一人の男と彼女たちのいろいろな日常   作:一般学生

25 / 40
久しぶりの本編…


第22話

今日は休みの日だが、俺は文化祭の準備を手伝っていた。

というより、接客の仕方を教えていた。

 

智「飲食店とかでもそうなんだけど、お客様に対して笑顔で接することが大事だよ。一番は満足させることだね」

 

「そうだよねー、営業スマイルってやつでしょ?」

 

智「言い方はあれだけど、まぁあってるよ」

 

「それに今回は執事・メイド喫茶だから頑張らねーとな。いろいろ大変だな」

 

智「そうだな、でも文化祭のノリでなんとかなると思うよ」

 

「智くんは、普段からこういうことをしているんだね」

 

智「最初は、なかなかできなかったけどね。ある人のを参考にしたんだ」

 

「へー、それって誰なの?」

 

智「えーと、それは prrrrr っとごめん電話だちょっとの間外れるね」

 

「はーい」

 

智「はい、今出ました」

 

梨子『あっ智くん!ごめん今すぐ自分の家に帰ってきて!お願い!』

 

智「えっ、ああわかった」

 

梨子『ほんと!じゃあまた後でね!』

 

智「ああ、また後でな」

 

ピッ

 

智「ごめん、急用で帰ることになった。」

 

「いいよ、一通り教えてもらったから。田所君は接客できるから練習もいらないし」

 

智「ありがとう、みんなバイバイ」

 

「「「バイバーイ」」」

 

で、梨子のあの焦りようはなんなんだ?

とりあえず、帰るか。

 

ー帰宅ー

 

智「今帰ったぞー」

 

梨子「あっ智くんお帰り」

 

智「それで、何があったんだ?」

 

梨子「私が少し部屋から出ている間に2人の様子がおかしくなって…とりあえず、千歌ちゃんの部屋に入って!」

 

智「わかった」

 

部屋に入る

 

曜「……」

 

千歌「……」

 

俺はこの状況で、だいたい何があったのか分かった。

 

智「あー、なるほど、またか」

 

梨子「えっ、わかったの?」

 

智「喧嘩したんだな」

 

梨子「そうなの、千歌ちゃんと曜ちゃんをなんとか仲直りさせることできない?果南ちゃんは今別行動だし、智くんならなんとかしてくれると思って、文化祭の準備してる時に申し訳なかったんだけど…」

 

智「まあまあ、いいよ。対処の仕方はわかっているからな」

 

梨子「ごめんなさい、私じゃ力不足で」

 

智「気にすんな」

 

そして俺は2人に近づく。

 

智「2人とも喧嘩した理由はなんだ?」

 

曜「これは千歌ちゃんが悪いよ!」

 

千歌「絶対曜ちゃんが悪い!」

 

智「おい、俺は誰が悪いじゃなくて喧嘩した理由を聞いているんだけど?」

 

曜「……」

 

千歌「……」

 

なぜ黙る…

仕方ない。

 

智「2人がそこまでするなら俺は」

 

梨子「暴力はダメよ!?」

 

智「梨子…俺をなんだと思ってるんだ…」

 

梨子「えっ、あっごめんなさい。てっきり手を出すと思って…」

 

智「いや、しねーよ。2人とも何も言わないなら…そりゃ!」

 

曜「ひゃ!?」

 

千歌「えっ!?」

 

梨子「何してるの智くん??!!」

 

智「えっ、何って胸を触ってるけど?」

 

梨子「いやいやいや、そんなことしたら怒られるでしょ!?」

 

智「それが狙いだよ」

 

梨子「えっ?」

 

智「矛先を俺に向けて、そこで怒られた後、喧嘩した理由を聞くんだよ」

 

梨子「なるほどね、でも…」

 

智「あれ?俺の両手が離れない?」

 

曜「智、もっと触って♡」

 

千歌「千歌のも///」

 

智「はっ!?おい!どうした?お約束のビンタはどこいった!?」

 

曜「そんなことより♪」

 

千歌「もっと…お願い♡」

 

梨子「逆効果になってるわよ」

 

智「冷静に見てないで、なんとかしてくれ!」

 

ー数分後ー

 

智「はぁ、やっと終わった」

 

曜「ごめん智///」

 

千歌「千歌たち変なスイッチ入ってたみたい///」

 

梨子「はぁ、やっと元に戻ったわね」

 

智「それで、結局喧嘩した理由は?」

 

曜「それは…」

 

千歌「ちょっとね」

 

曜「衣装のことで揉めたんだ」

 

智「ああ、デザインについてか」

 

梨子「そうだったのね」

 

曜「ううん、どっちがかわいいかで揉めたんだ」

 

智「ん???どういうことだ?」

 

千歌「いや、今回の衣装も曜ちゃんがかわいくデザインしてくれて…それでその衣装曜ちゃんが着たら絶対似合うね!って言ったんだ」

 

曜「それで私が千歌ちゃんの方が絶対似合うって言ったの」

 

千歌「それでいーや、曜ちゃんの方が」

 

曜「いーや、千歌ちゃんの方がってなったんだ」

 

千歌「それから智くんなら曜ちゃんを選ぶって言ったら」

 

曜「智くんは千歌ちゃんを選ぶって言ったんだ」

 

梨子「うん、思ったよりくだr智「ふん(パチン)」痛っ」

 

智「そんなこと言ってはダメだぞ」ボソッ

 

梨子「あっはい、ごめんなさい」ボソッ

 

智「俺からすれば2人とも最高に似合ってるよ、曜が作る衣装ならなんでもね」

 

曜「それはありがとう///」

 

智「あと俺は両方選ぶから。2人ともかわいいからね」

 

曜・千歌「///」

 

千歌「ごめんね、曜ちゃん」

 

曜「ううん、こっちこそごめんね」

 

そして2人はハグをした。ここは果南の影響だな。

 

梨子「はぁ、なんとかなったわね」

 

智「てか、これなら梨子でも解決できたよな?」

 

梨子「でも、部屋に入った時の雰囲気は大変だったんだよ」

 

智「いや、それならなおさら何があったのか聞けよ…」

 

梨子「うっ…」

 

梨子はポンコツであることも覚えておくか。

 

智「それじゃみんな続き頑張れよ」

 

千歌「智くんも手伝ってよ」

 

曜「お願い!」

 

智「今日は予定もないしいっか、わかった」

 

こうして2人の喧嘩は俺の仲裁によりなんとかおさまった。

 

 




追記
久しぶりの本編です。よかったら感想などをお願いします。

8/16 斉藤朱夏さん誕生日おめでとうございます!

この小説を読んでいるあなたの推しは?

  • 渡辺曜
  • 高海千歌
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。