尾刈斗中との練習試合前日、いつも通り河川敷での練習、みんな色々な所で別の練習をしていた。
「「「ローズストライクTC!」」」
響、暁、電が守にシュートを撃つ
「ゴッドハンド!」
響達のシュートは守にしっかりと止められる。
染岡君は必殺技を完全にものにするためにシュートの練習、他のみんなは基礎から応用の練習をしていた。そして僕と風丸君は
「今日が最後だからこれで完成させるよ」
「あぁ!今日でものにしてみせる」
河川敷で風丸君と練習し始めてから風丸君はかなり上達しドリブル技を習得していた、今やっているのは2人で撃つシュート技の練習だった
「いくぞ園城寺!」
風丸君と一緒に空中にボールを蹴りあげ風丸君と同じタイミングで跳ぶ、空中で左右から同時にシュートを撃つボールは風と華が合わさるが蹴り出されたたんに風と華が消える
「またか」
「もう1回だ!」
そしてもう一度やるが失敗する。
「なんで出来ないんだ」
風丸君はかなり悔しそうにしているが僕は風丸君がかなり焦っているように見えた。
「風丸君何をそんなに焦ってるの」
「!お前は焦ってないのか試合は明日なんだぞ、次は引き分けは許されない」
「だけど焦ってるうちは何をやっても上手くいかないよ、少し落ち着こう」
「そっそうだな」
そう言って僕らは休憩していた。その間に染岡君の必殺技を完全にものにしていたのを見ていた。そしてそこに豪炎寺君がやって来て守たちと何か話していた。それを僕達は遠くから見ている。守がかなり喜んでいるので豪炎寺君がチームに参加してくれたのだろう。
「豪炎寺入るみたいだな」
「そうだね」
「俺さ前の試合でなんにもできなくて悔しかったんだ、助っ人で来たのに何も出来なかった事が」
「だから次の試合では結果を残さないとって焦ってたんだね」
「あぁ」
「そっかでも大切なのはサッカーを楽しむことだよ、確かに悔しい気持ちも分かるけど楽しむことを忘れたら何も上手くいかないよ」
「そういうものなのか」
「少なくとも僕はそう思ってるよ」
「楽しむことか、ありがとう少し話したおかげで楽になった」
「じゃあ練習再開だね」
「あぁ!」
「いくぞ園城寺!」
「いつでもいいよ!」
先程とは違い蹴りあげられたボールは凄い風を起こし花吹雪の様になる。そして空中で左右同時にゴールに向かってシュートを撃つ!
「「ウィンドアンカー!」」
2人がシュートを撃つ瞬間に花吹雪は消え紅い風を纏いゴールに突き刺さる
「でっできた」
「完成だね」
「あぁ!」
先程のシュートを見た守達がやってくる
「華音!風丸!今のシュートすげぇな!」
「俺達も必殺技が欲しくなってきたっす」
「カッコよかったです!」
そこに後ろから豪炎寺君が遅れてくる
「凄いシュートだったな園城寺」
「これで勝ち筋が大きくなったよ」
すると守は思い出したかのように
「そうだ、2人共!豪炎寺が入ってくれるんだ!」
「園城寺が言っていたこと当たったな」
「まぁあんなに守が嬉しそうにしてたらいいことがあったみたいな想像は出来るから」
「そっそんなにわかり易かったか?」
「うんそうだね」
「これで明日の試合!絶対勝つぞ!」
「「おお!」」