自分の家の中を見て回った狩夜はユノと一緒に
外を探索して戻って来ていた
そして、狩夜は呟いた
「此処がまず天宮市で間違いない、なんせ隣が五河家
なんだからな。」
そう、彼の家は五河家のお隣だった。
つい先程探索ついでに隣の家に挨拶しに行ったら出てきたのは四糸乃だった。
狩夜達は四糸乃が出てきて気がついた
隣が五河家であると言うことに。
そして、もうひとつ気がついたことがある。
それは琴里が精霊であると言うこと。
つまり時間軸的には、狂三編が終わった後のだ。
「つまり今は琴里さんを封印すると言うことですね。」
「ああ、そう言う事だ。そういえば、なぜ俺に封印能力がある?」
「それは、たぶん他の神様がついでに追加したんだと思います。」
「面倒くさいをしてくる、と言うかルフス・カリギュラ改めルフス・スライサーはこの赤いブレスレットだとしてだが、NーWGIX/Vは何処だ?」
そう、能力と特典の内3つまで把握できた、だが
いまだにNーWGIX/Vが見つかっていないのだ。
「それに関しては、右ポケットを探ってみてください。」
すると鋼色を主体に赤色でVと書かれたスマートフォン
が出てきた。
「それがNーWGIX/Vの待機形態です。普通のスマートフォンの機能とフラクシナスの2、3倍の超高性能コンピューター端末としての機能が、あります。」
この後分かったのだが、NーWGIX/Vとルフス・スライサーの動力源は、一応、リアライザと言う事になっている。
なぜ一応が、つくかと言うとリアライザの性能が
有り得ない事になっていた。
まずリアライザは使用者の演算を必要とする。加えて出力が高いか、用途が現実離れしているほど演算量が増えるため最新のCRユニットでもほとんどの演算を減らせないので使った後
一気に疲労が体を襲ってくるのだ。だが、NーWGIX/Vとルフス・スライサーに使われたリアライザはこの後
出てくるホワイトリコリスに積まれていたリアライザより出力が、データ上はるかに上なのに中のAIが3分の2の、演算を引き受けるので普通のCRユニットと変わらない
量の負荷しかないのだ。だが。
「それは別にいいとしてだが、何で、NーWGIX/VのAIが死神部隊のJ?!それにルフス・スライサーのAIはブラッドのジュリウス?!」
〈俺にもよく分からない。特異点として終末補食の中に残ったはずだったんだが。〉
《私も、死んだと思ったら此処にいた。》
今喋ってたのは、NーWGIX/Vに積まれているAI、そして、ルフス・スライサーに積まれているAI、そのAIはジュリウスと死神部隊のリーダー、Jだった。
「おいユノ、まさかとは思うがゲームの世界からそのまま
持ってきたのか? リアライザだけいれて」
「あ~実はNーWGIX/Vとルフス・スライサーをリアライザで使うとなると、
有り得ない量の演算が必要なんです。それを軽減するためにお二人をAIとして中に入れたんです。」
「まあ、死神部隊のJは良いとしてジュリウスは特異点なんだからまずいんじゃないか?」
「終末補食は互いに食い尽くしてジュリウスさんと一緒に消えた、と言う事になっています。」
〈それは良かった。 俺がいなくなって世界が補食された、
なんてのはブラッドの皆や、なによりロミオに申し訳が立たないからな。〉
〈お~呼んだか?ジュリウス?〉
「言い忘れていたんですけど、ロミオさんもいますよ?
だってジュリウスさんだけじゃ負荷を減らし切れないので。 さっきのお二人は間違いでした、お三方でした。」
《おい、ジュリウス君がぼろぼろ泣き始めたぞ。》
〈おい泣くなってジュリウス。〉
「とりあえず、全員落ち着け。」
その後も色々ぐだぐただった。
Jは常識はずれな事ばかり言うし、ジュリウスはロミオと話すと度々泣きだすし本当にもうぐだぐただった。
そして、今は近くにあったスーパーに色々な物を買いに来ていた。
「は~、疲れた。 本当に疲れた。 自分の家と周りを探索するために何でこんなに疲れなきゃいけないんだ。」
狩夜はため息を吐いて呟いた。
その時、
「止まって。 ゆっくりとこちらに振り向いて。」
狩夜は言われた通りにゆっくりと振り向いた。
声をかけてきたのは白髪の人形のような整った顔立ちを
した士道と同じ制服を着た少女だった。
はい、折紙さん登場しました。
次回には戦闘の描写を入れる予定ですのでちょっぴり期待して待っててください。