イナズマイレブン 華のストライカー   作:海虎

50 / 72
47話

代表決定戦当日、イタリア代表グラウンドには既にMr.KとチームKがいた

 

「逃げなかったか」

 

「約束です、俺達が勝てばイタリア代表の座は返してもらいます」

 

「無論、だがそいつらは」

 

「俺達は日本代表イナズマジャパンのメンバーです」

 

「負傷したメンバーに代わって彼等が出てくれると言ってくれてます」

 

「ふっ帰ってきたか鬼道私の作品よ」

 

Mr.Kが振り向く

 

「!」

 

「お前は」

 

「影山零治!」

 

「やはりか」

 

「ではこの人が」

 

「卑怯な手で何度も襲いかかってきた元帝国学園の総帥だ、俺のじいちゃんも」

 

「まさかみんなの怪我も」

 

「何を企んでいるのかはわからないが自らの野望の為にイタリア代表を利用しようとしてるのは間違いない」

 

「影山」

 

「くっ」

 

「総帥はK、Mr.K」

 

「!」

 

前に出てきたのはマントと髪型以外全く鬼道と同じ格好をした男だった

 

「紹介しよう、チームKの司令塔デモーニオ・ストラーダだ」

 

「デモーニオ」

 

「鬼道にそっくりじゃないかあいつ」

 

そしてチームKの選手達はポジションについていった、オルフェウスのメンバーもポジションにつく

 

FW アンジェロ フィディオ カノン 不動

 

MF 鬼道

 

DF ベント オットリ 佐久間 ガッツ マルコ

 

GK 円堂

 

 

チームKボールからキックオフ、ビアンコからデモーニオにパスが出され鬼道に向かっていく

 

「この試合でお前には消えてもらう」

 

「なに」

 

「真イリュージョンボール!」

 

「鬼道が抜かれた」

 

「あの技は」

 

デモーニオはどんどん上がっていくベントがディフェンスに行くが簡単に抜かれる

 

「なに!」

 

「ビオルテあがれ」

 

「ビアンコは右サイドだ」

 

「これは!」

 

「どうなんっているんだ、帝国学園の動きその物じゃないか」

 

「これ以上行かせるなマルコ、オットリーノディフェンスラインを下げるんだ」

 

それも間に合わずに抜かれる

 

「ビオルテ」

 

デモーニオはビオルテにパスを出す

 

 

「ディフェンスラインがバラバラだ」

 

「やっぱりいつものメンバーじゃないから」

 

「俺達の怪我さえなければ」

 

 

「どうすればいいんだ」

 

「フィディオ、鬼道は影山の戦術を知ってる中盤は鬼道に任せてくれ」

 

「頼む鬼道」

 

「あぁ」

 

「ロッソ逆サイドへ、ベルディオは右だ」

 

「アンジェロ逆から来るぞ、アントン右サイドだ」

 

「佐久間、ロッソにつけ」

 

佐久間はロッソにつかずベルディオに向かうがデモーニオのパスはロゼオの元に向かう、またロゼオからデモーニオにパスが渡りシュートを撃たれる

 

「うぉ!」

 

円堂がしっかりとキャッチする、そこから鬼道にボールがまわるが動きが鈍い

 

「しっかりしろ鬼道!お前がゲームメイクしなければ勝てないぞ」

 

「・・・あぁ」

 

(鬼道君、全く集中できていない。あれじゃあ戦力外だ)

 

不動が鬼道からスライディングでボールを奪う、そこで不動達は決意をあらわにしチームKに攻めていく

 

「不動!」

 

鬼道からパスを受けた不動はダイレクトで華音にパスし、華音はシュートを撃つ

 

「ぐわぁぁぁぁぁ」

 

ノーマルシュートでインディゴごとゴールにぶち込み点を決めた。

 

「なん・・・だと」

 

「・・・君達に必殺技を使う必要なんてない、ただのシュートで充分だ」

 

華音は冷たい目でインディゴを見下ろして自陣に戻る

 

「カノン、ナイスシュート」

 

「ありがとう」

 

チームKボールで試合が再開される、先程と同じでデモーニオ中心で攻め上がる

 

「これが究極のベンギンだ」

 

「皇帝ペンギンX !」

 

「怒りの・・・速い」

 

円堂は技を出すのが間に合わずゴールに入れられてしまう。1-1となり試合は振り出しに戻された

 

「今のは」

 

「皇帝ペンギン1号」

 

「だが威力はそれ以上なのにあいつ全く」

 

「あんな撃っただけで消耗する技と一緒にするな、これが究極のペンギン、皇帝ペンギンXだ!」

 

ここで前半終了のホイッスルがなる、ハーフタイム中鬼道は思い詰めた顔をしていた。離れた所で華音がフィディオに告げる

 

「今の鬼道君は戦力外だ、後半は僕中心にボールを集めて欲しい」

 

「・・・そうだな」

 

「すぐに立ち直ってくれればいいんだけど」

 

 

後半がはじまり、フィディオは1度鬼道にボールを渡すが渡した瞬間にスライディングを受けるそれを辛うじて躱す

 

「鬼道みんなに指示を出すんだ」

 

「役たたずが、ここからは俺が指示を出す後に続け!」

 

「「「えっ!」」」

 

「俺の指示通りに動けば良いんだよ」

 

「しかし」

 

不動は上がっていき指示を出す

 

「今だFW左右に散れ!」

 

不動は1人前に出た形見となり誰も動けなかった、その隙にデモーニオにボールをカットされる

 

「ゲームメイクも二流品だな」

 

「なに!」

 

「ふざけやがって」

 

(鬼道も不動も機能してない俺がとめないと)

 

「フィディオ君、ここは任せて!」

 

華音がデモーニオと対峙する

 

「俺はお前達に憧れていたよ。イタリアの白い流星、そして日本からきた薔薇の皇帝、園城寺華音」

 

「・・・」

 

「だが今は違う、俺達には力がある世界と戦える力が」

 

デモーニオはフェイントで華音を抜こうとするが抜くことができずにカットされる

 

「哀れだね君達」

 

「なんだと!」

 

「誰かからもらった力じゃないと戦えないだなんて」

 

華音はそのままチームKのメンバーを抜いていきシュートを撃つインディゴは止めることが出来なかったがデモーニオが戻ってきておりそこから技を撃ってきた

 

「皇帝ペンギンX!」

 

皇帝ペンギンXは円堂の守ゴールにせまる

 

「怒りの鉄槌!」

 

ロングシュートだった為威力が落ちていた。円堂はそのままボールを持って上がっていく

 

「みんなピンチは凌いだぞ!」

 

「鬼道?」

 

「佐久間俺達もいくぞ!」

 

鬼道が指示を出し攻めていく

 

(どうやら立ち直ったみたいだ、さすが守だ)

 

フィディオにボールがまわるとディフェンスをごぼう抜きしていく

 

「調子にのるな二流品共!」

 

デモーニオがフィディオにあたるが途中で動きがとまる、フィディオがそこからシュートを撃つがゴールをから逸れる

 

「どこに撃っている」

 

「ここだ!」

 

「メガトンヘッド!」

 

ボールはそのままゴールに吸い込まれた。2-1でまたオルフェウスがリードする。

 

「よし」

 

「守!」

 

「やったぜフィディオ!」

 

またチームKのボールで再開されるがデモーニオはボールに触れることができずに足が止まる

 

「ボール、ボールはどこだ」

 

「デモーニオお前目が」

 

「拒絶反応が出たか」

 

「拒絶反応・・・」

 

「お前には鬼道有人を超える存在になれるようプログラムをあたえた、だがお前の才能ではプログラムを100%開花させることはできなかったようだな。拒絶反応が出たのはその為だ」

 

「そんなこったろうと思ったぜ」

 

「影山」

 

「大丈夫です、まだやれます」

 

「もうやめろ!あいつはお前を利用しようとしてるんだぞ!自分の野望の為に!」

 

「かまわないさ、お前にはわからないだろう俺達の思いなど、これがあたえられた力の代償というのならこの程度の苦しみ耐えてやろう!俺は究極!俺こそ最強!誰も俺に勝つ事などできない」

 

「力か」

 

「似ている力を求めていたあの頃の俺達に」

 

「あれをやるぞ不動」

 

「あれを?ここでか?」

 

「影山の野望を打ち砕くにはそれしかない」

 

「しかしあの技は未完成だ、上手くいくねぇ」

 

「できるさ俺達が影山の人形でも作品でもなければな」

 

「ふっ確かに奴に突きつけてやるにはちょうどいいかもしれねぇな」

 

「待ってくれ、俺にも協力させて欲しい」

 

「佐久間、あぁわかった」

 

オルフェウスのスローインで再開される、華音にボールが渡る

 

「園城寺!俺達に考えがある1度だけチャンスをくれ」

 

「・・・わかったよ、鬼道君!」

 

鬼道にパスをだす

 

「いくぞ!」

 

「「「皇帝ペンギン3号!」」」

 

「そんな技!俺の皇帝ペンギンXで」

 

「皇帝ペンギンX」

 

皇帝ペンギン3号が皇帝ペンギンXの威力を上回りデモーニオとインディゴごとゴールに叩き込む

 

「皇帝ペンギンXが負けた、なんなんだ今の技は」

 

「俺達が生み出した俺達だけの技」

 

「皇帝ペンギンの最終進化系」

 

「皇帝ペンギン3号だ」

 

「進化だと」

 

チームKボールから再開されるがデモーニオは全く動かない

 

「俺が・・・負けた。俺は究極の存在誰も俺には勝てないはずなのに進化したペンギンに負けた究極になれなかったんだ」

 

「パスだデモーニオ」

 

「デモーニオお前はこれくらいで諦めるやつじゃなかっただろ」

 

「ビアンコ・・・でも俺は究極じゃなかったんだよ」

 

「もういいんだデモーニオ!こんな力俺達には大きすぎたんだ」

 

「ビオルテ・・・ 」

 

「戻ろうデモーニオ、力なんてなかったけど俺達のサッカーができていたあの頃に」

 

「でもでも!」

 

「大切なのは勝つことじゃない、全力で戦うこと!そう言ったのはお前じゃないかデモーニオ・ストラーダ!」

 

「みんな」

 

デモーニオはマントとゴーグルを外し髪もほどく

 

「フィディオ君、まだ試合は終わってないディフェンスをかためるんだ」

 

「カノン」

 

「華音の言う通りだ!気合い入れてこうぜ」

 

「あぁ!」

 

「攻めるぞデモーニオ!」

 

「あぁいくぞみんな!」

 

デモーニオ達が攻めていきしばらくすると試合終了のホイッスルがなる、3-1ディフェンスオルフェウスがイタリア代表の座を守った。

 

「ありがとう大切なことを思い出すことができたよ、イタリア代表として頑張ってくれ、俺達はまた俺達のサッカーをはじめる」

 

「あぁ」

 

「守、今回はありがとう」

 

「次にあう時は日本代表とイタリア代表としてだな華音、フィディオ負けないぜ!」

 

「こっちこそ負けないよ」

 

「あぁ試合で会おう!」

 

スルト拍手が聞こえてきてMr.Kがこちらに来る

 

「そう、イタリア代表は君達オルフェウスだ、だがイナズマジャパン君達日本代表がこんな所にいていいのかな」

 

「なに!」

 

モニターに映し出されるたのはスタジアムの映像だったそこにはイナズマジャパンとジ・エンパイアの姿があった

 

「なんだって!」

 

「ジ・エンパイア対イナズマジャパン!」

 

「バカなアルゼンチン戦は明日のはず」

 

「どうなんってるんだ!」

 

「まさか!」

 

「守、急いで港に行くんだ!まだ最後の船がある!それに乗れば間に合うはずだ」

 

「わかった」

 

守達とバスに乗り港へと急いだ

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。