おっさん傭兵の楽しいお仕事〜犯罪都市ルアバマ編〜 作:ヲヲヱ ヱヰヂ
次の日、俺は早速ルアバマの中心部にあるガリアッツォ一家の拠点に向かった。入る時に武器は持ってないかだの、アポはあるのかだのとうるさかったが、「依頼を受けた」と言ったら意外にもサラッと入れてくれた。
白い大理石の床に黒を基調とした壁、壁に掛けられた絵はどれも目を見張るような名画ばかり、これぞ富豪の家って感じだし、家だと言われなければ美術館のようだ、俺はその廊下を颯爽と歩いてるわけだ、 ただ、どういうわけか俺の両サイドには今にも弾け飛びそうなパッツンパッツンのスーツを着た人間シュワルツェネッガーがおれの両肩を挟んでエスコートしてやがる。現在進行形で....あれ?シュワルツェネッガーって人間だっけ?まぁ、どうでもいい、今言いたいのは一言....Fa○kってことだ。
「....どーゆー事だ?オイ、俺にホモの趣味はねぇぞ、メイドさんぐらいいるだろ?なんでこんなガチムチ野郎と一緒なんだよ」
「......」
「無視かよ、普通ナイスバディのメイドさんが連れてってくれるんじゃねぇのかよ、いやアンタもある意味ナイスバディだけども、そうゆうことじゃあないじゃないのか?」
「....少し黙っていろ」
「...へいへい」
なんて会話をしてるうちにどうやら依頼主の部屋に着いたらしい。
通された部屋には依頼主であろう男がソファに座っていた。
一瞬相手の顔をチラと見て、俺はソファに腰掛けた。
「ん〜、しっとりとした手触り高級レザーだねぇ、色もデザインもシックで俺好みだ、なぁ、これってデンマーク製?」
「ふん、5分の遅刻だな、三流傭兵はビジネスも知らんと見える。」
そう言って、随分と偉そうな口調で男は俺を見てくる
「俺なりのビジネススキルだ、ヒーローと人生のピークは
遅ければ遅い程良いってもんだろ?」
「戯言はたくさんだ、ビジネスの話と行こう。」
「アンタ、友達いなさそう。よく言われない?遊び心がないって」
「.....最終警告だ、そのクソッタレな口をさっさと閉じろ、さもねぇとその口溶接して、ド頭に新しい口を作ってやる。」
「オーケー、オーケー...黙って聞くって、悪かったよぉ、ちょいと緊張を解そうと思って、な?」
「チッ、調子のいい奴だ....今回お前に受けてもらう仕事はボスの娘、
ベアトリーチェ様の護衛だ、本来は貴様のような輩が近づいていい存在じゃあないが、こっちとしても事情があるんだ。」
「.....ふーん」
(なるほど...つまり内部のやつが信用できないって事だな....コイツはきな臭かなってきやがった....)
「一応貴様のことは調べてある、ここに来る前のことも、ここに来てからの事も、他組織との関係等々...まぁ、貴様はデータ上では信用できるってことだ」
「まぁ、そうだろうなぁ、ちなみに最新の情報は俺のFacebookとインスタにあげてるからそっちもみといてくれよ?」
「...確認しておこう、仕事は来週からだ、それまでにこいつで準備しろ。」
そう言って男は懐からクレジットカードを出し、こちらに放り投げた。
「おっ?いいねぇ♪俺ぁ金払いがいい依頼主は大好きだ」
「そこに500米ドル入ってる。武器を買うなり、仲間を雇うなり、好きに使え以来の完遂後、もう500ドル支払おう、俺からは以上だ.....あと、ここで聞いた話、外部に漏らせばどうなるか解ってるな?」
「おいおい、もう聞いちまったよ、仕事受ける以外の選択肢無しじゃねぇか、
それとも何か?俺が嫌だっつったら銀色のピカってヤツで記憶消してもらえんのかよ?」
「そんなものは無い、だが記憶でなく貴様の存在そのものを消すことなら片手間でできる。」
「怖いこと言うなって、受けるよ、いいビジネスだ」
「...万一の為ら来週まで貴様には監視がつくからそのつもりでいろ」
「心配すんなよ、傭兵家業じゃプライバシーは基本のキだ。」ニカッ$$
(コイツはいい客だ、久しぶりのビッグビジネス!サクッと終わらして大金もらって、久しぶりに北京ダックでも食いに行こうかな、ウヒヒヒヒッ)
「....ふん、以上の契約で我々は貴様を雇ってやる、当然、ヘマッたり、お嬢様にもしもの事があればいつでも我々は貴様を地上から消し去る準備がある、わかったな?」
.....そんなこんなで俺はガリアッツォ一家に雇われることになった。
かなり短いですが、やっと投稿できました。今回作るのにだいぶ悩みました。先の話とかほとんど考えてなかったし、今も考えてないし...ドウシヨウ...
最近は他の人の小説を読んで勉強してました。余談ですが、 自分が好きなネット小説は全て未完結で作者が失踪します。アニメでもドリフターズの二期を待ってるのですが今世紀中に完結するのかあれは...まぁ、続きはまた今度。