俺は今、勉強をしている。
次の期末テストに向けてだ。
って言っても、かなり復習したけど
今は学校で勉強をしている。
ピロン
おっ、誰からの連絡だ?
from千歌『智く〜ん、助けて〜』
智「向こうもテストみたいだな」
『今からそっちに行く』とメールを送り、浦の星に向かった。
智「おまたせ、きたぞ」
千歌「智くん!」
智「こっちも定期考査か?」
ダイヤ「そうですわ」
智「んで、今困っているのは」
千歌「はい!困ってます!」
智「堂々と胸を張るなよ…」
善子「ふふふ、この堕天使ヨハネが本気を出せば…」
智「善子ちゃんもだね」
善子「善子言うな!」
花丸「善子ちゃんも不登校だったからね」
善子「…そうよ」
そういえばそうだったな
果南「私もわからない科目があるんだ」
智「へー、果南もそうなんだ」
果南「まあ、休学してたからね」
智「あ、そうか」
ルビィ「ルビィも自信がない科目があって…」
なるほど、ならみんなで分担するか
智「よし、それぞれ分担するか。果南のところは鞠莉とダイヤさん、ルビィのところは花丸ちゃん、善子ちゃんのところは曜ちゃん、千歌のところは俺と梨子、それでいいか?」
千歌「それでいこう!」
曜(梨子ちゃんのことを梨子って…)
こうして各々が勉強を始める
智「千歌は何がわからないんだ?」
千歌「えーと、数学と生物と日本史かな」
智「なるほど、わかった」
みんなには言えないけど、この範囲俺らはもうすでに終わってる…
智「ここはこうすれば…」
千歌「…できた!」
梨子「智くん、教え方上手ね」
智「そうか?」
千歌「うん!毎回教えてくれて助かってるんだよ!」
智「なるべく赤点にはなって欲しくないからな」
梨子「それで、千歌ちゃんは日本史はどこまで理解しているの?」
千歌「えーとね、幕末の新撰組のところなら分かるよ」
智「そこまで、進んでるのか」
梨子「千歌ちゃん、今習っているのは平安時代よ…」
智「おい、まさか」
千歌「あれ?そうだっけ?」
智「ちょっと、ほかのところ見てくるな」
梨子「わかったわ」
千歌「いってらっしゃい」
梨子「千歌ちゃん、今から猛スピードで覚えるのよ」
千歌「えー!?」
千歌のあれはかなりまずいよなぁ…
とりあえず、他の様子を見よう
鞠莉「ここでナポレオンが登場するの」
果南「へぇそうなんだね」
智「果南、いけてるか?」
果南「うん、世界史は鞠莉で日本史はダイヤに教えてもらってるんだ」
ダイヤ「果南さんの物覚えが早くて助かってますわ」
智「なるほど」
3年生は大丈夫みたいだな
ルビィ「花丸ちゃんこれでいいかな?」
花丸「…うん、合ってるズラ」
ルビィ「やったね!」
智「花丸ちゃんは教えるのが上手そうだね」
花丸「そんなことないですよ///」
ルビィ「んーん、花丸ちゃんの教え方は上手だよ!」
花丸「ルビィちゃん///」
ここも大丈夫みたいだな
曜「この二次関数はね…こうなるんだよ」
善子「なるほどね」
智「順調に進んでるみたいだな」
曜「智くん!」
善子「最初は全然わからなかったけど、曜さんの教え方が上手いお陰よ」
智「なるほどね、曜ちゃんは万能型だからね」
曜「そんなことないよ」エヘヘ
善子「曜さんって苦手なことあるのかしら?」
曜「私だってあるよ」
智「まあ、そう思いたくなるのも無理はないな」
みんな大丈夫みたいだな
あとは千歌だけかな
よし、千歌のところに戻ろう
曜「…」
善子「曜さん?」
曜「えっ」
善子「大丈夫なの?」
曜「うん、大丈夫だよ」
善子(ずっと智の方を見てたけど…)
千歌「もうダメ、少し休憩させて」
梨子「千歌ちゃん…」
智「休憩は大事だからな、外の空気でも吸ってこい」
千歌「そうするね、ありがとう智くん」
梨子「リフレッシュも大事ってことね」
智「そういうこと」
梨子「実は私もわからないところがあるの」
智「そうなのか?」
梨子「うん」
智「わかった、どこがわからないんだ?」
梨子「えーと」
曜(…千歌ちゃんも梨子ちゃんも教えてもらってる…私も教えてもらいたいのに…)
こうして今日はみんなで勉強をした。
そろそろ日が暮れるのでそれぞれ帰った。
千歌「ふぅ〜、今日でかなり頭が良くなった気がするよ」
梨子「前までが酷かっただけのような気もするけどね」
千歌「そんなことないよ〜」
いやいや、今回もなかなかやばかったぞ
曜「智くん」
智「どうした?」
曜「善子ちゃんのところを私にしたのはなんでなの?」
智「すまん、嫌だったか?」
曜「そういう訳じゃないんだけど、単純に気になって…」
智「そうだな、いつも千歌と勉強するとき曜ちゃんは千歌に教えるけど、途中でやめて一緒になって遊ぶだろ?Aqoursの中でもトップクラスに曜ちゃん優しいからな。それをいつも俺が止める」
曜「…確かに」
智「それから、善子ちゃんは1年生だとコントになるし、3年生は果南を相手にしてもらってるし、梨子にすると色々と善子が主導権を握るし、俺は下級生の面倒を見ると甘くする傾向があるからな」
曜「…うん」
智「だから、教え方が上手くて善子ちゃんが真面目になるのは曜ちゃんだけかなって」
曜「そうなんだ(智くんはちゃんと考えてたんだね。それは嬉しいけど…)」
智「曜ちゃんは俺より教え方上手いからな」
曜「そんなこと…私も智くんに教えてもらいたかったし」
智「えっ、そうなのか」
曜ちゃんが俺に?単純に好きな子からだから嬉しいけど、『曜ちゃんには教えなくても勉強できるよね』って言いそうになったけど、俺の本能が言うなと危険信号を出してるから言わなかった
曜「うん…」
智「ごめん、次は教えるな」
曜「うん!(でも、智くんは梨子ちゃんのことが…)」
勉強を教えてから2週間後、期末テストの結果が返ってきた。
俺はいつもどおりの結果だな
俺は千歌たちのところに向かった。
千歌「あっ、智くん!」
智「おう、どうだった?」
千歌「みんな赤点回避したよ!」
智「おうおう、よかったな」
千歌「うん!」
果南「これも智たちのおかげだね」
智「そりゃ、どうも」
梨子「智くん、ありがとうね」
智「おう、梨子はどうだった?」
梨子「智くんに教えてもらったおかげで平均点がいつもより上がったの」
智「そうか、よかった」
曜「私も平均点上がったよ!」
智「流石だな」
曜ちゃんが平均点上がったら、ほぼ満点だよな(汗
ダイヤ「では、今日から本格的にAqoursの活動を再開しますわよ」
智「そうだな、みんな頑張ろうぜ!」
「はい!(うん!)(えぇ!)」
定期考査を終えた俺たちは次のライブに向けて、活動を再開するのだった。
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