イナズマイレブン 華のストライカー   作:海虎

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28話

翌日、雷門イレブンはグラウンドに集まっていた

 

「試験って何をするんだろう」

 

「わからない、だが花咲学園の監督の出す試験だ並のものじゃないだろう」

 

「よーしみんな絶対に試験に合格しようぜ!」

 

「「おぉ!」」

 

そこに篠原監督が後ろに11人の選手を連れてきた

 

「みんな私の出す試験はこの子達と試合して負けないこと」

 

「この人達は」

 

瞳子が篠原に聞く

 

「この子達は花咲学園のBチーム、要するに二軍の選手達よ」

 

「二軍?私達はエイリア学園に勝利するために旅をしているんです、一軍の選手ならともかく二軍の選手と試合だなんて」

 

「あら、二軍のだからといってこの子達を甘く見ないでね、この子達は貴方達が使おうとしている修練所の特訓を毎日受けてるんだから」

 

「わかりました」

 

円堂達は選手の中に知り合いがいた事に驚く

 

「暁、響、雷、電!」

 

「あら円堂久しぶりね」

 

「久しぶり」

 

「久しぶりなのです」

 

「久しぶりね」

 

「もしかしてお前達もこの試合に参加するのか?」

 

「えぇ!これは非公式の試合だから篠原監督が出てもいいって」

 

「だから円堂この前のリベンジよ!」

 

「あぁ!こっちも負けないぜ」

 

「あれが園城寺の妹達か噂では聞いていたがどれくらいの実力なのか」

 

「妹ってことは1年なのか?」

 

「違うでやんす、小学生6年でやんすよ」

 

「マジかよ、あの篠原って監督俺達を舐めてんのかよ」

 

「木暮君、油断しちゃダメよ。あの子達はキャプテンからゴールを奪うくらいの実力なの」

 

「本当に!円堂からゴールを小学生が奪ったの?」

 

 

暁達を知らないメンバーは驚きの声を上げながらポジションについていき試合が始まった。それを観客席で見ている影が5人

 

「この試合どうなると思う」

 

「僕は円堂君達が勝つと思うな」

 

「私も同じです」

 

風音が話題をふる、アフロディと中川さんは雷門が勝つと予想した

 

「私はうちのBチームが勝つと思います、彼らのレベルがどれだけ上がっているかはわかりませんがBチームは全国大会決勝の時の私達よりも実力は上ですから」

 

「園城寺君はどう思う?」

 

「わからないかな、守達に勝ってもらいたいと思うけど今の雷門には豪炎寺君と染岡君が居ないからね」

 

「後僕は暁さん達も気になるかな」

 

「華音君の妹達ですよね、私たちの特訓を少しだけレベルわ落としたものをやってる」

 

「あぁ、あれで小学生なんだから末恐ろしいですよ」

 

会話をしながら試合を見る。

 

 

試合はBチームキャプテンの菅原が支持を出しながら攻めていく、それを止めようとするが

 

「行かせないよ、アイスグランド!」

 

「効かないよ!暁!」

 

「ナイスパス」

 

「フレイムダンス!」

 

「ヒートタックル!」

 

暁はヒートタックルでフレイムダンスを強引に突破する

 

「何!」

 

「ダーリンの技が簡単に破られるだなんて」

 

「行かせないっす!ザ・ウォール!」

 

「無駄よ!」

 

ボールを蹴りあげて空中に跳び技を躱す

 

「円堂いくわよ!雷、電!」

 

「わかったわよ」

 

「わかったのです」

 

「「「ローズストライクTC!」」」

 

「マジン・ザ・ハンド!」

 

マジン・ザ・ハンドとぶつかり合うが数秒でマジン・ザ・ハンドは破られゴールを奪われる

 

「円堂のマジン・ザ・ハンドが破らるなんて」

 

「流石は園城寺の妹と言うだけあるか」

 

 

「暁達もレベルアップしてる、俺達も負けてられない」

 

そこから雷門イレブンが攻めていくが全てDFに阻まれ0-1で前半が終わる。

 

「これでBチームだなんてそれなら園城寺達はどれだけ」

 

「それに彼等、ジェミニストームよりも強い」

 

「面白くなってきたぜ!みんな後半はどんどん攻めていくぞ!」

 

「「おぉ!」」

 

 

そして後半が始まった。後半もBチームの猛攻が続いていた。

 

「スピニングシュート!」

 

「ゴッドハンド!」

 

しっかりとシュートを止める

 

「一之瀬!」

 

一之瀬にボールを上げ、そのまま上がっていく

 

「一之瀬!吹雪にパスだ!」

 

「吹雪!」

 

「任せろ!エターナルブリザード!」

 

「シュートブレイク!」

 

シュートブレイクではエターナルブリザードの威力を殺すことが出来ずそのままゴールに突き刺さる。

 

 

 

 

「やはり吹雪のシュートを止められませんか」

 

「だけど今の雷門は」

 

「うん吹雪君に頼りすぎてる、彼が潰された時どうなるか・・・」

 

「そうだね、でもそこは守がなんとかするはずだよ」

 

「園城寺君は言ってあげないのかい」

 

「ああいうのは自分で気づかないとだめだよ」

 

「僕達も練習に戻ろうか」

 

「そうですね」

 

 

 

そして試合は1-1で終わった。

 

「引き分けか」

 

「これじゃあ試験は・・・」

 

そこに篠原監督が降りてくる

 

「雷門イレブンのみんなお疲れ様、試験の結果だけど合格ね、修練所を使わせてあげる」

 

「ほんとですか!ありがとうございます」

 

「じゃあ着いてきて」

 

円堂達はついて行き扉の前に着き入る。

 

「これが花咲学園の修練所」

 

「円堂あれ見てみろよ」

 

そこには園城寺の姿があった。そして園城寺の前にはマシンが置いてあり無数のボールが園城寺に迫っていく。

 

「危ない!」

 

「華音ならあれくらい大丈夫よ」

 

園城寺は跳んでくるボールを全て蹴り返す

 

「すごいっす」

 

「あれが園城寺君・・・」

 

そして修練所の機材の説明をしながら案内され、また入口に戻ってくる。

 

「じゃあここを使って各自好きに特訓していいわよ」

 

そう言い残し篠原監督はどこかに行く

 

「ではここの施設で特訓を開始します、花咲学園の選手の邪魔にならないようにしなさい」

 

「「はい!」」

 

 

 

監督が守達を連れてきた、なるほどあれは試験と言いつつBチームの実力を測るためにやったのか。そして特訓を一旦やめて守達の元に向かう。

 

「久しぶり守!」

 

「華音久しぶり久しぶりに一緒に特訓やろうぜ!」

 

「いいよ」

 

 

「よっしゃあ!特訓開始だ!」

 

守にシュートを撃つ

 

「ローズストライク!」

 

「マジン・ザ・ハンド!」

 

マジン・ザ・ハンドを簡単に破る

 

「華音!またローズストライクの威力が上がってるな」

 

「守もその技の精度が上がってきてるよ」

 

そしてしばらく守と特訓を続けた。そこに中川さんがくる

 

「華音君、今日もよろしくお願いします」

 

「もうそんな時間か」

 

「華音何かこれからするのか?」

 

「今から中川さんの新しい技の特訓をするんだ」

 

「俺も行っていいか?」

 

「僕は良いけど」

 

「私もいいですよ」

 

そこから僕達は特訓を続けた、そして・・・

 

「うぉぉぉぉぉ!」

 

右手に力を溜め突き出し左手で右腕を支える、後ろにフェンリルが表れシュートに喰らいつきシュートを止める。ボールは右手に収まっていた

 

「いっ今の」

 

「やった!ついに完成した!」

 

「やったじゃないか!中川!」

 

「ありがとうございます!華音君!円堂君!」

 

必殺技の完成に喜んでいた時ドォォォォォォォンと言うものすごい音が聞こえてきた。

 

「なんだ今の音」

 

「まさかエイリア学園!」

 

「いや予告があったのは後3日後、あれ多分風音達だ」

 

「行こうぜ。」

 

「うん」

 

僕達は守に続いて風音達がいる場所に向かう、その途中で雷門イレブンのメンバーや花咲学園のメンバーと合流した

 

「円堂、今の音はまさか」

 

「いや鬼道、華音が言うには福路達だって」

 

「じゃああの音は・・・」

 

ドォォォォォォォン

 

「まただ」

 

「行こう!」

 

僕達が風音達が練習しているグラウンドに行くと3人で技を撃つ途中だった。

 

「「「ホーリーランス!」」」

 

ドォォォォォォォン

 

ボールを3人で蹴りあげ3人に白い翼が生え3人同時に翔く!3人でボールを蹴る。ボールは強い光を帯びてゴールを入る。

 

「よし完璧だな」

 

「えぇこれで園城寺君に負担をかけないですみます」

 

「そうだね、でも凄いシュートだこれなら」

 

「「「エイリア学園にも通用する!」」」

 

そこに僕達がなだれ込む

 

「風音」

 

「あっ園城寺にみんな、それに雷門まで」

 

「凄いシュートだったな!」

 

「お前らいつの間にあんな技を」

 

「これは私達も負けていられませんわ」

 

「鯱、久寿川君いきますわよ」

 

「そうだな、俺も負けてられない!」

 

そう言い残し華音と中川以外の花咲学園の選手達は特訓に戻る

 

「なぁ今のシュート撃ってみてくれないか」

 

「円堂君?」

 

「今のシュートを受けてみたいんだ!」

 

「いいぜ」

 

「待ってください!私に先に受けさせてください!」

 

「確かに中川さんの技もさっき完成したんだ、それの威力を試したい」

 

「なるほどね」

 

「でもまずは円堂からだ」

 

「福路君どうして」

 

風音が中川さんに小声で言う

 

「先に言ったのが円堂だからだ!お前が円堂をライバル視してるのは知ってる。」

 

「なっ、そんなこと」

 

「いずれ勝ちたいならそこでよく見てろライバルの姿を」

 

「わかりました」

 

「円堂待たせたな、」

 

「いいぜ、よしこい!」

 

「キャプテン頑張るっす!」

 

「止めろやー円堂!」

 

 

雷門イレブンのメンバーが円堂を応援する

 

「行くよ!円堂君」

 

「公式戦じゃないがここで決勝のリベンジだ!」

 

「えぇ覚悟はいいですか」

 

 

「「「ホーリーランス!」」」

 

シュートが迫る、守は背中からオーラを出し化身をだす

 

「グレイト・ザ・ハンド!」

 

化身でシュートを受け止めるがじりじり後ろに下がっていく。そして守ごとゴールに入る

 

「化身が破られるなんて」

 

「あのシュートどれだけの威力なんだ」

 

「すげぇ!今のシュートもう1回撃ってくれ!」

 

「ごめんな、もう1人このシュートを受けたい奴がいるんでな、こい中川!」

 

「今度は私の番です、いつでも来てください!」

 

「あぁいくぜ!」

 

「「「ホーリーランス!」」」

 

「これが私の新必殺!フェンリルハンドだぁ!」

 

お互いの技がぶつかり合う。そして光が弱くなっていくがフェンリルの牙に亀裂が入り弾け飛ぶ。技はお互いに破られたが中川さんはシュートを止めることができた。

 

「互角か」

 

「いいえ私達の負けです。結果はどうであれボールはゴールに入っていません」

 

「くそっ嬉しいんだか悔しんだか」

 

「なるほどこれがチームで強くなるってことなんだね」

 

 

 

 

雷門イレブンはこの様子を見ていた。

 

「円堂」

 

「俺達も負けていられないな」

 

「あぁ!俺達も華音達に負けないように特訓だ!」

 

「「おぉ!」」

 

そこに瞳子監督と篠原監督がやってくる

 

「盛り上がってるところ悪いけどもう練習終了よ」

 

「そんなぁどうにかならないんですか瞳子監督」

 

「そんな事言われても、ここは花咲学園の修練所だから」

 

「ごめんね、ここは7時に閉めるって決まりなんだ。」

 

「そうなんですか」

 

雷門イレブンは項垂れるそこに千堂がやってくる

 

「みんな、今日は新必殺の祝いだ!うちに来い!」

 

「わかりました」

 

「準備をしたら行きます」

 

「待ってるからな!後雷門イレブンのみんなも園城寺達と来いよ!」

 

「はっはい」

 

 

そうして雷門イレブンと一緒に千堂亭に向かいお互い交流を深めていき明日への英気を養った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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