション「そんな...ッ...」

 

 

今までの戦いで自分たちが逃げるっといった事はなかった。しかし今、プリキュアである自分たちが太刀打ち出来ない存在が現れ、しかも安全な所まで逃げなきゃならいのは正直納得できないという気持ちに駆られている。

 

 

ドリーム「...どうして」

 

レモネード「ドリーム....」

 

ルージュ「ドリーム...気持ちは分かるよ。でも私達じゃあ、あの怪物をどうする事もできないんじゃあ、彼に頼むしかないよ....」

 

 

ピーチ「悔しい...」

 

パイン「ピーチ...」

 

パッション「私も悔しいわ。ネクサス....ごめんなさい」

 

 

ブロッサム「私達...プリキュア、なのに...!」

 

サンシャイン「ブロッサム....」

 

ムーンライト「私だって納得できないわ。でも...あの怪物に私達の攻撃で決定打にならないのが現実よ。悔しいけれどね...」

 

 

ブラック「うん...」

 

ブルーム「ホントだね...」

 

ルミナス「ネクサスさん...ごめんなさい」

 

 

ウルトラマンネクサス『気にするな。さぁ、行くんだ!』

 

 

ブラック「みんな!行こう!!」

 

 

ブロッサムたち「うん!!」

 

 

悔しい思いを噛み締めながら、ブラックたちは元の世界に出る為に下がる。だがメロディだけは悲しげにネクサスを見上げる。

 

 

メロディ「ネクサス....」

 

 

ウルトラマンネクサス「.....」

 

 

メロディ「絶対に...絶対に戻って来てね!!」

 

 

ウルトラマンネクサス「(コク)」

 

 

メロディの願いにネクサスは聞き入れ、メロディはブラックたちの跡を追うように走って行く。彼女たちが安全な所まで行ったのを確認したネクサスは、自身に向かってくるバグバズンに振り向いて迎え撃つ。

 

 

 

ウルトラマンネクサス「シュア!!」

 

 

バグバズン「ギガオオオオォォォォン!!」

 

 

ネクサスの第二戦が始まる...続く。

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまで、次回をお楽しみに。



次回、赤き戦士-Junessu-
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