終末に幸せを夢見てました   作:駄文書きの道化

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そして私は正体を告げる

「おとーさん、その、そろそろ離して欲しいな……」

「……」

「……おとーさん? 聞こえてる?」

「……」

「おとーさんー?」

 

 あらら、ダメだこれ。体の震えとか、抱き締める腕の強さは弱まったけれどおとーさんは私を離してくれなさそうだ。まぁ、仕方ないのはわかってるんだけど。

 でもこれだと次のお話に進めない。何度か背中を叩いて離して欲しいと訴えてみる。それで漸く腕の力を抜いてくれた。

 ようやく見れたおとーさんの表情はまるで濡れそぼった迷子の子犬のようでおかしかった。本当に弱ってたんだなぁ、と改めて実感する。

 間に合って良かった。知っていて良かった。介入する事が出来て本当に良かった。そんな思いが溢れては消えていく。

 その感動を噛みしめるのも一瞬、おとーさんの腕から離れた私は私達の様子を見守っていた少女達に目を向ける。

 やはり一番先に目につくのは不安げな表情でこちらを見ている蒼と緋色の髪色が混ざった少女だった。その姿を見れば目の奧から涙が込み上げて来そうだった。

 

 世界一で幸せな女の子だと言い切って、もう幸せになったから幸せになれないと笑った子。大切なものをたくさん失っても尚、幸せだって言い切った健気な子。

 良い子だね、本当に。まだ私の知る結末には辿り着かない。けれど秒読みには入っている。長い研鑽の為か、それとも"私”になった為か、彼女が壊れかけているのは嫌でもわかってしまう。

 それとは別に彼女の表情には不安の色が隠せずにいて、思わず笑ってしまう。確かにおとーさんがこんな風になってたら、おとーさんに心を寄せているこの子にとっては不安だろうな、なんて。

 

「心配しないでいいよ。おとーさんを貴方から取るつもりはないから」

「えっ!?」

「初めまして。貴方、おとーさんの良い人かな? お名前を聞いても良い? 私はアルマリア・デュフナー」

「く、クトリ・ノタ・セニオリスです……」

「クトリちゃん!」

 

 クトリ。ようやく会えた、おとーさんと同じぐらいに会いたかった運命の子。

 その感動から思わずクトリの両手を取ってぶんぶんと振ってしまう。あぁ、この子がおとーさんの良い人なんだなぁ、と思うと感慨が深い。

 そうしてクトリちゃんと握手をしていると、おとーさんが慌てたように声を上げた。

 

「な、何言ってるんだアルマリア!」

「なに、おとーさん。違うの?」

「それは……その……」

 

 あれ、珍しい。昔のおとーさんなら違うってきっぱり言い切ってたと思う。

 それが出来ないのは本人が目の前にいるからなのか、それとも別の理由か。

 どっちにせよ私が楽しくなるので、どうかこのまま甘酸っぱいままでいて欲しいものだと“娘”としては切に思う。

 

 ――その為の、彼等の時間を。私は繋げる為にここにいる。

 

 きゅ、と。胸元に添えた手を拳に握って、胸に浮かんだ思いを閉じこめるように。

 時間はあまりない。彼等にも、この世界にも。だからこそ感動的なモラトリアムは終わらせないといけない。

 

「おとーさん、私は怒ってます」

「は? ……いや、怒って当然だよな」

「当然です。おとーさんもクトリちゃんも今にも死にそうな癖してほっつき歩いてるの!」

 

 ビシッ、と指をおとーさんに突きつけて言ってやる。おとーさんとクトリちゃんの顔が驚きに彩られる。

 

「そこの子はまだ元気そうだけど、えぇと、レンちゃん? だっけ?」

「ネフレン。ネフレン・ルク・インサニア」

「ネフレンちゃんだからレン、なんだね。よろしくね、ネフレンちゃん」

 

 ネフレンちゃんの顔は無表情のまま。ただ、その視線は鋭い警戒の色を秘めている。

 ラーントルクも相変わらず、ノフトは状況を見守るように静観。驚いたような顔をしているおとーさんとクトリちゃんだったけど、おとーさんの表情が険しく引き締められる。

 

「……アルマリア――」

「“本当に本物か?”」

「っ!?」

「おとーさん、ちょっとわかりやすくなった? うぅん。これはちょっとしたズルだね。本物か、って言われたら本物だけど、おとーさんの知ってる私かと言われると違うって言うのが正しいかな。私、これでも3桁も生きてるからおとーさんよりもずっと年上だからね!」

 

 えっへん、と胸を張っておとーさんに挑戦的に目線を向けてみる。おとーさんは驚いたように顔色を変えて、けれどその表情が警戒の色に変わる。

 

「……色々と話さないといけない事、伝えない事がいっぱいある。でも1つだけ信じて欲しい。私はアルマリア。おとーさんと、ヴィレム・クメシュと一緒の養育院で育って、貴方の帰りを待って、バターケーキを胸焼けする程食べて貰いたかった。ずっと約束が果たされるのを待っていた。それだけは信じて欲しい」

「……あぁ。その上で、俺はお前に聞かなきゃいけない事が山ほどある」

「うん。私も話したい。伝えたい。でも、その前にやらなきゃいけない事がある。それもここで話すのはちょっと難しい事」

「やらなきゃいけない事……?」

「頼まれたの。私ならそれが出来るからって。だから、私はおとーさん達に会う為にノフトとラーントルクに会いに行ったの」

 

 場の主導権は私が握っているけれど、はっきり行って空気は悪い。困惑、疑念、警戒。そんな疑心を詰め込んだのが今の状況。

 人の心を誘導して、丸め込んだりなんて私には出来そうになくて。だから、真っ向勝負しかないなって思って。息を吸う、度胸だけでも一流に見せなきゃ。

 

「私が託されたのは、クトリちゃんの延命」

「……え?」

 

 クトリちゃんは何を言われたのかわからない、という顔で声を漏らした。

 クトリちゃん以外の誰もが顔を驚愕に変えていた。おとーさんだって例外じゃない。無表情だったネフレンちゃんでさえも表情を崩している。

 

「クトリの延命、だって……? 誰からだ? というより、お前、クトリの事を知って!」

「その説明は“まだ”出来ないよ。クトリちゃんには時間がないし、下手すれば私の事を知ったら崩壊が進行しちゃうかもしれない。先に処置をしないといけない」

 

 クトリちゃんは“あの子”に侵蝕されてるから。今はあの子が遠ざかってくれているし、クトリちゃんが踏ん張ってくれているから。けれど、残された時間をやすりにかけるように削り取られている。

 これから話す事はクトリちゃんだけじゃない。この世界の真実とか、彼女たちの出自とか、これからの命運とかが嫌でも絡んでくる。だから事前説明だけでクトリちゃんが壊れてしまう可能性があるのは回避しなきゃいけない事だった。

 

「ここでは話せない。秘密でお話出来るような場所あるかな」

「それでしたら、墜落したサクシフラガの傍はいかがですか? 物資は既に運び出されていますし、離れすぎずの距離だと思いますが」

 

 ラーントルクがすぐに提案してくれた。確かに墜落した飛空艇の傍ならいいかな。上手く影に隠れるようにして話せば距離も離れていないし、聞き耳を立てられても気配を感じ取れそうだし。

 

「グリックさんに話をしてからそっちに行こうか。私としてもすぐに話して処置をしてしまいたいし」

 

 ここは押し切る流れで、私は皆を頷かせるのだった。

 

 

 

 * * *

 

 

 

「念のため、武器は預けておくね。はい、おとーさん」

 

 <捩じれ呑み込む四番目の獣>(レジテイミターテ)によって墜落させられた飛空艇、サクシフラガの船体の傍。そこに場所を移してヴィレム達は先導していたアルマリアが話し始めるのを今かと待っていた。

 彼女の存在には疑問が多い。彼等の中で一番長い時間を過ごしていたラーントルクも、ここにいる筈がないアルマリアの語る内容に警戒を抱いているヴィレムもそう思っている。

 秘密にしている事があるとラーントルクにアルマリアは語っていた。それは嘘ではないし、秘密がある事を隠そうともしていなかった。いつか話すと、不気味なぐらいの誠実さだった。

 けれど、そこに悪意はないように思えた。敵意もないように思えた。だからラーントルクは警戒はしつつも、アルマリアを拒絶しようとは思わなかった。

 

「……ラピデムシビルス」

「うん。借りちゃった」

「借りたって……」

 

 ヴィレムはアルマリアから手渡されたラピデムシビルスを訝しげに見つつも、それを預かる。

 一瞬、沈黙が流れる。……先程までの感動的な場面の感慨はなく、あるのは隠された秘密を暴こうとする緊張感だけが残る。

 

「何から、話せばいいかな」

 

 壊れた飛空艇の船体、その腰をかけられる場所を見つけたアルマリアが腰を下ろす。

 その表情は物憂げで、どこか困ったように苦笑している。これから話す内容を吟味して、どうすれば正確に伝わるのかを探るかのように。

 

「まずは、そうだね。クトリちゃんの事だ。私はある人……人? まぁ、人でいいや。その人にクトリちゃんの延命を頼まれたの」

「誰に、って言うのは言えないんだな?」

「言えない。で、クトリちゃんの延命が出来るか、って言われると出来る」

「本当に……クトリを延命出来るのか?」

 

 ヴィレムが信じ難い、という声でアルマリアに問いかける。それは話を聞いている黄金妖精(レプラカーン)である彼女たちにも眉唾な話だった。

 黄金妖精(レプラカーン)は滅びた人間族(エムネトワイト)の代わりに、彼等が残した遺跡兵装(ダグウェポン)を扱う事が出来た。

 しかし、その力を使い続ければ自身の存在は摩耗していき、最終的には崩壊してしまう。

 この崩壊という現象は、黄金妖精(レプラカーン)が死霊の一種だから起きる現象だった。

 魔力(ヴェネノム)を熾して遺跡兵装(ダグウェポン)を使いこなせる彼女たちは、しかしその魔力(ヴェネノム)の使いすぎで“前世の侵蝕”を受ける。

 そして人格が破壊され、最後には消滅してしまう。それが彼女たちの変えようのない末路であり、クトリが現在突き進んでいる現実でもある。

 

「出来る」

 

 彼等の疑念を断ち切るようにアルマリアは強く言い切る。……けれど、今にも唇を噛みそうな苦悶の顔で。

 

「本当は全部説明した上で同意して貰いたいけれど、それだとクトリちゃんが間に合わなくなる可能性の方が高いんだよね。だから、選んで欲しい」

「選ぶ……?」

「このまま欠け続けるまで今の自分でいるか、可能性を信じて知らされない困難を抱えて新しい自分になるか」

 

 アルマリアが突きつけた選択肢は、今のまま緩やかに死ぬか、延命の為に代償を払って生き延びるか。

 そして、その代償の説明出来ないという。それにはクトリが耐えられないと言うように。逆説として言えば、その代償とはそれ相応の代物なのだと。

 

「……この手を取ったら、君は純粋な黄金妖精(レプラカーン)じゃいられなくなる。前世の侵蝕だって止められる。命の寿命だってずっと伸びる」

「……けれど代償はデカいんだろ?」

「世界の残酷な真実と命運を背負っちゃう位には」

 

 重い沈黙が広がる。誰もが言葉を発しないまま、アルマリアが手をクトリに差し伸べ続ける。

 クトリは顔を上げる。その視線はノフト、ラーントルク、ネフレンと順番に回っていって、そして最後にはヴィレムへと向けられる。

 見つめ合う事暫し、クトリは一度目を閉じてゆっくりと深呼吸をする。深呼吸を終えたクトリは目を開き、視線をアルマリアへと向ける。

 

「……私、ね」

「うん」

「まだ生きたい。生きていたい。貴方の手を取れば、私は私のまま、まだ生きていられる?」

「それは保証するよ。私も同じだから」

「同じ?」

「500年前の人間族(エムネトワイト)がどうしてここにいるのか、という答えでもあるの」

「……それは、凄く重くて、辛そうな代償なんだろうな」

「慣れるとそうでもない。でも、理解されるのは難しいかもね」

「うん。じゃあ――決めた」

 

 クトリは、アルマリアの手を取った。

 

「私、まだ、終われない」

「うん」

「終わりたくない」

「うん」

「辛くても、皆がいてくれるなら頑張りたい」

「うん」

「……アルマリアさん」

「うん」

「私、まだ生きてて良い?」

「その為に、私がここにいるから」

 

 クトリの手を取り、祈るように両手を重ねながらアルマリアは目を閉じる。

 

 

「あなたの命、私が一度預かるよ。一瞬で終わる、そう難しい事じゃない。“私”を受け入れるだけで良いの」

 

 

 そうして、アルマリアが告げた瞬間。

 アルマリアの体から“何かが”這い出すように蠢き現れたもの。それがクトリの握った手を通してクトリへと潜り込んでいく。

 あっ、と。誰が漏らした声だろうか。その声を最後に、クトリの意識は一瞬にして暗転していった。

 

 

 * * *

 

 

『緋色の髪』『赤い瞳の少女』『転がる硝子玉』『灰色の砂漠』『誰かの笑い声』

 

 ――堕ちる、堕ちる、堕ちる。

 どこまでも堕ちていく。終着がないまま堕ちていく。自分という存在が剥がされて消えていく。

 大切な思い出があった筈だった。大事な気持ちがあった筈だった。それがすり抜けて行くように消えていってしまう。

 嫌だな、と思った。悲しいな、と思った。悔しいな、と。そして何も見えないのに睨んだ。

 こんなのは嫌だ、と。そう強く叫んだ。ここで終わりたくないって、ここで消えたくないって、まだやりたい事があるって、希望を差し出されたんだから、何でも良いからしがみついてでも生きたくて。

 

『――もう、大丈夫』

 

 無秩序に頭を掻き乱していた意味不明なイメージが、ふと掻き消えた。

 声が聞こえた。誰の声だろう。思い出せないのに、安心してしまいそうな優しい声。

 

『間に合った!?』

『間に合ったよ。今、補完してるからもうちょっと待ってね』

『これが終わったら“くとり(・・・)”に会っていいんだよね!?』

『勿論。そうしたら迎えに行くから、“カーマ”と良い子で待っててね』

『うん!』

 

 重なるように聞こえたのは幼い、聞き慣れた覚えのない声。あぁ、これって誰の声だっけ。酷く覚えがあるのに、まるで聞き慣れない。知っている筈なのに知らない声。

 

くとり(・・・)! 良かったね!』

 

 良かったね、と。何度も嬉しそうに声をかけられる。

 そうだ。私はクトリだ。クトリ・ノタ・セニオリスだ。

 妖精兵として生きて、先輩達が死んで、その戦いを無意味にしたくなくて。

 頑張って、強くなろうとして。でもいざ死ぬってなると怖くて。

 彼と、出会ってしまって。

 好きになっちゃったんだ。彼の事が。生き残れるようにって、手を差し伸べてくれた。

 初めての街で手を引いてくれた。一緒にいてくれた。美味しいお菓子もくれた。

 ただいまって言えば、おかえりって言ってくれた。約束を交わして、叶えてくれた。

 大事な人がいたから、終わりたくなかった。もっと時間が続けば良いのにと願って。

 そうだ。クトリ・ノタ・セニオリスは恋をしているのだ。だから、もうちょっと生きたいとささやかに願う事の何がいけないのか!

 

『そう。だから、そんな貴方に私も恋をした。貴方達に、かな。だから私はここにいる』

 

 自分の中に何かが入り込んでくる。不思議と嫌悪感はない。欠けていたものが戻って来るような、渇いていた大地が潤されていくような。

 けれど、満たされるのと同時に餓えていくかのようだった。どうしようもない飢餓感に体に爪を立てて、叫び回りたかった。

 生きたい、生きたい、生きたい。そして、同じぐらいに帰りたい、帰りたい、帰りたい。

 

 ――どこに?

 

 生きたくて、帰りたくて、本当は憎くて、壊したくて。

 でもそれはどうしようもない過去で、今は、もっと違う“(まじな)い”になってる。

 これは誰かの記憶で、誰かの思いで、それが私に手渡されるように託される。

 これは命だ。これは願いだ。これは祈りだ。そして、どうしようもない程の“呪い”だ。

 クトリ・ノタ・セニオリスは呪われた。どうしようもない程の思いを込めて、呪いを刻み込まれたのだ。

 

 生きたくて、帰りたくて。

 

 どこに、と。心に浮かんで見えたのは、自分よりも幼い少女達と、見守ってくれた優しい女の人と、黒髪の彼と――!

 

 がちり、と。

 歯車が噛み合うような。

 そんな音がした。自分という存在が組み変わった自覚があった。

 

 

『ようこそ。ここは灰色の原風景。始まりであって終わりの景色。そこから新しい始まりを告げる君。私達という遺産を受け継ぐ新しいヒト』

 

 

 彼女が、私の目の前にいる。うぅん、違う。“私の中にあの人がいる”。

 

 

『改めて名前を名乗るね。私はアルマリア・デュフナー。そして――』

 

 

 

 * * *

 

 

 

 弾かれたようにクトリちゃんが私の手を払って飛び退く。

 突然のクトリちゃんの反応に誰もが驚いたようにクトリちゃんと私を交互に見る。

 その間にもクトリちゃんには変化があったのを私は見ていた。混ざっていた緋色は、まるで夜明けを迎えるかのように蒼色の一色へと戻っていく。

 そんなクトリちゃんの表情は驚きと、困惑と、恐怖に歪んで私を見つめていた。何故、と問うように。その答えは、もう彼女は知っているのに。

 

「……クトリ?」

「どうして」

 

 気遣うようなおとーさんの呼びかけすら聞こえていないのか、クトリはただ私を真っ直ぐに見ている。

 どうやらちゃんと“私”は定着したらしい。これで計画は問題なく進められそう、とほっと胸を撫で下ろす。これなら、世界を明日に繋げる事が出来るという確信を得る事が叶って一安心だ。

 けれど、それも事情を説明して“彼女たち”に協力を仰がなきゃいけないという前提条件があるのだけど。

 

「なんで、貴方が私を助けるの……? 貴方、本当に、本物なの? ねぇ……!」

 

 クトリちゃんが信じられない、と言うように首を左右に振って。困惑のまま私達を見つめていた皆に知らしめるように、その名を紡ぐ。

 

 

「アルマリアさん……、うぅん、違う。貴方は――<獣>」

 

 そう、私は、獣だ。

 

 

「そう、私はアルマリア・デュフナーであり。――貴方達が<月に嘆く最初の獣>(シャントル)と呼ぶ者だよ」

 

 

 人間族(エムネトワイト)を滅ぼし、世界を破滅させた己の本性の名を彼等に告げた。

 

  

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