あんまり期待しないでくだせぇ
とにかく暴れることが好きだった俺は
学生時代から暴れまくってきた。
大人になって今でも
暴れたいという気持ちは変わっていない。
淳也「散々やってたなぁ」
その言葉を発した時には
暴走列車だった頃の面影はなかった。
そして、もうそろそろその暴走列車は
新しい燃料が入ろうとしていた。
今、自分はサークルで働いてる。
バンドを解散してからまりなさんに拾ってもらって
今はここで仕事をしている。
昔バンドをしていたこともあって
基本的な仕事は全部できるようになっていた。
そしてここはガールズバンドを応援するライブハウスであるために
たくさんの女性が出入りする。
その中でもよく出入りしてるのが、
ロゼリアというバンドがよく出入りしている。
そのロゼリアというバンドから少し相談を受けた。
友希那「あなた昔バンドをやっていたようだけれど、あなたの昔やっていたバンドの曲を見させてもらうことはできないかしら?」
淳也「別にいいけど、来週にしてもらっていいかな?」
友希那「わかったわ、楽しみにしてる。」
そっから俺はノンストップで準備を始めていった。
昔の仲間をかき集め、昔の楽器を復活させて、なおかつ仕事にも追われながら準備を続けていった。
そして、ゆきな達と約束してから3日後
俺はまりなさんにとある相談をしていた。
淳也「今週の土曜日そこのライブステージ貸してもらっていいですか?」
まりな「うーん、、、ちょっとオーナーに相談してみるね。」
淳也「すいません、わざわざありがとうございます。」
まりな「でも、どうしたの?急にステージ使いたいなんて。」
淳也「ゆきなに昔やっていたバンドを見せて欲しいと言われたのでちょっと見せることにしました」
まりな「そうなんだ、頑張ってね!」
淳也「ありがとうございます。」
それからあっという間に時間は過ぎて、もうそろそろでライブ当日。
というところまできたけれど、一つだけ問題があった。
昔のようには俺が歌えるか、ということだった。
昔は客席に飛び込んでも普通の歌声を保てていたが、今では普通に棒立ちで歌ってもまともに歌えるかどうか分からないような状態。
それでももう決めたんだと心に刻み込んで、ライブの前日まで来た。
淳也「楽器の状態もいいし、この状態で引き継いでいったら明日も大丈夫そうな」
そうすると、昔からの仲間であったベーシストからこう言われた。
「珍しくまあまあのライブハウス借りれたし、久しぶりに暴れてみね?」
それを聞いて俺は。
淳也「いいね!! 久しぶりに大暴れしてみるか!!」
そして次の日、ライブ当日の朝
淳也「ロゼリア気にも見たい人ちょっといたから呼んできたから。」
「おっ、やるじゃん 久しぶりに暴走列車に戻っちゃう?」
淳也「その言い方はやめてくれよ。でも、今回は久々に暴れてみるか。」
そして、ライブ本番直前
淳也「さあ、もうそろそろだなぁ」
そして、俺たちはステージで飛び出ていった
“ are you ready f、、king everybody! Next song is call “
“SHADOW MOSES”
そして俺はこのライブで好きなだけ暴れまわった。
五六十人来ていた観客の上に飛び乗り、膝を抱えて持ち上げてもらいながら、絶叫した。
こんな楽しいライブは久しぶりだと俺個人は思っていた。
それはメンバーも思っていることは一緒だった。
「お前があんな声出すの久しぶりだったけど、よくやったなマジで」
淳也「まぁ、あれくらいは全然大丈夫」
そして、その後にまりなさんが駆け寄ってきた。
まりな「ちょっと!! いったいどうしたのあのライブ!!
すごいことことになっていたじゃん!!」
淳也「そんなことないですよ。
やりたいことをライブでやりまくっただけなんで。」
そんなこと言っていたら、ロゼリアの5人がよってきた。
友希那「わざわざ私達のためにライブをしてくれてありがとう。
最後に一つだけ質問があるのだけれど、」
淳也「ん?」
友希那「あなたは昔からその様なライブをしてきたの?」
淳也「まぁ一応
好きなことを好きなようにやって行くっていうのが俺らのコン
セプトだからね。」
友希那「やっぱりあなたは本物だったみたいね
淳也、私たちのバンドに入らない?」
淳也「よしてくれよ(笑)
これでも一応音楽から身を引いた人間なんだから
そんな強引に詰め寄るのは、あんまよくないよ」
友希那「でも、あなたが加われば、私達は頂点に行ける」
淳也「お前らだけで天下は取れる、それはもう今のお前らを見たら、
決定事項のようなもんだよ。
どこからどう見ても昔の俺らより人気だし
ライブでも人を集めてる
どこからどう見たお前達の方が演奏上手いんだよなぁ
でもこれだけは忘れないでほしい」
“自分が好きなことをやるのが本当の音楽だ。忘れんなよ”
その言葉を最後に俺はサークルに退職届を置いて出て行った。
その後、ロゼリアはテレビにまで出演するようになり
海外のツアーも決定したという。
「良かったな、淳也」
淳也「ああ、ほんとな
これで良かったと思えるバンドで本当に良かった」
そして俺は
またバンドを始めて好きなように生活している
そして、バンドを再開して1年目に行ったライブに
ロゼリアが来ていた。
ロゼリアの5人は、自分たちのバンドと対バンがしたいと言っていたが
主催してる自分たちが断った。
友希那「どうしてなの?!
私達とライブをするのがそんなに嫌なの?!」
淳也「まあまあ、落ち着いてくれよ
俺達の今やってる音楽と友希那たちがやってる音楽は全然違う
ものなんだ
本当に悪いけど、は対バンはできない。」
友希那「それじゃあ、私達がライブを開いたら、あなた達は来てくれ
るのかしら?」
淳也「その時はもちろんお邪魔するよ。
それじゃあ、そろそろ俺らはライブが始まるから
んじゃ。」
友希那「必ず、あなたとライブをしてみせるわ。」
そして、俺たちはいつものようにステージに飛び出していった
“ let’s go fuckin everybody!”
“ next song is call “
“ Throne “
そして、いつものように飛び込んで暴れまわる
二階の客席からも飛び込んだ
久しぶりにウォールオブデスもさせてみた
やはり好き勝手にやるのは楽しかった。
淳也「やっぱりこうやって暴れるのは楽しいな」
MCの最中に俺はこう言った。
俺はこういう風に生きているというものの象徴的な言葉かもしれない
俺はこの時そう思った。
こんな感じで俺らは
1度止まったけれどまた暴れだした
多分もう止まることはない
でもそれでいい
淳也「暴れて生きてくのが俺たちだな」
そんなことを思いながら、俺はデッドポップのメインステージに立つ。
お借りした曲
bring me the horizon
shadow moses
https://m.youtube.com/watch?v=-k9qDxyxS3s
Bring Me The Horizon - Throne
https://m.youtube.com/watch?v=Ow_qI_F2ZJI