一人の男と彼女たちのいろいろな日常   作:一般学生

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第13話

俺たちは梨子が東京に行くのでお見送りをしている。

みんなに梨子のことについて伝えると了承してくれた。

みんな優しいな。

 

梨子「じゃあ、行ってくるわね」

 

千歌「うん!」

 

智「何かあったら連絡しろよ」

 

梨子「うん、わかってる」

 

そして、梨子は東京に行った。

残った俺たちは、次のライブに向けて練習しないとな。

 

千歌「ねぇ、智くん」

 

しかし、梨子は大丈夫か?なんだかんだで心配だな…

事故がないことを祈っておこう。

 

千歌「智くんったら!」

 

智「おっ!?どうした?」

 

千歌「もう!さっきから呼んでたのに…」

 

智「あー、すまんすまん。んで、何かあった?」

 

千歌「明日はAqoursの練習を学校でするから」

 

智「おう、わかった」

 

梨子ならきっとやれるだろう、そう信じるしかないな。

 

千歌(智くん…)

 

ー次の日ー

 

俺は梨子が帰ってくるまでに曜ちゃんに告白しなければならなくなった。

しかし、タイミングあるかこれ…

現在、俺たちはプール掃除をしてます。

理由はプール掃除を忘れてたらしい…

他校である俺も手伝ってます…

マネージャーとしてこれも仕事の一つと考えよう。

しかし、プール掃除なのにみんな楽しそうだな。

あっ、

 

智「そういえば、次の曲に向けてフォーメーション確認しようぜ」

 

ダイヤ「そうですわね」

 

鞠莉「じゃあみんな自分の位置について」

 

そしてイントロのフォーメーションにつく。

ん?あっ、

 

智「そういえば、梨子がいないんだった」

 

千歌「あっ、ほんとだ」

 

果南「じゃあ梨子の代わりが必要だね」

 

花丸「千歌ちゃんと息が合う人って…」

 

智「いるじゃないか、なぁ曜ちゃん」

 

曜「えっ、私!?」

 

千歌「うん!曜ちゃん!」

 

こうして曜ちゃんが梨子の代わりにセンターに。

なったのはいいが…

 

曜・千歌「うおっと」

 

なかなか息が合わない…

 

智「もう少し練習するか」

 

曜・千歌「…うん」

 

果南(2人の様子がおかしい…)

 

鞠莉(この2人、何かあるわね)

 

幼馴染だからいけると思ったのは間違いなのか?

そして練習が終わり1、2年でコンビニに行っていた。

 

善子「堕天のD…」

 

くじ運が悪い善子ちゃん、まあ俺もああいうの当たったことないけど…

 

曜・千歌「うおっと」

 

ここでも練習している2人

 

曜「ごめんね千歌ちゃん」

 

千歌「んーん、私の方こそ梨子ちゃんのペースでやってごめんね」

 

なるほど、あれ?曜ちゃん器用だからもしかしたら…

 

智「曜ちゃん、一回梨子のペースでやってみて」

 

曜「えっ…そうか!」

 

そしてもう一回やる

 

曜「…6、7、8!」

 

千歌「おおー、さすが曜ちゃん!」

 

曜「これなら大丈夫でしょ」

 

確かにいい感じだけど…

 

智「でもさ、俺が言い出しっぺなんだけどやっぱり…あっ、電話だ」

 

千歌「えっ、誰から?」

 

智「梨子からだ、もしもし」

 

梨子『あっ、智くん?』

 

智「おう、そっちはどうだ?」

 

梨子『順調よ』

 

智「そっか」

 

何事もなくてよかった…

 

智「ほかのやつにも代わるな」

 

梨子『えぇ』

 

智「まずは、花丸ちゃんから」

 

花丸「えっ、えーともすもす?」

 

梨子『花丸ちゃん?』

 

花丸「わっ!?未来ズラ〜」

 

智「ルビィちゃんも」

 

ルビィ「えっ、えーと」

 

梨子『ルビィちゃん?』

 

ルビィ「ピ、ピギィー!?」

 

智「みんないい反応するな」

 

梨子『そうね』

 

智「こっちはこっちで頑張ってるから、梨子のポジションは曜ちゃんに代わってもらったんだ」

 

梨子『そうなんだ、それであれから曜ちゃんと何かあった?』

 

智「いや、何も…ないな」

 

梨子『早く何か行動しないと本当に誰かに先を越されるわよ?』

 

智「そんなこと言われましても…」

 

梨子『明日までには何か進展してね』

 

智「わかってるって」

 

梨子『千歌ちゃんたちは?』

 

智「あっ、そうだった。って充電がもうない…悪い、今日の夜かけ直すわ」

 

梨子『えっ、あっうん』

 

智「ごめん、千歌と曜ちゃんに渡すの忘れてた」

 

千歌「んーん、大丈夫。あとで電話したらいいんだし…」

 

曜「うん、そうだね」

 

智「すまん…」

 

千歌(最近智くん、私や曜ちゃんの相手してくれなくなったよね…)

 

曜(智くんはこのまま私や千歌ちゃんから離れていくのかな…)

 

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〜果南side〜

 

私たち3年生は今理事長室にいる。

あっ、この紙って

 

ダイヤ「これは千歌さんたちから渡された」

 

鞠莉「あら、最初は千歌と曜で始まったのね」

 

果南「この前聞いたんだけど、智も最初から手伝ってたって」

 

ダイヤ「そうでしたのね」

 

果南「智はあの2人にとって大切な存在だからね、もちろん私もだけど」

 

鞠莉「それはAqours全員がそうよ」

 

ダイヤ「そうですわね、果南さんたちだけではないですわ」

 

果南「そうだね」

 

そして私たちは帰る。

ダイヤと別れて鞠莉と2人になった。

 

鞠莉「ねぇ、果南に言いたいことが」

 

果南「あー、何かわかったよ」

 

鞠莉「!?さすが幼馴染ね」

 

果南「まあね、それであの2人をどうするの?」

 

鞠莉「今から呼ぶわ」

 

果南「そうだね、私もそれがいい」

 

〜果南side end〜

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〜千歌side〜

 

私と曜ちゃんが鞠莉ちゃんに呼ばれたけど、一体なんだろう?

ダンスのことかな?

 

曜「私たち何で呼ばれたんだろ?」

 

千歌「わかんない」

 

鞠莉「あっ、来たわね」

 

果南「千歌、曜」

 

曜「あれ?果南ちゃんもいる」

 

千歌「呼んだのはやっぱりダンスのこと?」

 

鞠莉「そうじゃないわ、ここからはぶっちゃけトークよ!」

 

曜「えっ?」

 

果南「何かあるんでしょ2人とも?」

 

千歌「うん…曜ちゃんもあるんだ」

 

曜「えっ…うん。でも何でわかったの?」

 

鞠莉「今日の様子を見ればね、恐らく智関連でしょ」

 

曜・千歌「!?」

 

果南「やっぱり」

 

千歌「曜ちゃんも?」

 

曜「うん」

 

鞠莉「それで、何があったの?」

 

曜「…最近、智くんが離れたような感じがするんだ」

 

千歌「智くん、最近は私たちの相手することなくなったんだ」

 

曜「梨子ちゃんやAqoursのみんなと一緒になることが多くて…」

 

千歌「このままの状態が続くのかなって」

 

果南「なるほどね」

 

鞠莉「嫉妬ファイヤ〜〜〜〜〜なのね」

 

曜・千歌「えっ?」

 

果南「Aqoursのみんなに嫉妬してるってこと」

 

鞠莉「智が他の子に取られた感じがしてるのよ」

 

確かに…そうかも

 

果南「多分、本人は気づいてなさそうだね」

 

鞠莉「智はどっちかっていうと鈍感そうだもの」

 

千歌「どうすればいいかな?」

 

果南「こうなったら、本人に直接言えば?」

 

曜「で、でも」

 

鞠莉「直接言わないとわからないこともあるのよ、私たちのようにね」

 

曜・千歌「…!!」

 

果南「そうだね、それで2年間無駄にしたからね、千歌と曜にはそうなって欲しくないな」

 

千歌「…うん、わかった!」

 

果南ちゃんたちみたいにならないようにちゃんと智くんに伝えよう!

 

果南(千歌は智のことお兄ちゃんのように慕ってるよね、曜は恐らく…)

 

曜「で、でも智くんは梨子ちゃんといるときが一番楽しそうだし…」

 

鞠莉「そうなの?」

 

曜「うん、この前も2人でお出かけしているのを見たし、ここ最近は特に梨子ちゃんのことばかり見てるから智くんは梨子ちゃんのことが好きなんだと思ったんだ…」

 

そうだったんだ…知らなかった…

 

鞠莉「(もしかして…)智が梨子のことが好きだとしても何か問題あるの?」

 

曜「…」

 

曜ちゃん?

 

鞠莉「ここはぶっちゃけトークよ、この際言っちゃいなさい」

 

果南「…智のことが好きなんだよね?」

 

曜「…!?何で知ってるの!?」

 

そうだったの曜ちゃん!?

 

果南「曜の今までの様子を見ればね」

 

曜「そうなんだ…うん、私は智くんのことが好き」

 

鞠莉「(やっぱりね)好きなら告白しないと」

 

曜「でも、智くんは梨子ちゃんのこと…」

 

千歌「曜ちゃん、それは告白すべきだよ!」

 

曜「…千歌ちゃんは智くんのこと好きじゃないの?」

 

千歌「んー、私の好きはお兄ちゃん好きみたいな感じなんだよね」

 

果南「家族愛みたいなもんでしょ?」

 

千歌「うん!そんな感じ…たまにイチャイチャしたいって考えるけどね。どっちかっていうと家族愛が大きいかな」

 

曜「そうなんだ…」

 

鞠莉「好きなら告白しといた方が後悔はしないと思うわよ」

 

果南「いっそ当たって砕けろって気持ちでいったら?」

 

千歌「それだと失恋しちゃうよ…」

 

曜「…わかった!告白するよ!」

 

果南「おっ、やる気になったね!」

 

曜「みんなのおかげだよ!ありがとう!」

 

千歌「うん!」

 

よかった、いつもの曜ちゃんに戻った気がする

 

曜「…実は千歌ちゃんも最近私から離れた感じがしたんだ…」

 

千歌「えっ、そうなの?」

 

曜「うん…梨子ちゃんやみんなと仲良くなって、私と一緒は楽しくないのかなって…」

 

そうなんだ…

 

千歌「…ごめん曜ちゃんにそういう風に思わせて…」

 

私のせいで曜ちゃんに寂しい思いさせてたんだ…

そんなことないって言わないと!

 

曜「いや、私が悪いんだよ…」

 

千歌「そんなことない!」

 

曜「えっ」

 

私は曜ちゃんの手を握った

私のせいで、曜ちゃんのにはいつも寂しい思いさせてたよね…

曜ちゃんにはちゃんと自分の気持ち伝えないと!

 

千歌「曜ちゃんのことは大切に思っているから!絶対離れたら嫌だからね!」

 

曜「千歌ちゃん…」

 

千歌「今度、智くんと一緒に遊んでお泊りもしよ!約束だよ!」

 

曜「千歌ちゃん…うん!」

 

果南「仲がいいね」

 

千歌「うん!私と曜ちゃんは一生一緒にいるからね、離れたくない!」

 

曜「ち、千歌ちゃん///」

 

鞠莉「それだと、ちかっちが告白しているみたいよ」クスッ

 

千歌「あっ、そっか///でも、曜ちゃんが私から離れていく未来なんか考えられないからね!!」

 

曜「私も千歌ちゃんとずっと一緒がいい!!」

 

千歌「うん!!曜ちゃん大好き!!」

 

ちゃんと言えてよかった!私と曜ちゃんの絆がより一層深まったね!

 

鞠莉「じゃあ、明日あたりに智にしっかりと2人の気持ちを伝えてね」

 

曜・千歌「うん!」

 

千歌「頑張ろうね曜ちゃん!」

 

曜「うん千歌ちゃん!」

 

鈍感な智くんにしっかりと伝えないと!

 

〜千歌side end〜

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