おっさん傭兵の楽しいお仕事〜犯罪都市ルアバマ編〜 作:ヲヲヱ ヱヰヂ
最近ね、仕事がね、あれだったのよ、ウン、やっぱさ、新年度の前に色々さ、あるわけ、というわけで、みんな、見逃してね!
ルアバマの朝、灯りの消えた歓楽街のネオン看板の上に殺人的な日差しが登る。路地裏じゃあ、まるでボロ雑巾かなんかみてぇに転がされたナニカを警官どもが掃除してる、いつものありふれた朝だった_____
そんな
ぼんやりとした脳が徐々に復活する感覚に襲われる。ガリアッツォ一家の
ヤマを引き受け、前金もちょっと貰ったし、今日は武器の買い付けか、などと少しずつ仕事のスケジュールを立てながら、服を着替え、月並みな支度を済ませて俺は買い物に向かった。
大抵の仕事は武器も弾薬も傭兵の負担だ、だから仕事の度に弾薬や武器の新調なんてものをしなくちゃならないんで、傭兵には付き合いのある武器屋ってのが、1〜2軒あるのが普通だ。俺がお付き合いしてんのは一軒、不気味なピエロが描かれた看板のボロい店、 "おもちゃ屋ウィーゼル"だ
ーーーチリンチリン
「いらっしゃい、今イチオシなのは純正のプレイステーションだけどry」
そう言いながら金髪のロン毛に、眼鏡、ヒゲを蓄えた風貌の店主、ウィーゼルが
店の奥から出てきた。
「悪いなウィーゼル、今日はそっちのオモチャじゃないんだ。」
俺は少しにやけながら言った。
「なんだよトミー、来る前に予約しろって言ったろ?ウチは表向きはおもちゃ屋で、子供だって来るんだぜ?」
「予約割引でもありゃ考えてやるよ」
「はぁ...で?プレイステーションじゃなきゃ何買いにきたんだよ?」
「新規の仕事が入った、9ミリを幾らか頼む」
「NATO弾なら在庫が奥にある、付いてきてくれ」
ヴィーゼルに連れられて店の奥の暗い在庫置場に行く、何度も見た光景だが
いつ見てもガラクタだらけだとしか言えない。棚には弾薬箱がまるで崩れそうなジェンガみたいに積み上げられ、アサルトライフルは箱に山積みにされている。
「少しは掃除したらどうなんだ?」
「あいにく親父の代から掃除嫌いなもんでね、ああ、心配すんなよ?銃の性能に支障はない...ああ、これだこれだ」
いまいちキャッチボールが出来ていない会話をしながらだが、どうやらお目当ての弾薬を見つけたらしいヴィーゼルから弾薬を箱ごと手渡される。
「純正パラベラム弾9×19ミリ、60発、税込12ドルでいいよ」
「助かる」
「NATO弾だけでいいのか?こいつもどうだ?AK-47とか、M60なんてのもあるぜ?安くしとくよ」
「あいにく俺ぁ戦争屋じゃないんでね、またなヴィーゼル」
そう言って弾の代金をテーブルに乗せた
「何が違ぇのか俺にはわからねぇなぁ」
ヴィーゼルはヘヘッと皮肉気味に笑いながらそういった。
今回はあくまで護衛、これ見よがしな重武装でもいいが場所や状況によって
不都合になる場合があるため今回はやめておく、ジャケットの下に入っていても不自然でないレベルの小火器、拳銃や小型のサブマシンガンを選んだ。
「依頼日は明日、明後日の飯は北京ダッグか、ステーキか、何にしても弾薬代払っても釣りが来るぜ」
店から出た俺そんなつぶやきはルアバマの青空に溶けて消えていった。
どうも、連チャン投稿ってヤツです。次話では仲間を雇うところかな?
まあ、なんか考えときます。実は2話よりも先に3話ができてました。
紅の豚を見てる時にふと思いついたんですよね。武器商人。
まぁ、読んでる人がいるかどうかは別として、私は映画が大好きです、
アクション映画なら80年代アクションスターがレジェンドですが、最近でも
キングスマンやグランドイリュージョンやら、アクションの合間合間のジョークも最高にカッコよくって、マジで惚れます。
追記、コメント頂けたら幸いです。一応全員に返信するつもりです。
「www」とか「投稿遅いぞクソ投稿者ァ!」とかでもいいです。皆さんの声が励みになります。