39話
エイリア学園との戦いが終わり3日がたったある日、僕は篠原監督に呼ばれていた。
「華音、来たわね」
「何ですか?監督」
監督が封筒を渡してくる
「監督、これは」
「華音、あなたサッカー留学をする気はない?」
「留学ですか」
「えぇ、あなたのプレイを見た留学するチームの監督が是非にと」
「それでそのチームって」
「イタリアのオルフェウスよ、イタリアの強豪チームの1つ」
「・・・」
「本当はもっとはやく伝えたかったんだけどエイリア学園の件があって少し言うのが遅くなった、ごめんなさい」
「それでいつまでに返事をすれば」
「そうね、行くとするなら準備もあるだろうから1週間後には知りたいわね」
「わかりました、失礼します」
僕は封筒を持って部室に戻る、その日の練習を終えて家に帰り両親に相談する
「留学かすごい話じゃないか」
「えぇ」
「でも暁達の面倒とか」
「馬鹿ね華音は」
「えっ」
「あなたにはやりたいことを大分我慢させてきたわ」
「だからこの話は華音のしたいようにしなさい、暁達のことは私たちにまかせなさい」
「ありがとう」
「それで華音はどうしたいの」
「僕はイタリアに行ってもっと強くなりたい!」
「じゃあそうしなさい」
僕は直ぐに監督に電話をかける
「華音どうしたの?」
「監督決めました、僕イタリアに行きます」
「そう言うと思っていたわ、じゃあ先方にも連絡しておくわね」
「ありがとうございます」
この事から3週間がたち僕はイタリアに旅立った。暁達はとても応援してくれたが風音達に行き先を黙って行ったことは少し申し訳ないと思っている。そしてイタリアの空港につき、留学先のオルフェウスの監督が迎えに来てくれていた。
「君が園城寺君だね」
「はい、あなたはパオロ監督で良いんですよね、これからよろしくお願いします」
「それじゃあさっそく今日から練習に参加してくれ」
僕はパオロ監督に連れられてオルフェウスの練習グラウンドに行く、そこで自己紹介をした。
「園城寺華音です、よろしくお願いします」
「副キャプテンのフィディオ・アルデナです、よろしく」
これからお世話になるチームのメンバーに挨拶を済ませて練習に参加した。僕はここで世界のレベルの高さを痛感し、彼らに負けないように頑張っていった。最初は練習にもついていけていなかったが今ではついていけるくらいに自分のレベルアップを実感していた。そして留学先のイタリアの地でフットボールフロンティアインターナショナル通称FFIの開催を知った。
オルフェウスはイタリアにあるチームの1つとして扱います、イタリアの代表はリーグで1位のチームという設定にします。