イナズマイレブン 華のストライカー   作:海虎

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17話

帝国との決勝が近ずいてみんなの気合がかなり入っていたが土門君の様子がおかしい。そしてある日の朝、部室に土門君が行くのを見かけたので僕はあとをつけた

 

「イナビカリ修練所個人データ、これか」

 

「土門君何やってるの」

 

「おっ園城寺」

 

僕は土門君に近ずいて持っていたファイルを取り本棚に戻す。

 

「まぁ薄々気がついてたけどさ、土門君帝国のスパイでしょ」

 

「バレちゃったか、それでどうする?」

 

「別にどうもしないよ」

 

「えっ?俺はお前達を騙してたんだぞ」

 

「でも土門君がこっちでサッカーを楽しんでたのは事実だしそれに」

 

「それに?」

 

「土門君は仲間だからね。」

 

「仲間・・・」

 

「だからどうするのかはちゃんと決めてね、帝国に戻るかそれとも本当の意味で仲間になるか」

 

「・・・あぁ」

 

「でも僕も言えたことじゃないか、僕もみんなと同じチームで出来るのはこの決勝が最後だしね。それに守達ならちゃんと受け入れてくれるよ」

 

僕はそのまま部室から出ていった。

 

「ちゃんと決めないとな」

 

 

その日の放課後の練習

 

「染岡!」

 

半田君がパスを回す

 

「貰うよ!」

 

僕がカットをしそのまま上がっていき、土門君はその前に立ち塞がる

 

「何気にお前とこうやって勝負するのは初めてかもな」

 

「そうだね、手加減しないよ!勝負だ土門君!」

 

土門君がスライディングしてくるがそれわ避けるが直ぐに体勢を戻して再び迫ってくる

 

「やるな園城寺」

 

「そっちこそ」

 

そして僕はボールを奪われクリアされた。

 

「土門さんすごいっす!」

 

「まだまだこれからだぜ!」

 

僕達が練習している時にいつもは来ない冬海先生が来た。そこに雷門さんが近づいて行きしばらく何か話していたと思ったらいきなり練習を中断されバスの倉庫に向かうことになった。その途中で土門君が僕に言う

 

「俺、決めたよ」

 

「そっか」

 

 

 

 

「何で夏美は冬海先生に運転させようとしてるんだ?」

 

「さぁ?」

 

バスの中でうだうだやって動かさなかった先生に雷門さんが一喝しエンジンをかけさせている所で僕と土門君が着いた。

 

「さぁ前に出して」

 

「出来ません」

 

「どうして?」

 

「どうしてもです」

 

冬海先生は項垂れていた。そこで雷門さんが1つの封筒を取り出す。

 

「ここに封筒があります。そこにはこれから起きようとした恐ろしい犯罪を告発する物です、バスを動かせないのはあなた自身がバスに細工をしたからではないですか?」

 

「!」

 

「それってどういう」

 

「細工って」

 

「ホントかよ」

 

「ウソだろ」

 

みんなが言う

 

「こたえてください冬海先生!」

 

「フフフ、そうですよ私がブレーキオイルを抜きました」

 

「なんの為に!」

 

「あなた達を地区予選決勝に参加させないためですよ、あなた達が参加すると困る人がいるからその人のためにやったんです」

 

その言葉に豪炎寺君が声を荒らげる

 

「帝国の学園長か!その為なら生徒がどうなってもいいのか!」

 

「あなた達はあのお方の恐ろしさを」

 

「知りたくもない!」

 

「あなたのような教師は学校を去りなさい!これは理事長の言葉と思ってもらっても結構です」

 

「クビですか、そりゃいいいい加減こんな所で教師やってるのもうんざりしてたんですよ、それに雷門に入り込んだ帝国のスパイは私だけではないですよ、ねぇ土門君」

 

冬海はそう言い残し去った、そしてみんな土門君に疑いの目を向け色々言っていい、それに耐えられず土門君は走っていってしまったそれを守が追いかける

 

「みんな聞いてくれないか?」

 

僕はみんなに呼びかける

 

「でもよ」

 

「この告発文誰が書いたと思う?」

 

「確かに」

 

「これを書いたのは土門君本人だよ」

 

「えっ」

 

「土門君は自分で僕達とサッカーをするって決めたんだよ」

 

「そうだったんすか」

 

「言いすぎたでやんす」

 

「じゃあ守達を探しに行こうか」

 

僕達は守を探して稲妻町を走り回り河川敷についた

 

「みんなきたのか」

 

「うん」

 

「みんなごめん!」

 

土門君はみんなに頭を下げる

 

「何のことを謝っているんだ?」

 

豪炎寺君が土門君に言う

 

「だからみんなを騙して」

 

「確かにお前は情報を流していたがちゃんと俺達とサッカーをしていたじゃないか」

 

「そうだぜ土門!それに俺達も言い過ぎたしな。少し考えりゃわかる事なのによ」

 

「そうっすよ」

 

「そうでやんス」

 

「みんな・・・」

 

僕は土門君の肩を叩いて言う

 

「だから言ったでしょ」

 

「あぁ・・・ありがとう」

 

 

 

 

 

 

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