今日は休みの日だが、俺は文化祭の準備を手伝っていた。
というより、接客の仕方を教えていた。
智「飲食店とかでもそうなんだけど、お客様に対して笑顔で接することが大事だよ。一番は満足させることだね」
「そうだよねー、営業スマイルってやつでしょ?」
智「言い方はあれだけど、まぁあってるよ」
「それに今回は執事・メイド喫茶だから頑張らねーとな。いろいろ大変だな」
智「そうだな、でも文化祭のノリでなんとかなると思うよ」
「智くんは、普段からこういうことをしているんだね」
智「最初は、なかなかできなかったけどね。ある人のを参考にしたんだ」
「へー、それって誰なの?」
智「えーと、それは prrrrr っとごめん電話だちょっとの間外れるね」
「はーい」
智「はい、今出ました」
梨子『あっ智くん!ごめん今すぐ自分の家に帰ってきて!お願い!』
智「えっ、ああわかった」
梨子『ほんと!じゃあまた後でね!』
智「ああ、また後でな」
ピッ
智「ごめん、急用で帰ることになった。」
「いいよ、一通り教えてもらったから。田所君は接客できるから練習もいらないし」
智「ありがとう、みんなバイバイ」
「「「バイバーイ」」」
で、梨子のあの焦りようはなんなんだ?
とりあえず、帰るか。
ー帰宅ー
智「今帰ったぞー」
梨子「あっ智くんお帰り」
智「それで、何があったんだ?」
梨子「私が少し部屋から出ている間に2人の様子がおかしくなって…とりあえず、千歌ちゃんの部屋に入って!」
智「わかった」
部屋に入る
曜「……」
千歌「……」
俺はこの状況で、だいたい何があったのか分かった。
智「あー、なるほど、またか」
梨子「えっ、わかったの?」
智「喧嘩したんだな」
梨子「そうなの、千歌ちゃんと曜ちゃんをなんとか仲直りさせることできない?果南ちゃんは今別行動だし、智くんならなんとかしてくれると思って、文化祭の準備してる時に申し訳なかったんだけど…」
智「まあまあ、いいよ。対処の仕方はわかっているからな」
梨子「ごめんなさい、私じゃ力不足で」
智「気にすんな」
そして俺は2人に近づく。
智「2人とも喧嘩した理由はなんだ?」
曜「これは千歌ちゃんが悪いよ!」
千歌「絶対曜ちゃんが悪い!」
智「おい、俺は誰が悪いじゃなくて喧嘩した理由を聞いているんだけど?」
曜「……」
千歌「……」
なぜ黙る…
仕方ない。
智「2人がそこまでするなら俺は」
梨子「暴力はダメよ!?」
智「梨子…俺をなんだと思ってるんだ…」
梨子「えっ、あっごめんなさい。てっきり手を出すと思って…」
智「いや、しねーよ。2人とも何も言わないなら…そりゃ!」
曜「ひゃ!?」
千歌「えっ!?」
梨子「何してるの智くん??!!」
智「えっ、何って胸を触ってるけど?」
梨子「いやいやいや、そんなことしたら怒られるでしょ!?」
智「それが狙いだよ」
梨子「えっ?」
智「矛先を俺に向けて、そこで怒られた後、喧嘩した理由を聞くんだよ」
梨子「なるほどね、でも…」
智「あれ?俺の両手が離れない?」
曜「智、もっと触って♡」
千歌「千歌のも///」
智「はっ!?おい!どうした?お約束のビンタはどこいった!?」
曜「そんなことより♪」
千歌「もっと…お願い♡」
梨子「逆効果になってるわよ」
智「冷静に見てないで、なんとかしてくれ!」
ー数分後ー
智「はぁ、やっと終わった」
曜「ごめん智///」
千歌「千歌たち変なスイッチ入ってたみたい///」
梨子「はぁ、やっと元に戻ったわね」
智「それで、結局喧嘩した理由は?」
曜「それは…」
千歌「ちょっとね」
曜「衣装のことで揉めたんだ」
智「ああ、デザインについてか」
梨子「そうだったのね」
曜「ううん、どっちがかわいいかで揉めたんだ」
智「ん???どういうことだ?」
千歌「いや、今回の衣装も曜ちゃんがかわいくデザインしてくれて…それでその衣装曜ちゃんが着たら絶対似合うね!って言ったんだ」
曜「それで私が千歌ちゃんの方が絶対似合うって言ったの」
千歌「それでいーや、曜ちゃんの方が」
曜「いーや、千歌ちゃんの方がってなったんだ」
千歌「それから智くんなら曜ちゃんを選ぶって言ったら」
曜「智くんは千歌ちゃんを選ぶって言ったんだ」
梨子「うん、思ったよりくだr智「ふん(パチン)」痛っ」
智「そんなこと言ってはダメだぞ」ボソッ
梨子「あっはい、ごめんなさい」ボソッ
智「俺からすれば2人とも最高に似合ってるよ、曜が作る衣装ならなんでもね」
曜「それはありがとう///」
智「あと俺は両方選ぶから。2人ともかわいいからね」
曜・千歌「///」
千歌「ごめんね、曜ちゃん」
曜「ううん、こっちこそごめんね」
そして2人はハグをした。ここは果南の影響だな。
梨子「はぁ、なんとかなったわね」
智「てか、これなら梨子でも解決できたよな?」
梨子「でも、部屋に入った時の雰囲気は大変だったんだよ」
智「いや、それならなおさら何があったのか聞けよ…」
梨子「うっ…」
梨子はポンコツであることも覚えておくか。
智「それじゃみんな続き頑張れよ」
千歌「智くんも手伝ってよ」
曜「お願い!」
智「今日は予定もないしいっか、わかった」
こうして2人の喧嘩は俺の仲裁によりなんとかおさまった。
追記
久しぶりの本編です。よかったら感想などをお願いします。
8/16 斉藤朱夏さん誕生日おめでとうございます!
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