俺たち3人がさらに絆が深まってから数日後
8人で挑んだライブは見事に成功し、次のステージに進出した。
曜と千歌の2人が近づいていく演出は、俺の中では一番好きな演出だ。
俺は今回のライブは一生の思い出に残るものだな。
曜に告白ができたのもあるからかもな。
今はみんな東京に行っている。梨子も合流するらしい。
俺は他にやることがあったので残った。
っていうのは建前で実際は…
智「げほっ…風邪引いたなこれは」
この通り、俺は風邪を引いてしまった。
みんなが東京に行く前から身体はだるかったからな。
Aqoursのみんなには隠していた。
俺1人のために東京に行かなくなるのも嫌だからな。
見つかる前にみんなが先に東京に行ってくれたのは幸いだったよ。
今何度くらいあるんだっけ?
測ってみると38.7度だった。
マジか…頭も痛いし寝よう。
恐らくみんなが帰ってきても治ってないな。
そんなことを考えながら眠った。
ー次の日ー
俺が起きた時は昼になっていた。
智「みんな帰って来る頃だな…ってしまった!迎えに行かないといけないんだった…」
しかし、今は身体がまだ重いので早々に動くことができない。
やばいな…曜に迎えに行けないことを連絡しとこう。
千歌「智くーん、帰って来たよー」
曜「智はここにいるのかな?」
梨子「何か用事があったのかもしれないわね」
もう帰ってきたのか!?
智「あー、お帰り」
曜「よかった」ホッ
梨子「ここにいたのね」
千歌「もー、迎えに来るって言ってたのに…ってどうしたの!?顔赤いよ!?」
智「ごめん、風邪引きました…」
風邪ということを伝えた瞬間、曜が即座に俺のところに来た。
曜「智、早く横になって」
智「いやいや、大丈夫だから」
曜「いいから!早く!」
智「あっはい、すいません…」
昨日よりかはマシなのだが、曜が俺のことを心配しているので従う。
あの目は本気で人のことを心配している時の目だな。
曜「いつからなの?」
智「本格的に風邪の症状が出たのは、昨日くらい」
千歌「それって、私たちが東京に行った後じゃん」
梨子「それは風邪になった時の話でしょ」
曜「なら、私たちが東京に行く前から身体はしんどかったの?」
智「いや、そんなことは…」
曜「私たちに隠し事はなしだよ、智」
智「…そうです」
梨子「やっぱり」
曜「何で言ってくれなかったの?」
智「Aqoursの活動の邪魔をしたくなかったんだよ」
千歌「智くんもAqoursの一員なんだよ!」
梨子「そうよ、言いたいことはわかるけどもう少し私たちを頼ってよ」
曜「智がついてきてくれなかった時も、本当は私たち寂しかったんだよ!」
智「ごめん…でも風邪をみんなに移す訳にはいかなかったし」
曜「気持ちは嬉しいよ?でも次からは絶対やめてね、こんなこと」
智「善処します…」
千歌「今日は私たちが看病するよ」
梨子「そうね」
智「いや、別に看病はいらないから」
曜「何を言ってるの?智に拒否権はないから」
智「えっ、だけど」
曜「わ・か・っ・た・よ・ね・?」
智「あっ、はいわかりました…ごめんなさい…」
やべーよ、やべーよめっちゃ曜が怖い。逆らったら俺の人生おわる…
梨子「もしかして、曜ちゃんって怒った時Aqoursの中で一番怖い?」ヒソヒソ
千歌「そうかも、でもあれはまだ智くんが言うこと聞いてるからマシだよ。もっと怖い時があるから」ヒソヒソ
梨子「そうなのね」ヒソヒソ
その後、しばらくみんなは俺の部屋にいた。
みんなは千歌と曜がこの前梨子が東京にいる間、自分たちがこっちで何があったのかを話していた。
俺は話すことはできるので会話に混じっている。
曜「ごめんね、梨子ちゃん」
梨子「ううん、実は私も嫉妬しているところがあったんだ」
千歌「えっ、そうなの?」
梨子「だって、3人は幼馴染で…私はそれが羨ましかったの」
智「でも、みんなと仲良くなれただろ?」
梨子「うん、それも智くんのおかげね」
智「そうか?まあ俺は梨子と仲良くなることで曜が少し大変なことになってたけど…」
曜「でも今は、智くんと両想いってわかったから私は嬉しいよ♪」
智「結果オーライだな」
千歌「なんか、私だけ何も変化がないみたい…」
智「そんなことないだろ、千歌はAqoursのリーダーとして頑張っているだろ?それだけでかなりの成長だと思うぞ」
千歌「そうかな?ありがとう智くん!」
智「そういえば、東京はどうだったんだ?」
千歌「うん、色々とあったよ!」
そして、東京であったことを一つ一つ話していく千歌たち。
智「結果として、また一つ成長した感じだな」
曜「うん、そうだね」
梨子「そういえば、熱は大丈夫なの?」
智「あっ、そうだった」
測ると平熱に近くなっていた。
智「ほぼ治った感じだな」
千歌「よかった」
曜「でも、今日は安静にしてね」
梨子「長引かれると困るからね」
智「おう、大人しくしてるな」
梨子「じゃあ私は帰るね」
曜「私も!」
千歌「うん、わかった!」
そしてみんな俺の部屋から出て行く。
しかし、曜が戻って来た。
智「どうした?なんか忘れ物のしたのか?」
曜「うん、大事な忘れ物」チュ
智「!?」
今、頰にキスされたのか?
曜「みんなの前ではまだ恥ずかしいから///おやすみ智///」
智「お、おう///」
それはかわいすぎるだろ
これやられたら、すぐには寝られないよなぁ
ー次の日ー
次の日になって俺は元気になった。
やっぱAqoursのみんながいると元気になるな。
みんなからは風邪のことで心配された。
ダイヤ「智さん、体調はもう大丈夫なのですね」
智「うん、心配かけました」
善子「ククク、ようやく呪いから解放されたようね」
花丸「ただの風邪ズラ」
果南「風邪引くなんて珍しいね」
鞠莉「智は今まで色々と頑張ってたもの、頑張りすぎて体調がおかしくなったのかもね」
ルビィ「でも、智さんの体調が戻ってよかったです」
智「みんなには心配をかけてしまったな」
梨子「無理はしないでね」
千歌「よーし、智くんも戻って来たことだし、今日からみんな頑張っていこう!」
みんなは屋上に練習をしに行く。東京に行った後で疲れが溜まっているはずなのに元気だな。
今日も暑いから適度に休憩を入れないとな。水分補給もこまめに入れないと。
曜「智」
智「おう、なんだ?」
曜「昨日のあれどうだった?」
智「昨日の?あ、あれか。最高だったよ」
曜「そ、そうなんだ///」
実際あのキスは、色々とやばかったな。
曜「これからもよろしくね♡」
智「おう」
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