アーマード・ア・ライブ   作:螺旋のキノコ

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鬼神 戦闘終了

 

折紙はN-WGIX/Vを見て廃墟の中に入り込んだ。

今の自分は緊急用のCRユニットを纏った状態、スラスターがない上に武器もレーザーブレード一本しかない。

機動力、総合火力共に負けている。不用意に近づけば

簡単に蜂の巣にされるのは目に見えている。

だからこそ建物の中に入ることで相手の動きを制限する事にしたのだ。

 

折紙「あの装甲は恐らく一撃では貫けない。

だからまずは頭部のカメラアイを破壊する。

そうすれば此方にも勝機はある。」

 

確かに、N-WGIX/Vは巨体故に建造物の中には入れない。加えて周りに建物があるから高速機動をしたら激突するのが当然だ。

しかしその程度は狩夜にとって障害にはならなかった。

 

 

折紙が奇襲をかけるために上の階に上がるため階段を上がろうとした時に折紙は突然寒気を感じ咄嗟に窓を突き破って外に飛び出した。すると今上がっていた階段にズドドドドという音と共に弾丸の雨が降り注いだ。

そして自分が着地した場所にガトリングが乱射された。

折紙は自分がいた廃ビルの上を見るとガトリングを下とこちらに向けたN-WGIX/Vがいた。ここで折紙に少しだけ恐怖心がわいた。相手は同じ人間なのに躊躇いなく自分に引き金を引いたのか、と。

 

 

狩夜は折紙が廃ビルから奇襲をかけてくるるだろうと判断すると武器のリストを開いた。

狩夜「分かっていたが武器が多いな。」

実際リストに載っている武器はゆうに百種類を超えているので少しだけ選ぶのに迷った狩夜。

 

狩夜「まずライフルで狙い撃ちは駄目だ。鳶一折紙が死ぬ

可能性が高い。マシンガンでは恐らくビルを貫通

するには時間がかかる。一瞬でビルを貫通するには

ガトリングを使うのがいいか。」

 

狩夜はリストからガトリングを選択するとスラスターを噴かしビルの上に滞空するととくに狙いをつけずにビルに向かって引き金を引いた。

すると折紙が側面の窓を突き破って外に出てきた。

そこに狩夜は牽制目的でガトリングを乱射した。

 

狩夜「ここで一端撤退してくれると助かるんだが。」

ここでガトリングを乱射したのは二つの思惑がある。

まず折紙に此方は容赦をしないと思わせること。次に

折紙と狩夜の装備の違いを見せ付ける事。

これで折紙は一先ず撤退していくだろうとふんでいた。

 

折紙「・・・分かった。ここは退いておく。」

そういうと折紙はCRユニットを解除し、歩き去った。

 

 

 

 

その後待たせていたユノと合流し帰路に着いた狩夜。

 

J《この世界に初の戦闘はどうだった。》

とJが聞いてきた。

狩夜「戦闘とも呼べないさ、あれは。」

 

J《まあ、私ならライフルで一発で

仕留めただろうがな。》

と物騒な事を言うJに狩夜は、

狩夜「いや、仕留めたら駄目だからな。」

とツッコミを入れる。

そんなコントみたいな会話をしていると、突然狩夜と空気になっていたユノは浮遊感を感じ目をとじた。

もう大丈夫かと目を開けたらなんだかSFチックな部屋にいた。

 

ユノ「ここは何処でしょう?」

ポカ~ンとした顔で聞いてくるユノ。

狩夜「まあ、多分フラクシナスの中だろう。」

それに反し平然としている狩夜。

 

そして、目の前のドアが開くと胸ポケットにつぎはぎの熊の人形を入れた、目の下の隈がひどい女性が入ってきた。

令音「やあ、はじめまして。私はここで解析官をしている

村雨令音という者だ。よろしく頼む。」

狩夜「ああ、よろしく。」

落ち着いて狩夜が返すと、隣でユノが

ユノ「は、はい。よろしくお願いします。」

少し慌てて返した。

令音「ん。では私についてきて貰いたいのだが。」

 

狩夜「分かった。行くぞ、ユノ。」

 

ユノ「はい。分かりました。」

そう言ってフラフラ歩いている令音の後ろを歩いていると

ユノが「フラフラ歩いているけど大丈夫でしょうか?」

と聞いてきた。

狩夜「まあ、大丈夫だろう。」

となげやりに返す狩夜。

なんだか物凄い気楽な二人だった。

 

その頃狩夜のルフス・スライサーとN-WGIX/Vの

中では、

ロメオ〈なあ、ジュリウスいいのか、こんなんで?〉

ジュリウス〈俺に聞くな。おれが聞きたい位だ。〉

ゴッドイーター二人が疑問を持ち、

J《フフフフフフ。》

一人の死神がまるで某運命の外道神父のように笑っていた。

 

彼等はどこに居ようが良くも悪くも通常運転である。

 

 

 

 

 




はい、今回はここまでにします。
次回かその次辺りに設定をいれようと思います。
では、さようなら~。
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